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Xperia XZを買って早1ヵ月が過ぎました。本体的にはさすがXperia、かなりの優等生なスマホでいまのところ文句なく使えています。さて、そんなXperia XZのソニー純正ケース「SCSF10」も使って同じく早1ヵ月。概要と使い心地をご紹介します。
ソニーロゴ付きの防水対応純正スタンドカバー
本体はPUレザー……つまり合成革です。スマホ本体とカラーバリエーションは同じ。IPX5/8 相当の防水性能もあるので、たとえば風呂場やキッチンなどの水まわりに持っていって水しぶきがかかる程度であれば問題なし。また、純正ケースらしく、開閉にあわせた画面オン・オフに対応しています。
閉じて正面を見てみるとデュアルフロントスピーカーの部分が空いています。なので、音楽を流しているときに閉じてもオーケーです。ちなみに、Xperia XZには「SCTF10」というカバーを閉じたまま画面を操作できるカバーもありますが、ちょっとお高いのと、さすがに製品の存在意義がよくわからないのでスルーしてしまいました。
そして、こちらはウラ面。カメラだけでなく、当然ながらLEDフラッシュや新搭載のレーザーAF、RGBC-IRセンサーの部分を大きく切り抜かれています。この穴を見ると、カバーの厚みを感じますね。
このように正面と背面はしっかり守られていますが側面はどうでしょう。結論から言うと上側面、下側面、右側面はほとんどむき出しです。ここを守りたいと思う人はオススメできないですね。まあ、右側面には指紋センサー(電源キー)、音量キー、カメラキーがあるので、完全に守ろうと思うとおおっちゃうしかないかな、という気がします。
左側面はきっちり守られます。しかも、ここはソニー好きにはたまらないところ。ロゴががっつり刻印されています。もしかしたら、ここが唯一、ソニー純正だってひと目でわかる部分と言えるかもしれませんね(あくまでもわかりやすい、という意味で)。
外してみるとこんな具合。ケース自体をコンパクトに抑えるためか、四隅で固定するタイプではありません。しかし、左側全面が覆われているためグラついたり、取れやすかったりはしません。
いいところ:「指紋センサー速すぎ問題」を解決
Xperia XZのいいところ……ではあるんですが、指紋認証がめちゃくちゃ速いです。普段使うぶんには、速いほうがうれしいんですが、困るタイミングもあるのです。それは音楽を聴いているときと、時間を確認したいときです。画面をオンにして指紋認証がうまく行くと即、ホーム画面が出てしまうのでこれらが吹っ飛んでしまうんです。
カバーケースをつければ、開けばこれらがしっかり視認できます。ウィジェットをホーム画面に置けばなんとかなるとも思いますが、やっぱりロック画面で確認できるのは自然でいいです。
悪いところ:スタンド&純正マイクとの組み合わせは△
商品名が「Xperia XZ Style Cover Stand」だけあって、動画視聴などに便利なスタンドにもなります。ただこれが結構、シビアな使い方をしなくちゃいけないのが難点。以下の1点目の写真が結構ギリギリのラインで、これを超えると次の写真のようにベターっとなってしまいます。自由な位置でうまく止まらないのはちょっと使いづらいです。
もうひとつ気になっていることがあります。そんなに使っている人は多くないハズなのですが、ソニーモバイル製純正マイク「STM10」との組み合わせは非常にバッド。クリップが下に来る正位置では付けられません。
なので、正面にクリップが来るように取り付けて本体自体を回転させて左右(LR)をあわせるように使っています。慣れないと逆転しちゃうので要注意です。
というように、純正カバーの感想をお送りしました。スタンドとして使う機会も少なければ、マイクを使う機会もそんなに多くないので、困ることはほとんどないでしょう。前述のように、通知や音楽プレーヤー、時計確認に使うなら非常にオススメです。
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