やや前のことですが、ブックオフ(BOOKOFF)の「キャッシュレス買取」を試してみたので、短くレポートします。結論から言えば「売る本の量があればアリ」というサービスです。
「キャッシュレス買取」とは
ブックオフのキャッシュレス買取は「査定結果がスマホに届き、その代金もポイント/電子マネーで受け取れる」というもの。
メリットとしては、査定結果を店内で待つ必要がないという点。デメリットとしては、結果次第でキャンセル/返却ができないという点が挙げられます。
ちなみに、記事執筆時点(2021年2月28日)での対応ポイント/電子マネーは以下の通り。
- ブックオフ買取ポイント
- LINE Pay
- au PAYプリペイドカード(たぶんau PAY残高)
- Kyash
- ドコモ口座
- ソフトバンクカード
- 中央共同募金会への寄付
なお、買取ポイントと寄付以外の電子マネーについては1回あたり100円の手数料が発生します。
会員であれば手順はカンタン
キャッシュレス買取を利用するには通常の買取と同じく、ブックオフ会員である必要があります(カード/アプリ)。あとは、対応店舗での買取時に「キャッシュレス買取で」と伝えればOK。
売りたい商品を渡して必要事項を入力すれば、「控え」をもらえるので、あとは家に帰るなり、次の予定に行くなり自由にできます。
査定結果はブックオフアプリかSMSなどで届きます。会員情報に登録している電話番号がLINEで使っている番号と同じであれば「LINE通知メッセージ」で届きます。
LINE通知メッセージは、公式アカウント(この場合はブックオフ)が友だちでない場合にも届くので、知らない人はややビックリするかも知れません。また、人によっては設定でオフにしている場合もあるので、その辺りは要チェックです。
自分の場合は、段ボール2箱分(その後83冊と判明)をお昼頃に持っていきましたが、受付後1時間ちょっとで通知が届きました。
査定結果では品物ごとの価格も確認可能
届いたメッセージ/通知に書かれたURLにアクセスすると、品物数や買取合計金額、品物ごとの買取金額を確認できます。
前述の通り、(明らかに品物数が違うなどなければ)キャッシュレス買取に「キャンセル」の概念がないので、その内容を確認後に代金の受け取り方法を指定します。
自分の場合はKyashを指定。指定後、ほぼリアルタイムにKyashにチャージされました。
「もともと捨てる気」であれば次も使いたい
自分は普段、読まなくなった本やゲームなどはメルカリに出品しています。メルカリの匿名配送利用時でも、最低金額が95円とブックオフの買取金額よりだいたい高いからです。
ただ当然ですが、メルカリに出品し続けていてもまったく動かない本が出てきます。今回はそれが一定程度たまったので、キャッシュレス買取を試しがてら、「メルカリでも売れなかった物たち」ということで「捨てる気」でブックオフへ出しました。
結果は、83冊で560円(手数料差し引き後)。1冊約7円と、安いランチなら食べられるかな……という具合ですが、前述のとおり「捨てる気」であればまあ許せるレベルです。
気になったのは、やはり手数料でしょうか。そんなに高い金額にならないであろうブックオフの買取で100円を持ってかれるのは結構痛いです。自分は古本を買う習慣もないので、ブックオフのポイントにするのも躊躇しちゃいます。
あとは、電子マネーの種類がやや限られているので、一応大手のPayPayも対応してくれるとより使いやすいと感じる人も増えるんじゃないでしょうか。
自分としては、査定結果の詳細表示も、その後の代金受け取りのスムーズさも満足です。今回のように段ボールn箱分みたいな量があるときは、結構便利だと思います。