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[関西旅行1日目]
1日目は飛行機で京都に無事到着した。
飛行機に乗ると、
どうしても海外に行くようなテンションになってしまうが、
当たり前の事だが、京都も、2日目に行く大阪も日本国内である。
ただ、海外旅行だろうと国内旅行だろうと、
機内誌にはいっつもいい意味で時間を奪われる。
今回はJAL便を利用したので、機内誌はお馴染み「SKYWARD」
1月号の特集の「オアフで最高の親孝行をする」という記事は思わず夢が膨らんだ。
最近になって、
僕は紀行文やらエッセイやら、と言ったロースピードな文体が好みになった。
僕が生涯の中で一番勉強していたと考えられる中学受験時代(あえて小学生時代とは言わない)、
塾の国語の授業で随筆文とか物語文とか、紀行文とか。
問題ごとにカテゴライズされた文章の解き方のコツは覚えたけど、
その文章の味には全く気がつかなかった。
そもそも、その頃から高校1年生にかけて、
僕はいわゆる古典ミステリーやらSFやら、ライトノベルやら
今思うと中高生が好きそうなものをぶわーっと読んで満足していたので、
紀行文などの「ロースピード」なものは正直好きじゃなかった。
だが、今、この様な機会でちょろっと読んでみると、
取材をしたライターがたんたんと書いてくれる文章で、
僕は色々な風景を楽しんでいる。
また、機内誌などの雑誌はやはり写真やデザインが美しいのも
魅了される要因の一つだと言える。
長々と書いてしまったが、
そんな事をわずか1時間程度のフライト中に考えていたわけで、
あんまり魅力的に感じていなかった今回の旅行も、
別の楽しみ方が出来てきて、ちょっとウキウキしたのだった。
ちなみに、そう思わせてくれた「SKYWARD 1月号」はしっかり鞄の中に入れた。
![09](https://blog.youkoba.page/wp-content/uploads/2011/01/09-300x225.jpeg)
空港から出てバスで移動。目的地は京都の名店「順正」
バスではカーテンやら何やらで外があまり見れなかった。
「なんだ京都もやっぱり東京と同じ日本だ」なんて思ってたら、
順正に来て、その考えは跡形もなく消え去った。
お店の入り口は紛れもなく高そうな日本料理店のソレで、
門をくぐって入っていくと、奥ゆかしい上品な日本庭園が広がっていた。
味もモチロンうんまい。
さすが老舗。ゆっくり食べる懐石料理で、充分に味と風情を楽しめた。
食べ終わった後は観光まっしぐらだった。
八坂神社で賽銭を投げて、家族で改めておみくじをひき、勝守を買った。
清水寺で写真を撮りまくり、階段で転びそうになった。
クタクタになってホテルにチェックインしたけれど、
すぐにお腹が減ったため四条通りを彷徨うが、
父のオススメの店は見つからず、結局ホテルの近くの無名な小さな食堂でうどんをすすった。
僕のきつねうどんは、思ってたより美味かった。
寒い中歩き回っていたので、温かいうどんはより美味しさを増したのかもしれない。
そして、部屋に戻り。
アッツい風呂に入り、こうしてiPadで今日とった写真を整理しながら、
Evernoteでテキストを書いている。
部屋に無線LANがなかったから、帰ってまとめて記事をアップするかもしれないけど、
Evernoteは写真も一緒にクリップ出来るので便利だと思う。
さて。
父のうるさいイビキが聞こえ始める前に、僕は布団に入ろう。
まあ、それなりに疲れてるからイビキがうるさかろうと、寝れるとは思うけど。