1000円を切るQi対応ワイヤレス充電台『Aukey LC-C2』を買ってみました

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本当は大きさなどを見たくて実物を量販店などで買いたかったのですが、ついに見つからず。そして、2016年12月12日末までの“Amazon Cyber Monday”でかなり割り引きしていたAukey製『ワイヤレスチャージャー (ホワイト) LC-C2』を買いました。

割り引き後の価格は799円。対象製品のセールが終わった2016年12月8日現在は999円となっています。わずかな差ではありますが、200円安く買えて良かったです。とはいえ、割り引き前も1000円をちょうど切る形でお得感あり。

内容物はシンプル。ACアダプターナシなので注意

外箱はAukeyシリーズらしく簡素
こちらは外箱の背面
内容物はこんな具合

Aukeyらしく中身はシンプル。本体とマイクロUSBケーブル、説明書そして保証書らしきもの(鍵穴のついたカード)。安いだけあってACアダプターはないので、別途必要です。まあ、AukeyやQiチャージャーをもっているユーザーであれば、Aukey製やAnker製の複数のUSBポート付き充電機を持っている場合が多そうですしね。

本体は超コンパクト。端子はマイクロUSB

直径は9センチに満たないくらい(公称値8.6センチ)
本体背面。ここでようやく「Qi」マークを発見
本体はわりと薄め(公称値6ミリ)。マイクロUSB端子はロゴ側にあります

本体はホワイト。ホワイト、とわざわざ書いてありますが、ブラックモデルなどは見当たりませんでした。端子はマイクロUSB。最近は両面挿し対応のUSB Type-Cを使うスマホが増えてきたので、マイクロUSB周辺機器はちょっと……と最初は思いましたが、まあ据え置きするので特に問題はありませんね。

とりあえず自分の端末では「認識」までオーケー

電源につなげるとLED部が発光します

まず、ACアダプターなどにつなげると、LED部が白く発光します。Qi対応端末が正しく認識されると緑色に発光するらしいので、自前の端末で試してみました。

スマホは、まず公式でも対応をうたっている『Nexus 5』でチェック。無事認識しました。さらに、『Moto Z』に無線充電対応Moto Mods『INCIPIO OFFGRID POWER PACK』を装着してみたところ、こちらもバッチリ認識。モトローラの製品ページによれば、“Qi 1.2.1”、“PMA3.0”の2種類の無線充電に対応しているそうなので当然っちゃ当然ですが。

Nexus 5を置いてみたところ
Moto Z+無線バッテリーModsを装着した状態で置くと、こうなる。
Moto Z+無線バッテリーMods充電すると、Z側とMods側のバッテリー残量が画面に表示されます

安定性と安全性がQi充電台の課題

もちろん過去にもパナソニック製のQi充電台を買って少し使っていました。一般的にはQiの課題としては“充電スピード”が挙げられがちですが、実際は寝る前などに置くことが多く、充電時間が結構確保できるため、個人的にはスピードはあんまり気になりませんでした。

それより気になるのは“安定性”と“安全性”です。Qiといえど、端末同士の相性や形状などで充電しにくいor充電できないことがあったり、いろいろと安定してないなーと思うことも多々ありました。

あとは安全性。Amazonのレビューにもいくつかあがっていますが、本体がふくらんだり、充電される側の端末が発熱したり……。やや心配な点があります。とりあえず、そこは常用してみて確認してみたいと思います。『Galaxy Note 7』の発火問題で、スマホ周りで“バッテリー”、“熱”はさまざまな意味で“ホット”ワードですしね。

何かあれば本ブログで記事にします。

2016/12/19追記
記事初出時、フォッシル『Q マーシャル』でも認識した旨を書きましたが、発熱して再起動を繰り返すので、該当箇所を削除しました。みなさま、真似しないように……。

●Amazonで買う
Aukey ワイヤレスチャージャー (ホワイト) LC-C2

 

2016年度スマホは『Xperia XZ』と『Moto Z』でキマリ

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ブログを更新しておりませんでしたが、普段持ち歩いているスマホを変えたのでご報告をば。今回そろえたのは、ドコモから発売された『Xperia XZ SO-01J』と、モトローラの『Moto Z』です。

Xperia X Compactと迷ったけれどXZに

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まずは、毎年恒例のメインスマホの買い換え。歴代Xperiaを使ってきたので、今回も順当にソニーモバイルの最新機種『Xperia XZ SO-01J』(フォレストブルー)にしました。正直『Xperia X Compact SO-02J』と迷ったのですが、以下の理由で、XZにしました。

  1. Xperia X CompactのHD解像度液晶が意外に粗く見えた
  2. 前に買っていたQuick Charge 3.0の充電機モバイルバッテリーを生かしたい
  3. 2017年3月開始予定の256QAMによる下り最大500MbpsのPREMIUM 4Gに対応している

