2013年最も“買い”だったのはどれか?〜ハードウェア編

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さて、大晦日。自分は今年はどう過ごしましょうか……とか考えていたのですが、毎年恒例の年賀状作りの真っ最中でした。毎回送るのが遅くなってしまい来年こそは早く送るぞ!とか思ってはいますが、やっぱり毎回こんな時期になってしまいます。

 というわけで、息抜きもかねて今年を少しずつ振り返っていこうと思います。第1弾は、“2013年に買って良かったハードウェア”。

スマートフォン:Xperia A SO-04E(ドコモ/ソニーモバイル)

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 やはり、自分の中で初めての防水端末という意味で決定。2013年は台湾でNokia Lumia 520とNexus5を購入しましたが、Lumia520は電波法の関係で日本では使えませんし、Nexus5はサブ端末として大活躍しているもののXperia Aからメインの座を奪還するほど使えているわけでもないからです。

 LumiaもNexus、そしてiPhoneも、今年は多くのSIMフリー端末が日本で購入できるようになりました。そのこと自体は、業界の活性化などにも役に立つ良いことなのですが、“日本で使うメリット”と考えるとあまりないような気がします。2年縛りの制度に批判はあるもののキャリアからの割引サービス、各種認証などを考慮すれば決してSIMロック端末が極悪なわけではありません。2014年はそのあたりが、またどのように流れていくのかに注目したいです。

タブレット:候補なし

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 2013年はタブレット端末を買いませんでした。Nexus 7(2012)は別ルートで手に入れたものなので、除外とします。

 10インチ(実際は9.7インチ)iPadにとって、2013年はメジャーバージョンアップの年でした。iPad Airは今までのiPadの不満点だった大きさ、重さを(解消とまではいえないけれど)軽減した画期的なアイテムです。母が今年ホノルルマラソンに出たので、そのときにSIMフリー版を頼もうと思いましたが、円安的な意味で断念。今も2012年に買った初代iPad miniを使い続けています。

 iPad mini Retinaディスプレイを買うことも考えたのですが、やはり今度7インチサイズを買うならキャリア版、つまり“回線付き”モデルを買おうと決めていました。そして、自分は主回線がドコモなのでドコモ版を待ちに待っていたのですが、結局年内の発売には至りませんでした。現状iPad miniではよく使うゲームアプリが落ちたりすることが多いので、RAM増大を考えると早めに買い換えたいと思っています。

パソコン:自作PC

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 ちょうど1年くらいになりますが、2013年年始は人生初めての自作PCを組みました。メインPCはiMac、持ち運びはMacBook Air 13インチという感じで、最近はほとんどMacを使っていたのですが、動画のエンコードや検証用などでWindowsがほしくなり、せっかくなので作ってみました。

 作ってみたのはいいものの、そんなに使っていないのが現状なのですが、2014年はより使いやすい環境にして活用していきたいと思います。

オーディオ関連:マルチコネクトコンポ『CMT-SBT300W』

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 これは父が買ったものなのですが、家のラジカセが壊れた関係で購入したホームオーディオ。長年家の音響機器なんて本当にラジカセ1本だったのですが、やっぱり高めの機械ってのはすごいです。父は音に少しこがわりのある人なのでCDなどで、自分は手軽に聞きたいのでスマホの曲をNFCでペアリングして、Blutooth経由で転送して聴いています。

 もちろんiOSのAirPlayにも対応。DLNAで、Windows8機器ともつながるらしいので、家のネットワークを整理して、より便利に活用していきたいです。

2014年に買いたいものは?

