+1『卒業ナルコレプシー』観劇

新宿 シアターミラクルにて。
+1(たすいち)さんの12ヶ月連続公演(すごい!)の4月の劇を、大学演劇部の先輩お二方と観てまいりました。

僕は2月の『サイキックバレンタイン』も観に行っていたので、今回の公演も事前に予約して、ワクワクしながら開演を待ってました。

その時も思ったことですが、やっぱり脚本・物語が安定していました。

安定というのは、安心して観ていられるということ。
小難しいわけではないけれど、きちんとメッセージ性があって、娯楽として
十二分に楽しむことができました。

キャラクターの個性もハッキリしていたし、どの役も活かされていて、「やってみたい!」と思うキャラクターばかりだった。

他の劇団さんの作品を見に行く時はいつも、その作品を楽しむだけではなくて、

『自分達に取り入れられるものはないか?』
『自分たちとは何が違うのか?』

というのを、多少なりとも気にして観ている。
今回の作品はすごくそういう点でもとても良かった。
もちろん「良かった」で満足していてはいけないわけだけど、久しぶりの観劇だったので、満足度が非常に高い。

細かいところを書くと、とても時間が足りないし、そもそも自分の語彙力・文章力では物足りない。
だから一言でまとめるなら『とても真似したくなるところが多い劇だった!』じゃないかな。
ひとりでも多くの人にこんな風に思われたらいいな。

5月の『+−×÷』(←なんて読むの?!)も楽しみです!

でわでわ。

+1『サイキックバレンタイン』観劇

+1

プラスワンだとTシャツ系の印刷会社。
プラスワンではなく、「たすいち」と読むそうです。

というわけで、2月13日に
たまさん、ごまさん、タッキーと観に行った劇について。

+1さんの『サイキックバレンタイン』

なな、なんと。
この劇団さんは今年1月から12ヶ月連続公演実施中!らしくて、
1年に4回のスタンツのカリメロさん的にはめちゃくちゃすごいと思っちゃいます。

+1 Web
http://tasuichi.soudesune.net/

そして、2月の今回は
エスパー研究所のバレンタインに起こった事件を取り扱った劇でした。

エスパーにバレンタイン。
カタカナでこうカラフルな感じに相応しい、
演技と照明と音響でした。

特筆すべきは、舞台美術と衣装メイク。

舞台美術はパネルにゴムひもみたいなもんをくっつけて、
そこから出入りしてて印象的だった。
各超能力の演出でそこをうまく使っていた。
見せ方を決めて、それにあった舞台美術を考えたのか、
はたまた、その逆なのか非常に気になるところ。

衣装メイク。というか、衣装。
こちらも照明と負けず劣らず、カラフルさんでした。
タッキーと意見があったのは『靴も重要だよねぇ』ってこと。
いっつも私服で適当に合わせてる感があるけど、
靴は適当だった感じ。『黒革靴ならok』とかそんなん。
今日観たのは頭から足の先っぽまでカラフルだったな。

本日の写真。

たまさんとゴマさんにもらったチョコ。
「大きいほうがいい?小さいほうがいい?」
と言われて、僕はカエルくんの方になりました。

今日はもう遅いから明日いただきます。
タッキーは亀の方を頭からいくそうです。(いらん情報)

12月観劇「ひとりごとターミナル」「サンタクロースが歌ってくれた」

クリスマスが近づいてくる!
ってことはみんな忘れてないかい?
年末も近づいているんだよ!

日本ではメリークリスマス!ってばっかいってるけど、
本場アメリカのクリスマスカードにはよく

「Merry Christmas and A Happy New Year」

って、同時に新年もお祝いしちゃってるよ!!

なんて。
あってるか分からない知識で突っ込んでみたり。

ともかく。

今のところ12月も2本、劇を観に行きました!
どちらもめちゃくちゃおもしろかったのでご紹介。

まずは、12月11日土曜日に行った、
劇団フルタ丸さんの「ひとりごとターミナル」

フルタ丸さんの劇はいつみても面白い。
いつみても面白いから、かなり楽しみにしていっても期待を裏切られない。

全体のストーリー、話のテンポ、台詞の間、
そこここに粋な笑いが入っているような。

今回は深夜バスのターミナルで偶然であった5人の物語だった。
5人と言っても僕らが通学時の電車を待っているように、
ただ顔を合わせ、ただ同じいる場所にいるだけだったのに、
5人はひとりごとから、どんどんひとりじゃなくなっていく。

