iPadの手書き入力機能と英語アプリが相性抜群だった

自分の場合、コロナ禍で衰えていると感じものが2つあり、その1つが英語力です(もう1つは体力)。

今までは生の英語を聞く・使う機会は海外出張時が主でしたが、当然コロナでそんな機会はありません。

Appleの新製品発表など、各社がオンラインでの発表会に切り替えていますが、中には(確実性という意味ではうれしい)日本語字幕が用意されているものもあり、ヒアリング能力は落ちる一方です。

そこで、もう何度目かはわかりませんが、改めて英語を勉強しなおそう。身につけようと思った次第です。

無料アプリの「Duolingo」を初インストール

めちゃめちゃ基礎から学べる「Duolingo」。

自分が主に英語を勉強した期間、小学校から高校までの間、英語の勉強といえば、教科書や参考書などのテキスト、ネイティブで話せる先生との授業がメインでした。

とはいえ、もう2021年。令和です。

世のデジタルネイティブたちはタブレットやスマホで、アプリやYouTubeを見ながら英語を楽しく学んでいるのに、わざわざ紙の本に頼る必要はないはずです。

そこで今回はSNSでたまたま見つけた「Duolingo」というアプリを試してみることにしました。AndroidもiPhone/iPadも対応していて、Googleサインインに対応していた点がまず魅力的でした。

実際に7日間ほど使ってみましたが、ものすごくUIがヌルヌル動く点、とにかくアプリ内のキャラクターにほめられまくるのが特徴的でした。

アプリの使い初めにテストをして、自分の習熟度に合わせた内容を選択できるようになりますが、自分はわざとLevel1の「Hello」とか「This is a pen.」的な初歩の初歩から始めてみました。

なので、「やったね、10問連続正解!」とか、やたら大袈裟に褒められるとこっちが恐縮する感じではありますが、まあ悪い気はしません。(理由は後述します)

DuolingoのライティングとScribbleの相性が良い

あと、iPadとの相性がめちゃくちゃいいことがわかりました。

Duolingoにはさまざまな問題形式があり、基本的には選択式(単語を組み合わせて文章を作って回答する)なのですが、たまに記述式回答があります。要は、自分でアルファベットを書いて答えるわけです。

ですが、スマホやタブレットなどのスマートデバイスの場合、大抵「予測変換」がありますよね。すると、単語をはっきりと覚えていなくても書けてしまいます。

紙じゃなくてアプリがいいや、と言った手前であれですが、単語を覚えるという意味では、手はある程度動かしたいという気持ちがあります。

そこで思いついたのがiPadOS 14から搭載された手書き入力機能「Scribble」(スクリブル)です。Scribbleは記事執筆時点で日本語にこそ対応していませんが、英語や中国語に対応。英語のライティングには持ってこいです。

今やiPadはminiからProまで、全て「Apple Pencil」が使えるようになりました。Scribbleは特にアプリを選ばず、OS標準の文字入力ができれば有効化されるはずなので、Duolingo以外のアプリを使っている人も試せると思います。

まずは英語に触れることを“習慣”にしたい

さて、仕事でもある程度英語は使っているはずなのに、初心者向けの勉強から始めたか、という部分ですが、今回の目標はズバリ「習慣化」だからです。

英語を勉強し始めようと思ったきかっけも「使っていない知識は忘れる」という当たり前のことでしたし、自分の性格上「じゃあ1年後にTOEIC XXX点を目指すぞ」と高らかに宣言しても忘れることは目に見えています。

無理のないように、段々と、気づいたらこんなことやっていたぐらいの雰囲気で英語を当たり前のものにしたい。なので、Duolingoがよく表示してくる「まずは1日15分プレイしてみよう」という文言にすごく共感しました。

肌に合うか試してみようという感じで7日間使ってみましたが、気がつくと1日30分くらいアプリを開いています。超初歩と言っても、theとかaとかの助詞をつけるのを忘れたり、単語を忘れたり、自分の不得手なところもわかってきました。

次は1カ月続けられるかやってみます。もし、それが6カ月、1年と続いたら、例えば検定とかオンライン英会話に挑戦してみるとかやってみたいと思います。

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