僕はふだん電子書籍をソニーの「Reader Store」で購入しています。実際に読むのはXperiaだったり、9.7インチiPad Proだったりで読んでいます。
一方で、Amazon Kindleには「Kindle」シリーズ、楽天Koboには「Kobo」シリーズといった電子ペーパー搭載端末が用意されており、ソニーは「Reader」という端末を出していました。「出していた」というのは、すでにソニーストアでは最新モデルの販売が終了しています。ネットや実店舗では在庫限りで販売されているかも、といった状態です。
そんなReader端末(PRS-T3S、PRS-T2、PRS-T1、PRS-G1)において、とうとうWi-Fi経由での電子書籍の購入が5月8日から不可能になります。ただし、購入した電子書籍のダウンロードは可能なようです。
購入はウェブもしくはアプリで
では、「Reader」シリーズのユーザーはどうすればいいのか。方法はいくつかありますが、シンプルなのはウェブの「Reader Store」で買ってしまうことです。そのあとはWin/Mac用ソフトの「eBook Transfer for Reader」を使って本体に転送もしくは本体のダウンロード機能を使うことです。また、意味があるかはわかりませんが、スマホやタブレットのアプリから買って、同様にダウンロード・転送することも可能です。
自分はPRS-T2を買っていましたが、充電するのがメンドウなのとコミックが読み辛いと感じ、使うのをやめていました。しかし、リフロー型の読み物ももちろん読みますし、やはり長時間読むならスマホやタブレットの液晶画面より電子ペーパーのほうが読みやすいです。
また、超個人的な思いですが、ライバルであるKindleやKoboには最新端末が提供されているのに、といった悔しい気持ちもあります。
かなりの電子書籍をReader Storeで買っている自分にとって、ソニーの電子書籍事業がどうなっていくのかは非常に気になるところです。今後もチェックを忘れないようにします。
●関連サイト
・Google Play「ソニーの電子書籍 Reader」
・App Store「ソニーの電子書籍 Reader」