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なんの気まぐれか買った日本初のAndroid One「507SH」。先日、Android 7.0 Nougatのアップデート記事を書きましたが、今回はSIMロックを解除してみた手順を備忘録がてらまとめてみます。
ワイモバイル端末のSIMロック解除は原則181日以降
ワイモバイルのSIMロック解除手続きについては、公式サイトの「SIMロック解除のお手続き」の内容をまとめると、以下のような決まりがあります。
- 解除対象はSIMロック解除機能を搭載した2015年5月以降に発売された機種
- ロック解除が可能なのは、契約中の場合、購入日から181日以降
- 解約済みの場合は、解約後から90日以内に手続き可能
- 故障や水濡れのある場合は、修理しないと解除不可
自分は先日、購入から181日を超えたので手続きすることにしました。SIMロック解除の手続きはワイモバイルショップ(店頭)とオンラインページ「My Y!mobile」で可能ですが、店頭の場合は3000円(税抜)の手数料が発生します。一方、My Y!mobileでの手続きは無料です。
ただ最初につまづいたのが、サービス受付時間。なんと、My Y!mobileでの手続きの場合、「午前9時~午後9時」の間に申請しないとまずいようです。人力じゃないんですから、このあたりはモヤッとしますね。
My Y!mobile内の場所もわかりにくい
My Y!mobileの手続きの場所も結構難解です。My Y!mobileにログイン後、「ご契約内容の確認」にアクセス。ページ下にある「SIMロック解除の手続き」をクリックします。
端末のIMEIを調べて入力
「SIMロック解除の手続き」ページではIMEIの入力が必要になります。IMEIは設定画面の「端末の状態」から確認可能です。無事正しい情報を入力できると、解除コードが発行されます。あとでSIMロックを解除する場合は、キチンとメモをとっておく必要があります。
端末側の作業では「別の事業者のSIM」が必要
解除コードが発行されたら、つづいては端末側での作業です。まずは、ふだん入っているワイモバイルのSIMを引っこ抜いて、ドコモなどのSIMを挿します。SIMの抜き差しの前に、電源を落とし、他社のSIMを挿した後に電源を入れます。
無事起動できると、「SIMネットワークのロック解除PIN」を入力します。自分の場合、最初再起動したあとはずっと起動しないままだったので、電源キー長押しで強制終了後、再び起動させました。
なお、入力するSIMロック解除PINは全部半角数字。先述の発行時、文字列最後部に「—」とあったのですが、それは省くとパスできました。
より格安料金のSIMで使いたいときのために
「SIMロック解除」「SIMフリー」はここ1年ほどでテレビのニュースなどで見るようになった単語かと思います。自分は趣味の範囲でやっているため、特に用途がなくても解除してしまいますが、そうでない普通の人はどうでしょう?
まず鉄板なのは「海外出張時」。ふだん使っている端末を安い海外共通(ローミング)SIMや、さらに安い現地SIMを入れて使うにはSIMロック解除は必須です。ただし、国や地域によっては対応周波数帯域の違いから、そもそも利用できないなんてこともあるので注意です。
より実生活に近そうなのは、「MVNOの格安SIMに移行したい時」。ワイモバイルも充分おトクな料金体系をとっていますが、新しい端末を買ってこの端末を格安SIMで運用したい場合、もっと料金を下げたい場合などは、ほかのMVNOのSIMを使うと思います。
受け付け時間の制限や再起動の失敗など、少しヒヤッとするシーンはありましたが、無事解除できました。ワイモバイルの前身である「イー・モバイル」はかつて、MNOながら一部の販売端末はSIMロックをかけていない挑戦的なキャリアでした。そう考えると、ややメンドウになってしまったものだなぁと思います。この記事がなにかの役に立てれば幸いです。
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