8/10 暑さで思い出蘇る

本日は中高にて道場練習。

室温が35度を超える中、部員一丸となって練習に励む。

3年生以上と一部の下級生で構成されたコンクール出場組は、この灼熱地獄の中、自分の楽器を支え、譜面を頭の中で追い、耳は全体の音を捕らえる。

それ以外のコンクール組以外のメンバーは、入退場の練習を行う。演奏しているメンバーももちろん大変だが、ただじっと脇で待機している彼らの踏ん張り具合も尋常ではない。

そんな頃が自分にもあったな、と。

一緒にコンクールにも乗ったことのあるメンバーが、最後のコンクールだったり、もう高校生だったりで、ついつい「あの頃はこんなんだった」と懐古主義になりがちだが、やっていることは変わっていない。

それに携わる人達の方針や気持ち、活動を取り囲む環境が年々と変化しているに過ぎない。

音楽にとって、心が変わるというのは注視するべきところだが、それを一概に批判するのもまた良くない。

彼らには彼らなりのベストを。

もちろん、過去の成功と過ちをみて、その上で自分たちが設定したベストを尽くしてもらいたい。

過去の誰もがすべてを成功しているわけではないから、今度は自分たちの過ちを償おうと、そして現役生達によりいい体験をしてもらおうと、OBは母校に帰る。

気にしなさ過ぎもだめだけど、気にしすぎもまた、バランスが悪いのだ。

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