2012年グアム旅行ー準備編

 さて、唐突ですが。
 2012/02/05〜2012/02/07のあいだ、グアムに旅行へ行って参ります。本当はもう少し滞在期間は長かったのですが、大学の授業の関係で自分だけ少し早めに帰ってきます。

 というわけで、毎回恒例の《準備編》です。
 《準備編》以外に過去に《知識編》なんてものがありましたが、「Xperia 海外利用」とかでヒットするらしくアクセスが未だにあるので、2012年春版をここらでやっておこうと思います。

グアムに持っていくもの

  • Nikon D5100(一眼レフカメラ・用途:撮影)
  • Optimus Pad L-06C(タブレット・用途:PC代わり)
  • Xperia ray SO-03C(docomoスマホ・用途:国際電話)
  • Nexus S(SIMフリースマホ・用途:メール・電話)

 割とありますね。けれど、2泊3日間でも文章など色々書くならば大きなキーボードは必要不可家です。Macbook Air 13.3inchを持っていこうかとも思いましたが、せっかくならタブレットで、ということで。

海外でのテザリング

けれど、ここで気になるのは海外でのテザリング。docomoでは、単純な海外利用では指定事業者に接続すれば、20万パケットまで1日1980円、さらにどれだけ使っても1日2980円の海外パケホーダイを提供しています。そこの「適用条件と料金の仕組み」というページに記載されている「適用条件」の部分を読むと。

「海外パケ・ホーダイ」対象事業者を利用した全てのパケット通信〈スマートフォン、データ通信(パソコン接続・テザリング)を含む〉
音声通話、テレビ電話、SMS、国際SMS、国際MMSは対象外となります。

 つまり、テザリングをしても定額内に収まると。ちゃんと明記してくれているので、変な勘ぐりをしなくて済みました。

 まあ、今回の旅行の目標として現地SIMを買ってみて、昨年買ったNexus Sを使い倒す!というのもあります。「今更、Nexus S??」なんて気もしますが、既にこのNexus SはAndroid 4.0 Ice Cream Sandwichにアップデート済みなので、「Nexus Sを使い倒す」というより「Android 4.0端末を使い倒す」という感じです。

 なので、現地SIMさえ手に入れば低速だとは思いますが、格安でデータ通信を利用することができるはずなのです。なので、タブレットの海外でのテザリングは自分にとって「安全対策」という認識です。

スマホの海外利用対策の強化


 昨年はロサンゼルスの方に行ったわけですが、今回改めてスマートフォンの海外利用を調べていて、驚かされることがたくさんありました。それは、1年前に比べて、「スマホの海外利用」に対する安全対策がかなり強化されているということです。

 海外利用のページにはわざわざ大きく「スマートフォンをご利用の方へ」なんて書いてあるし、「ドコモ海外利用アプリ」というものもリリースされています。

 やはり、通信量の多い(しかも勝手に通信をする)スマートフォン利用者が確実に増えたということですね。au版iPhone 4Sの通信事業者を任意選択できない仕様などがまだあるため、完璧とはいえませんが安心して使える環境は着々と整えられています。

というわけで、「ドコモ海外利用アプリ」をインストール

 実用性を考えるとタブレットにインストールすべきなのですが、今回はスクリーンショットを簡単に撮りたかったためXperia rayで試してみました。アプリはAndroid Marketからダウンロード

 アプリを起動すると、現在のステータス(状態)が表示されています。まあ、この記事を書いているときはまだ国内ですので、あたり前のことが書いてあります。(自分はXperia rayでのパケット通信はしないようにしているので、パケット通信の項目は利用不可能になっています)

 事業者選択ガイドをタップすると、海外で利用できる海外パケ・ホーダイ対象事業者を選択できます。国内で変更するのはまずそうなので、設定は現地に着いてからの方が良さそうですね。

 トップの「海外のおすすめコンテンツはこちら」からはdocomoが提供する海外周辺ガイドが表示されます。海外利用アプリらしく、ネットワークに接続前に指定事業者にきちんと設定してあるかアラートが出ます。(このアラートは消せます)海外周辺ガイドでは天気や為替情報、ガイドマップなどが見られるようです。

 ちなみに、このアプリにはウィジェットが用意されているので試してみました。どうやらステータスを簡略化して「現在接続している通信事業者名」「現在いる場所の日時」を表示してくれるようです。色などはアプリの設定画面からいじることが出来ます。

