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この前、2023年のベストバイで「セサミ5」を選んだばっかりという感覚なのに。
仕事でも更新しているnoteを振り返ると、2024年はノートPCを買い替えようとして、勢い余って「11インチ iPad Pro(M4)」を買ったようなので、そのあたりの理由とどう活用しているか、ザックリまとめます。
購入したもの
- 名称:11インチ iPad Pro(M4)
- 本体カラー:スペースブラック
- ストレージ:256GB
- ディスプレイ加工:標準
- WAN:セルラーモデル
- 購入箇所:Apple Store Online
- 一緒に買ったもの:11インチiPad Pro(M4)用Magic Keyboard(JIS)+Apple Pencil Pro
- 合計金額:27万6400円
27万円超ということは、「14インチ MacBook Pro(M4)」の最小構成を買ってお釣りが来るんですよね。5月の発表直後には買っていたので、その時はM4搭載のMacBook Proはなかったんですが。
仮に一緒に出ていたとしても、iPadを買っていたとは思います。
ちなみに、購入と同時にそれまで愛用していた「iPad mini(第6世代)」はメルカリで売却しました。6万円ほどで売れたので、実質22万円弱……ということに。
購入の理由:モバイルとしてのiPad
2018年のベストバイでも触れましたが、自分が持ち出すPCに求めるのは軽さとモバイル通信環境です。
なので、本当はSnapdragon X Elite搭載のSurfaceに期待をしていたのですが、発表時では5G対応モデルはなく、MacBookシリーズは言わずもがな、Windows陣営もあまり安定して使えそうな良さげなモデルが見当たりませんでした。
軽さというと、実はMagic Keyboardがあるとそこまで軽くないんですが、iPad miniを買う前が「13インチiPad Pro(M1)」を使っていたので、許容範囲には収まっています。
コストパフォーマンスを考えるのであれば、M4搭載iPad Proと同時発表された「iPad Air(M2)」でも十分だったかもしれません。性能は十分ですし、日本語はまだ使えないけどApple Intelligenceも使えるし。
ただ、そこは少し欲が出てきたところで、前述の13インチiPad Proの頃に感じた「Ultra Retina XDRディスプレイ」のキレイさ、特に黒のハッキリとした表示が忘れられなかったんですよね。
間にminiを挟んでいる分、写真の現像時に「やっぱり違うな」となんとなく感じています。
iPadOSは「iPadとMacのいいとこどり」に近づいている
iPadで仕事とか書くと「いや、WindowsやMacでいいじゃん」という話になりがちです。確かに自分も会社や自宅ではそれらを使います。
一方、自分は記者なので外出先で取材から原稿執筆、写真編集、場合によっては簡単な動画編集、記事の整形、SNSの投稿etcを一挙にやることが多いのです。
その際必要になってくるのがやっぱりネットワーク環境です。もちろんスマホでテザリングすればいいんですが、開けた瞬間にネットにつながっている感覚はやっぱり病みつきになるほど便利。
また、iPadOSもファイルアプリとSafariのあたりでだいぶ昔より良くなってきており、前述の出先で記事を作るためのすべての作業をやる環境は、自分は揃ってきていると思います。
以下は目的別に常用しているアプリです。
- メモ:Notion、Goodnotes
- テキストエディタ:1Writer
- 写真編集:Photoshop、Lightroom、写真アプリ(画像変換はショートカットApp)
- 図版制作:Adobe Express(iPad対応は11月から)
- 動画編集:Adobe Rush、iMovie
- ブラウザー:Safari、Chrome
- 音楽再生:YouTube Music
- メール:Gmail
- オフィス系:Google WorkspaceかMicrosoft 365
- ブレスト:フリーボード、FigJam、Goodnotes
いずれもWeb版やデスクトップ版と、iPad版は違うもの(多くは機能制限がある)であることは多いのですが、自分は割と満足しています。
補足にはなりますが、こういうアプリを使っているとMシリーズのチップになった良さ(というかメモリーが増えている点?)をすごく感じます。
iPad mini(第6世代)はA15 Bionicだったので、機能制限版と言えどアドビ系のソフトを動かすにはパワーが足りないことが多々ありました。
povo→ahamoデータプラスて本格稼働
ちなみに、iPad Pro購入当初は、iPad miniから使っていたpovo回線で運用していました。
あまりにも外出先で多用するようになり、povoのトッピング課金>ahamoのデータプラスの月額(税込1100円)となってきたので、ついに10月から契約をahamoのデータプラスに乗り換えました(正確には新規契約)。
自分はahamoポイ活を使っているので、月間110GBのうち月間30GBはiPadで使えるのですが、今のところiPadだけで月16GBは使っている状況です。
個人的に嬉しいのは、ahamoの追加料金不要の海外データローミング(※対応エリアのみ)は、本契約のスマホだけではなく、データプラス回線も対象なんですよね。
10月、アマゾンの取材でナッシュビル、アドビの取材でマイアミビーチに行った時には非常に役立ちました。特に大規模な発表会会場のWi-Fiは混雑して使い物にならないことが多いので。
Apple Intelligenceが「Writing Tools」日本語対応が楽しみ
20万円以上もするのに「まだ本気出してない」と言える、アップルの生成AI機能がまだ使えない、というのは正直「歯がゆい」ところ。
と、嫌味も言いますが対応自体は楽しみです。特に要約やテキスト周りの生成ができる「Writing Tools」は仕事の使いやすさに直結するので期待しているところです。
そして、最後に。
アップル製品と言えば、2024年夏頃にもう1つもっとデッカいアイツを買っているのですが、その話は本業の年末記事にとっておこうと思います。
来年こそはスペックのいいWindowsデスクトップPCが欲しい。