d払いで借りられるモバイルバッテリー「ChargeSPOT」を使ってみた

「スマホので充電がない!」「充電するための道具もない!」

そんなことが自分の身に降りかかろうとは、思ってもみませんでした。

厳密に言えば、モバイルバッテリーは持っていたのですが、モバイルバッテリーとスマホをつなげるケーブルを忘れてきてしまいました。

そこで、駅やコンビニなどによく置いてあるシェアモバイルバッテリーサービス「ChargeSPOT」(チャージスポット)を初めて使ってみました。

ChargeSPOTとは

さまざまな場所に置かれている「ChargeSPOT」の拠点。

ChargeSPOTは、モバイルバッテリーをレンタルできるサービスです。レンタカーの“乗り捨て”のように、同じChargeSPOTの拠点であれば、借りた場所と返す場所が別々でも問題ありません。

ChargeSPOTの拠点(設置場所)は、2021年4月末時点で全国2万6000カ所だそうです。

借りられるバッテリーの仕様は、容量5000mAh、出力5V2A=10W。急速充電などには非対応で、「iPhone 12/12 Pro」や自分の手持ちの「motorola razr 5G」であれば1回強程は充電できます。

最初からケーブルが3種類ついている(同時充電は不可)。

また、バッテリーには3本のケーブルが装備されています。

  • USB 2.0 Type-C:最近のスマートフォンや周辺機器など向け
  • USB 2.0 Micro-B:古いスマートフォンやカメラ、周辺機器など向け
  • Lightning;iPhone、iPadなどApple製品向け

通常時の利用料金は以下の通り。iPhone/Androidアプリやd払いアプリ内のミニアプリから支払い可能です。

  • レンタル開始から30分未満:165円
  • レンタル開始から48時間まで:330円
  • 48時間以降は1日あたり+330円
  • 5日間を超えた場合は、違約金を含めた3300円の支払いが必要

ケーブル&キャンペーンがあってよかった!

ChargeSPOTの実際のバッテリー。

今回ChargeSPOTを選んだ理由は主に2つ。

1つ目は、前述の通りケーブルがなかったので、ケーブルがついているものが選びたかったところ。

「ケーブルだけを買う」という手もありましたが、コンビニに売っているケーブル類って異様に高いので躊躇してしまいました(100円ショップがあれば、それでよかったんですが)。

ChargeSPOTの拠点は大抵画面つき。写真は返却時のもの。

2つ目は、値段というかキャンペーンです。

ChargeSPOTは5月1日から6月30日まで、d払いのミニアプリからの利用で、1回1円で借りられるキャンペーンをやっています。

48時間以内に返却する必要があること以外、制限は特になし。d払いのミニアプリなので、普段d払いを使っていれば、面倒な登録作業もほとんどありません。

充電スピードも都市部の拠点数も文句なし

d払いの支払い結果画面。今回は浜松町から有楽町に移動して返却。

そもそも今回スマホのバッテリーが尽きてしまったのは、外出先でスマホでZoom会議に参加していたところ、予想していたよりモリモリとバッテリーが減ってしまったからです。

PCなども開けられる場所もなく、仕方なく……といった具合だったので、正直焦りました。運よく1円のキャンペーンもやっていてよかったです。

電池使用量の画面。Zoomや音楽再生で結構電池を使っているのがわかる。また、途中で上がっているのはChargeSPOTのバッテリーで充電中のところ。

充電スピードは体感ですが、そこまで遅いと感じませんでした。バッテリーの重量が容量の割には重いですが、カバンに突っ込んでおけば気になりません。

周りを見てみると地下鉄やコンビニ、ドコモショップに設置されてあり、借りるのも返却するのも困らなさそうです。

キャンペーンが終わる前までにあと数回使おうかな、と思いますが、この値段設定であれば、キャンペーン終了後も緊急時用の選択肢として使うと思います。

d払いユーザーはぜひこの機会にお試しあれ。

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