1つ目のディスプレー解像度については、やっぱり『Xperia Z5 Premium SO-03H』に慣れすぎたのもあるのでしょうか、実機を触ると思ったより気になります。自分は写真を多めに撮るので、ディスプレーがよくないのは使っていてストレスが溜まるかな、と。

2つ目のQuick Charge 3.0は2.0でもとくに問題ないスピードですが、できれば最新のものに対応していてほしいもの。とくに、充電を忘れることがたまにあるので、スピードが速いのにこしたことはないですね。

最後のLTE速度はまだ享受できるものではありませんが、念のため。『Xperia GX SO-04D』のころなんて、「ようやくXperiaもLTEに対応したかー」なんて思うくらいでしたが、いまやソニーモバイルも最新のLTEに対応するようになってきたんですね。これもまた速い方が正義に決まってますよね。

Moto Mods欲しさにMoto Zを大人買い

SIMフリー機としては、『Moto Z』で行きます。正直に言うと、Xperia XZよりMoto Zのほうを先に買っていました。そのこともあって、メイン機は小さくてもいいかな、と思っていたのですが。

さて、Moto Zを買った理由はなんといっても拡張モジュールである『Moto Mods』です。自分が買ったのは以下の通り。

iPhone発表時にはiPod+Phone+Internet=iPhoneなんてスライドが出ていましたが、Moto Modsは外部モジュールにすることで、さらにたくさんのことをスマホでやろうという心意気を感じます。

現時点のModsのなかでは、Hasselblad True Zoomがやはり一番ステキ。光学10倍ズームは思ったより、スマホでの写真の幅を広げてくれます。撮った写真はまた追々。

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Hasselblad True Zoom

さて、この2機種を使っていて大きく変わった点がひとつ。それは、どちらも充電端子が両面挿し&高速充電対応の『USB Type-C』に対応したところ。コンデジやタブレットはまだまだマイクロUSB仕様なため、持ち物が単純に増えただけのような気がしますが、このように使う端末どちらも対応しているとなると、「転換期なんだな」と感じます。

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Xperia XZもMoto ZもUSB Type-C

さて、これからどう楽しもうか、わくわくは尽きません。とりあえず、まずはHasselblad True Zoomを含めたカメラ比較でもやろうかと。Xperia Z5 Premiumもまだ手元に残しているので、XZのカメラテストにも問題なしです。

2016smartphone-01

●関連サイト
ソニーモバイル
モトローラ

●Amazon.co.jpで買う

『Moto Z』をAmazonで買う

メーカー直伝auスマートフォンセミナー:ご案内&MOTOROLA RAZR編


 2012年1月16日、auからスマートフォン新機種が発表されました。それをうけまして、1月21日に、原宿にあるKDDIデザインスタジオにて、発表されたスマートフォンのそれぞれのメーカ担当者の方がその場でウリをプレゼン、そして実際に触って体験できるイベントに参加してきました。

今回レポートするスマートフォンは、

  • MOTOROLA RAZR IS12M
  • Optimus X IS11LG
  • Xperia acro HD IS12S
  • INFOBAR C01
  • Galaxy SⅡ WiMAX ISW11SC

の計5種です。
auの型番から分かるとおり、(スマートフォンならIS・WiMAX対応ならISWが頭につきます)5機種中WiMAX対応はGalaxyのみとなっていますが、またINFOBARとXperia acro HD以外はグローバル端末です。第一印象としては、三種の神器などのガラケー機能より、割と性能など今後に目を向けたラインナップだなと感じました。

というわけで、今回はMOTOROLA RAZRのレビューをお送りします。

本当は一気に5機種紹介したかったのですが、どれも結構長くなりそうだったので、機種毎に記事を分けることにしました。遅筆ですが、どうかご容赦ください。

モトローラといえば……?


 モトローラといえば、モバイル部門をGoogleに買収されたニュースできいたことがある人も多いと思います。(または昔からのモトローラファンも多いはず)Androidマニアックな方なAndroidブームの火付け役となった端末「DROID」を生産したのも何を隠そう、このモトローラです。一般的な携帯ユーザーの方にはあまりピンとこない方もいると思いますが、モトローラのAndroid端末といえばある程度信頼のおける製品ということです。最近では、KDDIからタブレットとしてXOOM、スマートフォンとしてPHOTONを展開してきました。

 今回、発表・発売されたMOTOROLA RAZR(レーザー)はAndroidですが、RAZR自体はモトローラの薄型携帯電話のシリーズ名です。2006年12月にドコモから発売された「M702iS・M702iG」もこのRAZRシリーズです。今回のIS12Mは約5年の時を経て復活したRAZRというわけです。

