BIC WiMAXの年間定額プランを今月末で解約。手続きは電話がラク

bicwimax_1day_1
 昨年、『ASUS Pad TF700T』購入時に、一緒に購入した『URoad-SS10』の年間プラン『BIC定額年間パスポート』を今月末で解約することにしました。購入してからもう1年と考えると感慨深いですね。。解約を決心した主な理由は以下の通り。

  1. 使わない時期が多い
  2. 月3880円、年4万6560円って意外と高い
  3. 公衆無線LAN環境がよくなってきた(気がする)
  4. スマホの電池のもちがよくなってきた

主な理由は1と2

 よくよく考えてみれば、年約4万7000円って結構な金額ですよね。(いまさら)それなりに使っていれば文句はないのですが、月々の利用パケット量を見てみると……

bicwimax_1day_3
 明らかにばらつきがありますし、500MBすら利用しない月のほうが多いです。使うときはおそらく何かしらの取材にいって実況していたりで、つまり1日だけピークということが多いと思われます。

 また、実際タブレット端末を落ち着いて使う場所、カフェや駅などでは最近公衆無線LANの環境が整ってきていることが多かったです。とくにBIC WiMAXの年間プラン契約者は“Wi2”が無料で使えるのですが、これが結構いろいろな場所にあって、そちらを使うことの方が多かったです。

使うときだけお金を払うことにします

bicwimax_1day_2
 というわけで、使いたいときだけ一気に使えるように今後は1dayプランで運用していきたいと思います。残念なのは、“Wi2”が使えなくなってしまうことですが、公衆無線LANに関してはdocomo WiFiでひとまず乗り切ってみようと思います。もし、それでちょっと不便に感じたら個別でWi2(月380円)に契約してもいいかもしれません。

満足してたこと

 WiMAXを1年間利用していて感じたのは、「意外とつながるな」ということでした。『URoad-SS10』は“WiMAXハイパワー”に対応していたので、電波が比較的弱いところでもしっかりつなげてくれたのも大きかったです。

 あと、やっぱり通信制限がないっていうのはかなりストレスフリーでした。あと気になるとしたらバッテリーのもちでしたが、長く持つし、アプリを使ってリモートで電源を切ったりできたので効率的に使うことができました。

不満だったこと

 逆に不満だったこととしては、主に解約時の操作です。本当はオンラインのマイページからやらせてほしいのですが、解約はヘルプを見ない限り分かりませんでした。また、ヘルプを見ても解約申請書を郵送せよ、など書いてあってめんどくさい印象。最初は電話でなく書類申請を考えていましたが、面倒になっていたのでコールセンターに直接電話をかけて申請しました。

 電話の場合、すべて口頭で申告できるので非常にラクでした。手続き後、メールも届くのでちゃんと申請できた旨も確認できます。

 モバイラーは月々の料金との戦いであることが多いですが、何かの参考になればと思います。

●関連サイト
BIC WiMAX公式サイト
Wi2公式ページ

URoad Aeroでも使える『URoad Magic』をSS10でも使えるようにした

SS10-1
 スタイリッシュなWiMAXルーター『URoad Aero』の評判がすごく良いみたいですが、自分はその前機種である『URoad SS10』を昨年8月から使っています。

 URoad SS10以降の機種は『URoad Magic』というスマホアプリを利用することで、WiMAXの接続状況や電池残量、スリープへの遠隔操作での移行ができるわけですが、自分のSS10だとそれが出来ませんでした。

 調べてみると、SS10はソフトウェアのアップデートが必要なようなので、試してみました。以下、更新手順をおっていきますが、せっかちな方はこちらのオンラインマニュアルをご参照ください。

手動アップデートを試してみる

 まず、いつも使うようにパソコンとSS10をWiFi接続します。そのあとに、ブラウザーで『http://192.168.100.254』をアドレスバーに入力して端末内ページにアクセスします。IDとパスワード(初期値はどちらも“admin”)を入力すると以下の画面が出てきます。
SS10-2 システム情報のパッケージバージョンが“1.1.6.1”になっているので、やはり最新の“1.2.9.1”より古いことが分かります。事前に公式製品ページからアップデートファイルをダウンロードしておけば、手動でアップデートが可能です。これは、WiMAXの感度が悪い場所でアップデートを行うときに有効な手段です。
SS10-3
 適用ボタンをクリックすると、アップデートが始まり、最終的には再起動します。再起動後、もう1度『http://192.168.100.254』にアクセスして、パッケージバージョンが“1.2.9.1”になっていれば成功です。
SS10-4

iPad miniでURoad Magicを起動!

