「高速通信と電池の話」で対策としては、外部電源を用意するなど、と書きましたが、やっぱり充電は大切です。
でも、卓上ホルダーの少ないスマートフォンをいちいちプラグに繋いで充電するのはなかなか面倒だと思う人も少なくはないと思います。
というわけで、簡単に充電できちゃう「おくだけ充電」のお話。
ファストフード店にて
先日、マクドナルドにグランドキャニオン・バーガーを食べにいったときの話です。
何気なく2階の窓際に一人で座ったところ、見慣れない機械とポップが置いてあることに気がつきました。
実はこれ(この記事のトップ画像)、docomoがサービス展開している「おくだけ充電」の体験機です。
「おくだけ充電」とは?
そもそも「おくだけ充電」とは何か?
「おくだけ充電」はその名の通り、充電台の上に携帯電話を置くだけで、充電が開始される機能です。
「おくだけ充電」という名前はdocomoのサービス名ですが、技術としては「Qi(チー)」という国際的なワイヤレス充電規格が使われています。
したがって、「Qi」対応端末であれば、docomoでなくとも、さらには日本の端末でなくとも、利用することが可能です。
[参考]各キャリアのQi対応ケータイ
docomo
・スマートフォン
with series:「ARROWS Kiss F-03D」「F-03D Girls’」「AQUOS PHONE SH-02D」「Q-pot.Phone SH-04D」
NEXT series:「MEDIAS PP N-01D」
・ガラケー
STYLE series:「SH-05D」au
・今のところ、なしSoftBank
・スマートフォン:「MEDIAS CH Softbank 101N」
体験機では
また、今回ドコモがマクドナルドに設置した体験機にはスマートフォン用のマイクロUSB端子とガラケー用のFOMA充電端子のアタッチメントが付属しているので、「Qi」非対応端末でも体験出来ました。
というわけで、早速、手持ちの電池が切れそうだった「Xperia ray SO-03C」を充電してみました。
付属しているアタッチメント(左がFOMA(ガラケー)用、右がスマートフォン用)を、
体験してみて
アタッチメントをつける動作とケーブルをつける手間は、何ら変わらない気がしますが、これがこのようなタイプではなくケース型のようなものだとしたら、かなり便利かもしれません。
あとは割と普通に充電できたこと。
スクリーンショットを取り忘れてしまいましたが、短時間でも割としっかり充電できた印象をもちました。
docomoの提携先企業ページによると、
今回ご紹介したマクドナルドだけでなく、ANAの一部の空港ラウンジ、NATURAL LAWSON、髙島屋などに設置されている模様。
「おサイフケータイ」の時のように、徐々に設置店舗が増えていけば、
休憩中にちょこっと充電みたいな生活が日常になるかもしれません。
そうすれば、電池の残量に悩む日々も少しは解消されます。
もっともっと身近で、さらに色々な機種で使えるようになるといいですね。