ただ薄いだけじゃない、3つのポイント


 さて、今回のRAZRはただの「薄いスマートフォン」ではないという点を最も強調していました。謳い文句は、

  • スリムなのにハード ー 美しいけど頑丈
  • スリムなのにパワフル ー 妥協のないパフォーマンス
  • スリムなのにクレバー(Clever) ー MOTOROLA独自の先進機能を搭載

というもの。

 『スリムなのにハード』というのは、携帯電話業界では最近おなじみのGorilla Glass採用に加え、背面は「同じ重さの鋼鉄の5倍の強度をもつ」KEVLAR(ケブラー)ファイバー採用という頑丈性。ディスプレイは約4.3インチのQHD Super AMOLED Advancedの有機EL、それに最薄部7.1mmという美しさ、ということ。実際持ってみると、大きな見た目で構えていたところに、ふわっと全く見当違いのものを乗っけられた感じ。重さ約127gにびっくりさせられます。ディスプレーの方は製品名的にGalaxy等でも採用されている綺麗な有機ELなので(その中でもいいものらしい)画質は保証できます。けれど、液晶慣れしている人は、有機EL独特の色合いや目の疲れがあるかもしれません。

 続いて、『スリムなのにパワフル』。1.2GHzのデュアルコアCPUに1780mAhの大容量バッテリーを搭載しています。最近は1.5GHzのデュアルコアCPUのスマートフォンも出てきはいますが、クロック数がそのまま反映されているとは限りません。Android独特のカクカク具合はほとんどなく、逆に「えっ動きすぎ!」と思うくらい敏感に反応してくれます。WiMAXやWIN HIGH SPEEDには残念ながら非対応ですが、通常の通信速度でこのバッテリーなら安心して使うことが出来る気がします。

 最後に、『スリムなのにクレバー』。Cleverというのは賢いとか利口といった意味の英単語ですが、IS12Mにはモトローラ独自の機能がふんだんに盛り込まれています。中でも『Smart Actions』はどのスマートフォンにも欲しい機能です。

電源管理の自動化『Smart Actions』

 『Smart Actions』は1日の行動に合わせて、バッテリー使用量を抑えるため自動で各種設定を最適化してくれるもの。従来のように自分でBluetoothのスイッチのON/OFFを切り替える必要はありません。
 例えば、
 「23時以降」になったら就寝するため「3G通信以外の通信機能は切る、音量はMAXにする」や、
 「会社に」着いたら社内ネットワークに接続するため「Wi-FiをONにする」など、

 自分で行動の鍵となる「トリガー」を設定して、「アクション」を起こしてくれるわけです。しかも、デフォルトで設定されているレシピとオリジナルで編集できることに加えて、IS12Mが利用者の行動を覚えて、その人に最適なレシピを提案してくれる機能もあります。XperiaシリーズのLiveWareをより進化させたものに感じましたが、こちらのほうがカスタマイズ性が富んでいそうでした。

全体的な感想


 「今回発表された端末の中で買ってあげるとしたら、何が欲しい?」的な天使の囁きがあるのならば、迷わず自分はRAZRを選ぶと思います。やはりスマートフォン長年の悩みである電源管理部分を『Smart Actions』のような機能で自動化して煩わしさから解放されたいですし、電池が1780mAhもあるのに7.7mmしかない、ちょっとでっかいポケットにも入れてても気にならない!という理由です。
 それに前作PHOTONから引き継がれているスマホをPCライクに使う『Webtop』機能(要別売のDATA08Wドック)など、便利そうな機能が目白押しでした。

 もし、問題点を挙げるとしたら、やはり有機ELには慣れが必要と言うことでしょうか。今回自分はセミナーの進行の都合上、10分も端末を触っていないのですが、思いの外目がチカチカしました。

 これは会場で質問があったのですが、ハードウェア的には2011年11月に発売された海外版である「Droid RAZR」をau用のアンテナ(WCDMA)に置き換えただけなので、残念ながらPHOTONで対応できてきたWiMAXやWIN HIGH SPEEDに対応していません。先ほど述べたとおり、電池面では有効な判断かもしれませんが、『Webtop』やクラウドコンテンツ配信の『MOTOCAST』を利用する上では少しストレスが溜まりそう。

 「どうしてもお財布・ワンセグ・赤外線を使いたい!」という人は選択肢にも入らないかもしれませんが、ちょっと一呼吸おいて、実機を触ってみると意外に病みつきになるかもしれない端末です。

■モトローラ公式:MOTOROLA RAZR IS12M
■MOTOROLA特設ページ
■au製品ラインナップ:MOTOROLA RAZR IS12M

ちなみに、次回は『Optimus X IS11LG』のレポートを載せます。