ATOK Pad for iOSでiPad miniの弱点を克服

2013-04-07 04.10.00

IMEがセットになったメモアプリ
ATOK Pad
●iOS
●1200円

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今や自分にとってiPad miniは、ゲーム機であり、メモのような文房具であり、ミュージックプレーヤーであり、通信手段であり……というようにかなり生活に密着したものになった。

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購入当初は、本当に買う必要があるか、かなり疑問に思ったものだった。なにせ、自分はすでに初代iPadやASUS Pad TF700Tを初めとしたタブレット端末や、Xperia GXなどのスマホを持っていたからだ。それに、画面はRetina Displayじゃないし、スペックはiPad 2そのものだし、いまいちパッとしてなかった。

けれど、そんなスペックの弱さはiOSではハードなゲームをやらない限り気にならない。スマホより電池はもつ。何より軽い。といった理由で、持って使い続けてみるといいこと尽くめだったわけだ。

もちろん不満な部分はあった。そのひとつが、IMEの問題だ。iOSはAndroidと違ってIMEの変更ができない。そして、iOS標準のIMEは文章を多く書く人にとって非常に納得できないものだ。

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前置きは長くなったが、つまりここを補完するのが、今回買った『ATOK Pad for iOS』というわけだ。ATOK Padはアプリ内にIMEであるATOKを内蔵したメモアプリで、高度な日本語変換を可能とし、入力したテキストはEvernoteで同期、各サービスに送信できる。

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たとえば、ATOK Padで文章を書いて、それをメールアプリに投げてしまえば、ATOKでメールを作ったことと一緒でしょ、というわけだ。

実際にこの記事はATOK Padで書いているが、非常にスムーズに入力できている。EvernoteやXperiaといった外部サービスや他社製品などもちゃんと予測変換できるだけで作業効率は大きく違う。

問題は1200円という、アプリとしてはかなり高価な類に分類されるところ。1000円超えのアプリというと、KeynoteやPagesといったAppleのiWorksスイートやシュタインズゲートなどの有名ゲームレベルだ。おいそれと購入に踏み切れないが、ここは少しいいペンを購入したくらいの考えをすると、割と合点がいく。

2013年になってから落ち着いてブログを書く余裕がないから、いろいろな場所で、原稿が書けるようになったのは非常に嬉しいです。

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