SS10-5 SS10と接続後、URoad MagicをiPad miniで起動してみると、無事接続できました!(初期起動の場合は、端末接続設定でIDとパスワードの入力が必要です。こちらも初期値はadmin)

 アプリから、WiMAXの電波状況、電池残量、接続中のSSID名、ソフトウェアバージョンが確認できました。また、画面下のボタンから端末の“再起動”、“休止状態”、“電源OFF”を選択できました。
SS10-8SS10-7SS10-6
 また、右下の歯車アイコンからソフトウェアのアップデートや、SSIDの変更もできたので、ユーティリティーアプリとしても利用出来るようです。

 これで出先でのSS10の利便性がグッと上がりました。なんといっても、カバンやポケットにルーターを入れたまま電源を切るなど出来るわけですから、メンドウなことが減るわけです。

 あとはスリープからの復帰、とかできるといいんですけど、さすがにそうはいきませんよね。ともあれ、Uroad AeroユーザーやSS10ユーザーのみなさまはぜひお試しあれ。

●Uroad Magicをダウンロードする
app_dowmloadGoogle_Play_dowmload
●Uroad Aeroをアマゾンで買う

BIC WiMAXを契約&『URoad-SS10』を購入しました。


 ビックカメラ新宿東口新店で『ASUS Pad TF700T』を購入するときに、いっしょに契約しました。今まで、VOYAGE WiMAXを試しに契約したことはありますが、今回はちゃんと契約しました。

契約情報

『BIC定額年間パスポート』
基本使用料:3880円/月
契約更新周期:12ヵ月

オプション:
『Wi-Fi+プラス』月額利用料無料
『Wi2(ワイツー)プラス』月額利用料無料

参照元:BIC WiMAX-料金体系

 通常のUQ WiMAXと比べて良い点は、基本使用料と契約更新周期が同等だというところ。また、オプションの公衆無線LANサービス『Wi-Fi+プラス』(UQ Wi-Fi)と『Wi2プラス』も無料で使えるのも魅力。

 これはタブレットやスマホ、PC単体で使えるのでルーターの電源が切れていても使えます。高速といえば高速?といった感じです。

薄いが熱い『URoad-SS10』

 厚さ約11.8ミリ、重さ約86グラムでとても小さいながらも、約9時間駆動できるパワフルな仕様。さらに、弱電波な環境でも使える“WiMAXハイパワー”にも対応しています。

 赤いモデルを初期費用3150円で購入できました。すごく使いやすいのですが、なんといっても熱い。短時間でけっこう熱くなります。薄さの代償と考えるべきなのですが、ポケットに入れるとビックリします。

まだ使っていないけれど……

 ほかのモデルと比べて、製品上にディスプレーがないので、ルーターの状態が分かりにくいです。そこで登場するのがオリジナルのiOS/Androidアプリ『URoad Magic』です。

 どうやら電波強度や電池残量を確認できるようです。とりあえず、ASUS Pad TF700Tに入れておきたいと思います。

●本体

●アプリのダウンロード
『URoad Magic』 — 無料
・Google Playでダウンロード
・iTunesでダウンロード
URoad Magic - MODACOM CO., LTD.

VOYAGE WiMAXを利用して


 VOYAGE WiMAX、『Aterm WM3500R』を返却しました。はじめてのWiMAX体験で、初めて知ることがたくさんあり、おすすめの意味も込めて色々書いていきたいと思います。

はやい、かんたん、WiMAX


 やはり最も驚いたのは「通信速度」でした。そんなにしっかり速度チェックはしていませんが、都内某所では常に1.5Mbps以上、最大で3Mbps出ていました。いつもはOptimus Padで、3G、地下鉄構内ではdocomoの公共無線LAN(今度、docomo Wi-Fiって名前になるらしいですね)を利用していますが、WiMAXが一番速いように感じました。Twitterへの投稿は瞬時、画像などが多いページも3Gならつっかかりがありますが、WiMAXならブラウザの進捗ゲージがスムーズに進んで気持ちが良かったです。

