HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-
ビックカメラで冷蔵庫を買ったときに招待券が当たったため、
タダで観ることができました。あと、監督さんのトークショー付き。
先輩との待ち合わせに戸惑ってしまいましたが、
無事観ることができました。
宇宙な映画って「宇宙へ」以来だったのですが、
そのときはドキュメンタリーみたいだったから、今回も同じかと思ったけど、
フル3DCGアニメーションで、わかりやすく綺麗に映し出されてました。
「宇宙へ」はNASAの歴史や成績にスポットを当てていて、
人間を中心に描いていた作品でした。
対して、HAYABUSAは、
探索機はやぶさ自体を主人公に、
観客とはやぶさが共に宇宙を旅するような工夫がされていました。
プラネタリウムみたいな演出だなぁ、と思っていたのですが、
全天周映像というのはプラネタリウムやIMAXシアターなどのドーム向け映画に利用されているようです。
今回は平面版でしたが、全天周映像版はもっと臨場感たっぷりなのかもしれません。
映画のあとの監督さんのトークショーでは、
この映像作品を制作する課程にあった様々な障害について教えてもらえました。
中でも、最後の
はやぶさのリエントリー(地球帰還)のシーンは流さないように指示を受けていた、
というのには驚きました。
はやぶさの映画なのにリエントリーのシーンがカットだなんて、
一番盛り上がるところなのに何を考えているんだろうと思っていたのですが、
制作当時はまだ着陸予定地の政府との交渉をしていた段階だったらしく、
そのあたりが慎重になっていたようです。
そんな裏話も聞けて、
思っていたより満足できたひとときでした。