終盤の明らかに話しかけているのに独り言風に
物語が進んでいく様は、めちゃくちゃやってみたくなった。

次は3月(?)に特別公演があるらしいので、そちらも是非観に行きたい。

劇団フルタ丸 公式サイト
http://furutamaru.com/

続いて、
15日水曜日に観に行った劇
演劇集団キャラメルボックスさんの「サンタクロースが歌ってくれた」

紹介するのもおこがましいくらい、有名なキャラメルボックス。
実は自分はキャラメルボックスさんの公演はこれが初めてだったりする。
今回は大学の友人に誘われて、カリメロ2年の何人かで行ってきました。

題名から、サンタクロースが出てきて、
子供にプレゼントをどーとかで、トナカイとかソリとかがなんとかかんとかで、
もっとクリスマスっぽいお話だと思っていましたが、
いい意味で裏切られました。

観た感想としては、やっぱりプロのお芝居は違う。チケットの値段も。
僕はあんまり高すぎる劇を金銭的な意味も含めて観たくない。
何故なら、すごく「演劇」を遠くに感じてしまうから。

でも、やっぱり井の中の蛙にならないようにするには、
届かないくらい高い場所があることを知らないと、
結局は自己満足になるような気がして、たまーに観ることにしてます。

そんな心境の中、面白いと感じた。
舞台小屋でやるようなものとは、自分の中では別格と感じる面白さがやっぱりあった。

自分の中で、まだ何も出来てないときは、
好き嫌いせずに、なんでも観なくちゃいけないな、と思った。

ちなみに、出演していた上川隆也さんがかっこよかった。
僕は今はあまりテレビを見ないので、調べたら
小学生~中学生の頃はまってた「白い巨塔」の原告側の弁護士役の人でしたw

演劇集団キャラメルボックス 公式ホームページ
http://www.caramelbox.com/

今年はこれで見納めかなー
来年も面白い劇に出会えますように。

追記

池袋の牛乳バーなる怪しい(怪しくない)お店にて購入。
テトラ牛乳っていーものです。
強く掴むと出てきます。

秋の2日連続観劇

本格的に今週が始まる前に、先週のことを振り返ってみようかと。

先週の金曜日と土曜日は演劇を見に行ってきました。

金曜日は父と
双数姉妹の「20年目の正直」
土曜日はカリメロ照明陣のたまさんとさわちゃんと
非・売れ線形ビーナスの「踊りに行かないで」

まず、「20年目の正直」の方。
赤坂RED/THEATERに初めて行ってきました。
場所も綺麗で、お金かかってるんだろうなぁなんて。

双数姉妹は僕が初めて見た劇団さんで、その時も
「難しいけど、分かりやすい!」と思ったのですが、
今回もそんな感じでした。

1人複数役はこの間のカリメロでもやったし、観たこともあったのですが、
今回の劇は1役2人。
同じ役だけど時間軸の違う人が同じ舞台に乗って展開された時は、驚きました。

今回の公演は旗揚げ20周年だったらしく、記念パンフレットも買っちゃいました。
今後も見に行けたらなぁと思います。

双数姉妹 HP
http://www.duelsisters.com/

次の日に行ったのはたまさんから紹介された
「踊りに行かないで」
こちらも初めて行った中野にある劇場HOPEというところで観てきました。
こちらも綺麗で、天井が高くて、カラフルな感じの灯体がたくさん吊ってありました。

内容はというと、ちょっとビターな台詞は多いものの、
スピード感のある心理描写が面白い劇でした。
また、役者さん一人一人のポテンシャルが非常に高くて、
仕草やダンスもハッキリできているし、少し歌を歌うところも声がすごく綺麗で、
ミュージカルっぽかったです。
(あとから見たらヒロインの人が劇団四季の人でした)

非・売れ線形ビーナスさんはもともと福岡の方の劇団さんらしいのですが、
今後も東京で公演があるようだったらぜひ見に行きたいです。

非・売れ線形ビーナス公式サイト
http://www.hiurevi.com/

最後に。
そんなわけで、個人的なことですが、
今回の観劇で自分が去年のカリメロ4月公演から集めているチラシファイルが一杯になりました。
クリアファイルに自分の見た劇のチラシや人からもらったものを入れている簡単なものですが、
なんとなく感慨深いです。

今後もたくさん観て、いろいろなことに活かしたいかなと思います。
それは役者であっても、照明であっても、制作であっても同じだと思うので。

おそらく次観る劇は
12月にある劇団フルタ丸さんの「ひとり言ステーション」だと思います。
楽しみだ!!