今日は僕が初めて見た演劇団体さん
双数姉妹(そうすうしまい)さんの「サヨナラ」にお邪魔しました。
場所は、前回と同じく「赤坂RED/THEATER」です。
[googlemap lat=”35.67548080042718″ lng=”139.7372129559517″ align=”center” width=”400px” height=”200px” zoom=”18″ type=”G_NORMAL_MAP”]東京都 港区赤坂3丁目10-9[/googlemap]
双数姉妹はなんというか、いっつもいっつも難しい!
個人的には「哲学くさい」だったり、
「説教臭い」「世間を糾したい」演劇はあまり好きではないです。
それは僕にとって演劇が娯楽だからだと思います。
見てて楽しい物であってほしい。
だから、妙にひねくれた小難しい劇っていうのは、
毎回「うーん」っていう感想しか出てこないのですが、
双数姉妹さんは別格です。
難しい。
双数姉妹さんに対してこの言葉を使うときは、
「表現がすごすぎて理解が追いつかない」
その表現はもちろん演技。照明。音響。
圧倒されてしまうわけです。「そんな工夫があったのか!!」って。
今回も同じく圧倒されました。
まず、暗転がない。っていうか照明変化がない。
次に、BGM、SEとかいった音響がない。
そして、脚本がない。セリフが決まってない。
壮絶なエチュード(即興劇)だったわけです。
しかも役者さんも
「見ざる(アイマスク着用)」
「聞かざる(大音量再生中密閉式ヘッドホン着用)」
「言わざる(マスク着用)」
それぞれ制限のある中で演技をしてました。
人と人とのふれあい、伝達の表現、
ただ言葉が発せられないだけで、聞こえないだけで、見えないだけで、
とんでもないことになるってことがわかりました。
スタッフ側の工夫も面白い。
舞台とお客に隔たりがないように照明が客席にも当てられてた。(暑い)
入場するとき舞台上から入る。(舞台美術にも触れる)
可愛い水玉衣装なのに、なんだか危なげ(そこが狙い)
脚本・演出の方が
「そろそろ他の方の真似事だけしてでもつまらないかと思った」
(ちょっと違ったかな。。。)
って、言ってたのが印象的でした。
なんだか、まだまだ世間が狭いこと、可能性があることを
思い知った気がします。
まだまだ、やっているようなので、皆様是非、赤坂へ。
追記
本日より、各記事に「Google +1ボタン」をつけてみました。
個人的には早く「Google+」のインビテーションが届いて欲しいのですが、
まだまだ来ないご様子。
備えあれば憂いなしってことで。
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