 いちいちアプリを使わないで、ウィジェットで確認できるというのはAndroidならでは、という感じがします。タブレットでもちゃんと利用出来るようなので、実際に使う機会があるか分かりませんが、きちんと入れておきました。

 というわけで、今回は海外でのテザリングについてと海外利用アプリの紹介を中心にお送りしました。

 明日からは、実際に使ってみての感想や、ゆるーい旅行の様子をお送りすると思うので、どうぞよろしくお願いいたします。

8/30 Xperia rayの今のところの感想(見た目編)

さて、ちっこいです。Xperia ray。
その小ささは上の画像(指紋とかは使っている証拠!→綺麗にせい)をみていただければおわかりいただけると思います。

比較したモノは
上がOptimus Pad L-06C、
下を左から、

  • Xperia SO-01B
  • Nexus S
  • MEDIAS N-04C(母の)
  • Galaxy S II SC-02C(弟の)
  • Xperia ray SO-03C

です。

この画像をとって、Optimus Padはいわずもがな、
Galaxy S IIが結構でかいってことに気づきました。
薄いんですけど実機をみると凄く存在感があります。

そして、MEDIASの薄さ。
Xperia rayだって9.4mm(最厚部9.6mm)と
初代Xperiaが13.1mmから機種変更して驚いたのに、
世界最薄7.7mm(MEDIAS WPでさえ7.9mm)って本当に薄い。
薄すぎて本当にパキンっと割れちゃいそうです。

Xperia arcとの比較記事で書きましたが、
Xperia rayってMy Little Xperiaと、
女子向けスマートフォンとしてかなり宣伝されていますが、
デザインや持ちやすさにこだわりながらも、
スペックには妥協していない機種なので、
是非、男性も気後れせずに試してほしいと思います。

使っていて、やっぱりすごい使いやすい。
各操作のレスポンス(反応)の早さは初代Xperiaとは比較になりません。
やっぱりCPUの性能とAndroid 2.1(Eclair)と2.3(Gingerbread)の違いですかね。

ただ、
初代Xperiaで慣れていて発生するちょっとした部分が気になります。

それはヘッドホンジャックの位置。


(画像:上がray、下が初代Xperia)

写真を見て分かるように。

Xperiaは
真ん中にジャック、その両脇にminiBタイプのUSBポート、電源ボタンが配置されています。

対してXperia rayは、
真ん中に電源ボタン、そして隣にイヤホンジャックになっています。

ついついXperia rayを使っていると画面をOFFにしようとして
イヤホンジャックの突起を押していたりします。

右手で端末を持つときに(持ち方にもよりますが)
人差し指で押しやすい場所に電源ボタンがあって便利だったので少し残念です。

それにrayでは左側面上部に配置されたUSBポート。

Xperiaの時はこの部分を守るためにカバーがついていて、
いちいち充電の度に外すのがめんどくさく、
また本体との接合部の耐久性に怖々使っていました。
実際1度だけこのカバーが外れて無くなってしまったことがあります。

そんなカバーがXperia rayでは存在しなく、
ポートむき出しになっています。

Xperia arcになってからむき出し仕様になっているらしく、
ソニエリさんとしてはやっぱり
「カバーがめんどい」というユーザーの声を反映させたのかもしれませんね。

ただ、もちろんXperia rayは防水モデルではありません。
風呂に入れたり、
プールに潜ったり、
トイレに落とすことを想定して作られてはいないのですが、
雨の日に使うときすっごく気になります。

やっぱり傘さしていたり、ちょっと屋根のあるところで
電話をするタイミングってあると思うのですが、
ちょっとした風で雨が入ってきて、
この端子部分に入るかと思うと気が気ではなくなります。

個人的には何かのAndroid端末でみた、
左右にスライドするカバーが、
外れなくそして手軽でいいと思うのですが実際あれもどうなんでしょうね。
使っている人の意見を聞いてみたいです。

その他の部分は特に困ったことはありませんね。

最初、Xperia acroまであった
シャッターボタンがなくなってしまったのにはびっくりしましたが、
カメラアプリの動作もかなり快適になり、
撮影→保存までの時間がかなり短縮されていたので、
タッチでサクサク撮影できます。

カラーバリエーションの都合から(Pink,Gold,White)
敬遠してしまう男子諸君が多いと思いますが、
使ってみると携帯端末っていう言葉の意味を再度見返すことになること請け合いです。

「スペックがいいんだから、でかくて当たり前な時代」
なんて言っていたDesire HDの時代は既に通り過ぎた感じです。

次回は
ソフトウェアとか内部のところに注目して書きたいと思います。

2nd Day: Nexus S

[20日]

飾りっ気もなにもない、タイトル。

本日、Android 2.3(Gingerbread)搭載、

Nexus Sを手に入れましたー!