 WiMAXで問題視されることといえば、「通信可能エリアがまだまだ狭い」ということ。残念ながら自分は関東都市部でしか利用していませんのでこの問題にぶつかりませんでした。何度か屋内で電波を掴まないような事象が起きましたが、少しするとすぐつながりました。また、『Aterm WM3500R』はJRなどの駅構内ではWi-Fiサービスへの自動接続機能を備えているので、屋内のWiMAXが届かないところでも利用することが出来ます。

 接続方法も簡単です。ルーターをWiMAXに接続するときも、電源を入れるだけで他に何かすることはありませんでした。スマートフォンやタブレットに接続するときは、自分は直にパスワードを入力しましたが(期待の裏面にSSIDとパスワードが貼ってあります)、WPSでの接続やQRコードを利用した簡単接続も出来ました。

MVMOで、WiMAXをさらにお得に

 WiMAXの維持費は3GのWi-Fiルータより安い。

 例えば、自分がOptimus Padで利用している、docomoのデータ通信プラン(FOMA)「定額データプラン フラット バリュー」だと、定額データ スタンダード割2(2年ごとに更新)を利用して、月5,460円です。対して、VOYAGE WiMAXだと、2年縛りで3,880円で利用出来ます。本家であるUQ WiMAXは年間パスポートで同値段ですが、1年縛りの契約となっています。これだけで、1ヶ月で1580円の差。1年になると18,960円の節約となります。

 それでは2年縛りではなく1年縛りの分だけ、MVMOの業者を選ぶより本家のUQ WiMAXを選んだ方がいい気もしますが、そこはさすがMVMO。各社様々な特典を用意しています。例えば、今回利用したVOYAGEだと、(情報は2012/03/05現在のもの)

VOYAGE WiMAXオリジナルコース

月額料金:3,880円(税込) ※お申し込み初月は無料
機器代金:どれを選んでも0円
機器送料:全国送料無料
契約期間:24ヵ月 ※途中解約した場合、解約手数料9,600円(不課税)
事務手数料:2,835円(税込
お支払い方法:クレジットカードのみ

プラス、「ECナビ」や「永久ポイント.com」「PeX」の会員ならば別途ポイントが入会時と毎月加算。

http://voyage-bb.com/voyage_wimax/service/

となっています。その他には@nifty WiMAXでは@niftyの他のサービスを利用していると登録手数料や初月使用料が無料など、MVMOらしい様々な他社の取り組みがあります。安易にWiMAXを使いたいからすぐUQ WiMAXで契約するより、このような業者でお得に利用してみるのも、取捨選択の幅が広がり面白いと思います。

さいごに

 今回使ってみて、本気でWiMAXへの移行も考えてしまうほど、その安さとスピードに圧倒されてしまいました。WiMAXルータを持つことを渋っていた理由として「さらに1つ、携帯しなくてはいけない機器が増えるがイヤ」と思っていたのですが、使用した『Aterm WM3500R』は軽量かつ長時間の利用が可能で、思っていたより煩わしさがありませんでした。

 今後は、docomoのXiやeAccessのEMOBILE LTE、WiMAXならさらに高速化されるWiMAX2が今後サービスとして展開されることが予想されますので、Optimus Padの分割払いが終わる2013年6月頃まで、様子を見守っていこうと思います。
(そこまで我慢できるかはわかりませんが……)

UQ WiMAX:主なWiMAX提供会社


VOYAGE WiMAXを試用中です。

 以前から気になっていた「WiMAX」ですが、UQの公認MVMOであるVOYAGEから機体をお借りして使っています。

お借りした機種は『Wi-Fiモバイルルーター Aterm WM3600R』です。人気だった『Aterm WM3500R』の後継機種というわけで、質量約110gのコンパクトな見かけにかかわらず、連続通信時間は10時間というかなりタフネス仕様なのは、さらに進化して期待できる機種です。



 先輩が利用していたXi端末など、最近の高速通信の台頭をただ指をくわえてみているのは、すごく悔しかったので、使ってみるのが楽しみです。いつもはXperia rayとOptimus Padを持ち歩いていますが、これがあるうちはXperia rayだけで済むかも知れません。そのあたりも逐一レポートします。

 加えて、機器の使用感だけでなく、WiMAX自体のエリア別の速度をピンポイントでレポートしたいと思っています。ブログ読者には知り合いがたくさんいると思いますが、もしWiMAXが気になっている方で、「ここの場所はどうなの?!」って方は是非言っていただけると嬉しいです。