先日は演劇部の制作広報WSでした。今度2年生、3年生になる後輩たちに、自分が今まで担当していた制作・広報分野の引き継ぎ的なことをしました。
WSでは全体の概要的なことと、チラシのラフの描き方、入稿の仕方などを伝えました。そのなかで、どんなツールを使ったら良いか聞かれることが多かったです。なので、まとめてみました。
とりあえず、Adobe製品
Adobe Creative Cloud メンバーシップ(学生・教職員個人版)
兎にも角にも、Adobeのツールです。今は学生なら月3000円でAdobeの全製品を使えます。チラシ作成ならIllustratorとPhotoshopは必須。家電量販店でカード形式でメンバーシップ権は買えるので領収書が必要な場合も安心です。
常に使いたいオンラインストレージ
オススメはDropbox。大きなファイルだと転送に若干時間がかかりますが、これで「あっ、データ入れたUSB忘れた!」から開放されます。自分は公演があるたび、専用フォルダーを作って台本だろうとタイムテーブルだろうとそこに入れました。無料プランだと容量がわりときつくなる時があるので、公演が終わる毎にそのフォルダーごとローカルに移動することで対処しました。
パソコン or Mac?
どのくらいのパソコンが要りますか?という質問。まあ、Windows7が動くなら、基本的に困らないはず。“最適な”という意味では、CPUはi5以上、メモリー(RAM)は8GB、ディスプレーは13インチ以上など、が必要だと思います。
MacかWindowsか、という話題が挙がりましたが、昔ならいざ知らず今はどっちでも同じくらい快適に使えます。ただ、MacならWindowsより標準で使えるフォントが多くて助かることが多いと思います。ただ、部員共用などで購入した場合、多くの人はやはりWindows慣れしていますから、使い方から勉強しなきゃいけないのが難点ですね。
目とアイデアを養っておく
道具が用意できたって、すぐにモノが作れるわけじゃありません。どんなものを作ろうか、イメージがつかないことも多々あります。まずは、やはりすでに既製品からアイデアを得ましょう。
自分はEvernoteで公演を観に行ったときにもらうチラシを全部スキャンしてタグ付けをしています。タグには“A4”や“縦”などの用紙の情報から“Red”や“illust”など中身の大まかな特徴を記述しておきます。また、プレミア会員だとPDF内の文字検索なども可能となるため、特定の劇団や出演者の名前から探し出したいときに重宝します。
あとは、デザイン系の雑誌を読んでおくことも勉強になります。どの作品もプロのものなので、とてもすぐにまねできるモノではありませんが、見てるだけでもテンションが上がってきます。各種チップスや素材集など、使えるところはどんどん使っていくとイイと思います。
以上。なお、部員の感想は以下のブログに書かれています。
●カリメロのホクホクブログ:制作っ!(2月23日)