お値段はT-Mobileとの2年契約なしのプランで、

529.99ドル+TAXで、581.66ドル。

税金で50ドルくらいもってかれるのが痛いところだけれど、

1ドル=85円くらいだとすると、ちょうど5万円くらい。

日本で個人輸入や、購入代行などをすると、

8万くらい平気にかかるので、まあ安く買えたことは事実。

あと。結構楽に買えました。

買った場所はアメリカの大手家電量販店「Best Buy」

正式で現物で取り扱っているのは、ここのみです。
(真っ青な建物に黄色いタグが目印)

Best Buy West LA店では、

入って一番最初の部分にNexus Sの巨大なモック(?!)がおいてあります。

事前に調べて、Best Buyではこーいう展示があるのは知っていましたが、

まさかWest LA店にもあるとは。。。

買うのも忘れて、触りまくりました。

ちゃんとマルチタッチもできるところが凄い。

さて、巨大モックを充分に触った後、

周りに実際のモックを見つけようと、見渡しても、、、ない。

そこで、お店の人に直接「I want to try Nexus S.」って言ってみる。

程なくして、Nexus S登場。

けれど、電源が入らない。。最初のスプラッシュ画面は出るのに、

先に進まない。。なんでやねん。。

どうも、充電ができてない模様。

まあボタンの位置とかを確認して、

お店の人に返す。そうして「I want this. Can I buy this?」とか聞いてみる。

そうしたら店員さん、なんだかゴニョゴニョ言って、

「You can’t.」とか言われた気がした。

なくなく退散しようかと、諦めかけたけど、

ちょっと時間を経たせて、別の人にアタック。

日本人なんだけど、旅行者なんだけど、これ欲しい!みたいな。

黒人の背の高い痩せたおじさん、

こちらもなんだかゴニョゴニョ言い始めたけど、

近くにいた白人の太ったおじさんにまたゴニョゴニョ聞いてみてくれた。

そしたら、太ったおじさんが、

「Wait a 1 hour. If you wait, you will have Nexus S.」

とか、そのまんまストレートの英語で、ニッコリ笑ってくれた。

ちなみにこの時僕の中では直訳の英語がオバマ大統領の「Yes, we can.」なみにかっこ良く響いてた。
(程度がわからない)

ちなみに、太ったおじさんの名前はMark。

そして、待つこと1時間。

日本人的にちょっと早く行って、失礼のないように待っていようと思ったら、

痩せたおじさんに「ごめんね、もうちょっと待ってね」と心配されてしまった。

結局予定より30分遅く、再びMarkさん登場。

手にはNexus Sの箱が!!

購入はBIC CAMERA Suicaカード(JCB)で、

個人証明はISIC(国際学生証)でok。

最後、帰り際にMarkと痩せたおじさん(結局名前を聞かなかった)に、

お礼をいって帰途につきました。

Nexus Sのファーストインプレッションとしては、

軽い!ってことかな。

普段Xperiaとか使ってるから、重いのに慣れてたけど、軽すぎぞ、これ。

次に、Xperiaだって遜色なくヌルヌルだ、と思っていた僕だけど、

Nexus S、さらにそれをいくヌルヌル。真のヌルヌル。

なにこれ、別物やん。いや、別物だけど。

まあ、日本に帰る前に、色々いじっておきたいかな。

ここで今更注意だけど、

Nexus Sを含む海外の技適マークのない機器は、

日本で使用すると法律とかその辺にひっかかるので、

3G、Wi-Fi、Bluetooth、そしてNFCなど電波の発する行為はしちゃいけないことになっています。

あくまでも自己責任でよろ。

最近はAppleのiPhone 4/iPad、

サムソンのGalaxy Tabとか、画面表示できる技適マークもあるから、

前よりマシになってきているけどね。

このへんの法整備が早くできるといいんだけど。。

まあ、有意義に安全に使っていこうと思います。

追記

この日、海外パケ・ホーダイを利用してみました!

まあ、利用してみた。といっても、設定することは特に無いですが、

ローミング先をat&tに固定するだけ。

結構問題なく、Xperiaが使えました。

ただ、たまぁーに、回線がめちゃくちゃ遅い時もあって、

現地の人によると、iPhoneのおかげでトラフィックがひどい事になっているらしい。

それ、どこのSoft◯ank??