14日は父と観劇の約束をしていた日!
でもまさか、
1日に2カ所も巡るとは思いませんでした!!(結構普通なことかもだけど)
また、15日が終戦の日というわけで、
戦争に関わるお話を2つ観て参りました。
まず観に行ったのは、
「歸國(きこく)」
作・演出: 倉本 聰 出演: 富良野GROUP
場所: 赤坂ACTシアター
HP: http://www.furanogroup.jp/engeki/
「北の国から」などでおなじみの倉本先生の作・演出の作品。
当日はTBSで同名のドラマも公開。
もしかしたら初めて見たプロの作品かもしれない。
初心者でも理解しやすいメッセージ、
レベルの高い音響・照明、
そして役者さんの演技力にびっくり。
「演劇ってこんなこともできるんだなぁ」と改めて思いました。
最後の方の
「(戦争のことを、戦争で逝った人々を)ただ思い出すだけでいい」(※覚えている限り)
の台詞が一番印象に残りました。
次に、観に行ったのは、
「広島に原爆を落とす日」
作: つかこうへい 演出: 岡村俊一
出演: 筧利夫 仲間リサ 他
場所: Bunkamura シアターコクーン
HP: http://hiroshima2010.com/
続いてもやっぱりプロの作品。
というか、演劇に少しは触れながら「つかこうへい」を知らないことを、
父に鼻で笑われてしまった。
悔しいので、帰りに古本屋でこの作品の文庫本を買いました。
ただ、主演の筧利夫さんは、「踊る」に出てたりしていたので、辛うじて知っていました。
この作品の印象を一言で言うと、
「迫力あるなー」でした。
でっかい声にダイナミックな演技、そしてとてつもないスピードの台詞。
戦争ものながら、今風の音楽やダンスも入って、お腹いっぱいになりました。
内容の方は大雑把に理解できましたが、
ホールor音響、台詞スピードのせいかちゃんと読み込む前に圧倒されてしまうこと多かったです。
なかなか上級者向け。
父曰く、つかこうへい先生の劇の特徴なんだとか。
今回はいつも観るような小屋でやるような演劇ではなく、
また規模も大規模な「ホール」でやる大きな舞台だったので、
役者も照明も音響も制作もその他全てプロ級でした。
全てを真似することや参考にすることはきっと今はできませんが、
今後、色々な面でこの日感じたことを活かせればな、と思います。