もう、家の部屋数よりスピーカーの数の方が多いんじゃないか。
そんな状況ですが、ソニーの新型グラスサウンドスピーカー「LSPX-S3」を購入しました。
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本職の方の記事にも書いた通り、本機種はグラスサウンドスピーカーとしては4代目。流石に105万円する初代については記憶もあまりないけれど、ソニーがまだ「Life Space UX」とか言っていた2世代目は気になる存在でした。
そしてようやく、LSPX-S3で購入しようと思ったきっかけは何より値段でした。ソニー直販で3万8500円。もろもろ割引を使って3万7000円を切るぐらいで買えました。
結構でかい箱と本体、付属品にUSBケーブル+クリーナー
こちらが箱。ソニーストアから届いた外箱の段ボールもかなりデカかったのですが、こちらも結構な大きさ。2リットルのデキャンタぐらいはあるんじゃないかというぐらい。
開けてみると、ホントにワインみたいな外観の本体が現れます。付属品や説明書は保証書の下のスペースに収められています。
箱から取り出した本体。試しに500ミリリットルのペットボトルと並べてみました。案外背高のっぽです。
付属品は説明書に使用上の注意、サポート登録の方法、クリーナー(布)にUSB Standard-A – Type-Cのケーブルです。
ケーブルはよくある黒いやつではなく、本体のカラーに合わせたファブリックな絡みにくそうなやつ。おそらく限定品ですよね。
必要以上に部屋を暗くしたくなる雰囲気!
充電をして電源をつけるとすぐにガラス管の中にあるライトが光ります。グッと雰囲気が出る瞬間なので、ちょっと見づらいですが初期設定の作業もお部屋の明かりを暗くして望むことをオススメします。
Google Fast Pair対応、一応MFi認証も取得済み
ところで、LSPX-S3は値段が前機種から下がった分、いくつかの機能や特徴が削られています。その1つがNFC。対応のAndroidスマートフォンなどであれば、タッチするだけでBluetoothペアリングができましたが、LSPX-S2にはありません。
その代わりというわけなのか、「Google Fast Pair」に対応しているため、Android 6.0以降で最新のGoogle Play開発者サービスにしている端末であれば、近づけてボタンをワンタップするだけでペアリングが完了します。
iPhoneだとGoogle Fast Pairが使えません。他のBluetoothスピーカーと同じく、ぺリングモード後に「設定」アプリから設定します。ただ、箱の外側のマークが正しければMFi認証は取っているようなので接続性の問題はなさそうです。
話を戻すと、このスピーカーの主役はやはり光と音です。光は後ろのタッチセンサーで強弱を調整できるほか、Music Centerアプリから曲と連動して揺らぎを起こすエフェクトをかけることも可能(キャンドルモード)。
曲次第ではじっと見つめていても飽きません。逆に寝室などで寝る前に置くときは、弱ぐらいにしたいですね。曲によっては結構「揺らぐ」ので、キャンドルモードと就寝前の組み合わせは個人的にNGです。
音についてですが、ざっくり色々聞いてみた限りでは、やはり弦楽器とか人の声が響く曲との相性がバッチリですね。ちょっと張り詰めた雰囲気のある曲がオススメです。
自分の場合は、Music CenterでベースブースターをONにしたぐらいがちょうどいいぐらいの音のバランスでした。イコライザ機能はないので、細かい設定をしたい人にはちょっと不向きかも。
スマートスピーカーと組み合わせたい+マイクの音質はいかに?
あとざっくりとした不満を言えば、割とシンプルなBluetoothスピーカーではあるので、いちいち何か再生機器とつなげないといけない点でしょうか。
普段は「Google Nest Audio」を声で操作してYouTube Musicを再生しており、曲を聞くのにいちいちスマホをつけて、接続を確認して…というのは面倒です。
本音を言えば、この時代に出すならWi-Fi対応のスマートスピーカーとして出て欲しかったなという気はします(GoogleでもAlexaでも)。
なので、ちょっと設定をいじってGoogle Nest AudioとBluetoothでつなげてみた感想などを次回は書こうと思います。また、LSPX-S3はマイクも付いており「ハンズフリー通話にも最適よ」というのが売りだそうなので、それも試してみたいと思います。