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 2013年それに2012年はスマホとタブレットばかり買っていました。気がつけば今メインで使っているパソコンはすでに4年以上を経過しようとしています。CPUはCore 2 Duoなのでウェブを見たりする程度なら余裕なのですが、Adobe系のソフトを扱うにはだんだん重くなってきた頃です。

 というわけで、今まさに目をつけているのは“Mac mini”。現状は古い世代のCPUを積んでいるものしか出ていませんが、新型でHaswellなものが出たら即買いです。Mac miniなのでディスプレーも必要なのでそのぶん経費はかさみますが、買い物する楽しみは増えるってもんですね。

 では、続いて無形のソフトウェア編をいつだかにお送りします。

Google Nowをナウ(即)確認する方法3つ

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位置情報、検索履歴、Gmail、カレンダーなどの情報から知りたい情報を「先読み」する“Google Now”が便利すぎて、ほぼ毎日使っています。予定を確認する、終電を確認する、天気を確認する。今まで特定のアプリや検索キーワードを入れて表示していたことが、本当に知りたいときに知ることができます。

Google Now自体は“Google検索”アプリで実装されているため、さまざまな方法で起動できますが、今回はAndroidで使えるGoogle Now起動方法を紹介します。

通知バーで確認する

GoogleNow-Now02 Google Nowの通知をオンにしておくと、天気や次の予定など1種類を通知領域に表示してくれます。時間と場所を設定してある予定が登録されている場合、現在地から目的地までの経路を自動検索して出発時間を教えてくれるのには驚きました。

ホームキーを上方向にフリック

GoogleNow-Now03 Xperiaなどのソフトウェアキーを搭載しているAndroid端末の場合、ホームボタンなどを上へフリックすることで即起動できます。ハードキー実装の端末の場合は、その機種によって異なります。ドコモのしゃべってコンシェルや京セラの“すぐごえ”など、検索アプリが入っている場合はそれらも選択可能です。

最もオススメ、ロック画面ウィジェット

GoogleNow-Now04 まずは設定方法。ちなみにこの方法が可能なのはAndroid4.2以上の端末なので、注意。

GoogleNow-Now05 細かな位置やUIは端末によって異なりますが、ロック画面を右に向かってフリックします。

GoogleNow-Now06 最も左にある「+」マークのパネルをタップします。

GoogleNow-Now07 ロック画面対応ウィジェットの一覧が表示されるので“Google Now”を選択します。

GoogleNow-Now08 すると、ロック画面上にGoogle Nowのウィジェットが表示されます。

この方法が最もオススメなのは、やはりスリープからの復帰後、つまり電源ボタンを押した直後、すぐに内容を確認できるようになるからです。まさにGoogle Nowをナウ確認する方法です。

Googleにこれ以上個人情報を与えたくない、という人以外はぜひとも使ってみてください。

Xperia AなどでWALKMANアプリの邪魔な項目を消すには

 先日、Xperiaの一部機種の純正アプリ(WALKMAN、アルバム、ムービー)がアップデートされました。正確に言えばドコモの3機種(Xperia Z、A、Z1)とauの1機種(Xperia Z1)が対象ですね。

 アップデート後、自分的にちょっと面倒だなぁと思ったのがこちらの画面。
XperiaA_WALKMANedit01 ソニーのサービス連携強化のため、WALKMANアプリがMusic Unlimitedのサービスアイコンだらけに。Music Unlimitedはとってもいいサービスなのですが、残念ながら現状自分は使っていません。

 WALKMANオンリーのつまり端末内の音楽再生のみの機能を使いたいとするとこれは不便です。

 そこでいろいろと設定をいじってみることに。まずは、画面右上のアイコンをタップ。そして“表示アイテム”をタップします。
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 そうすると、表示アイテムのリストが列挙されるのでそこから不要なもののチェックを外していきます。
XperiaA_WALKMANedit03

 OKを押すと、チェックを外したアイテムのアイコンが消えていると思います。
XperiaA_WALKMANedit04

 イメージとしてのお話なのですが、こういう自社サービスへのリンク、つまり囲い込み的な要素は原則的にいじれない(無効化できない)という印象があります。たとえば、ドコモアイコンとかそういうのね……。

 なので、正直このようにユーザーが選択できるような仕組みがあるのには少し驚きました。みなさま、ぜひお試しを。

●関連サイト
ソニーモバイル 該当アップデートお知らせページ

●Amazonの関連製品

Nexus5とXperia Aのどちらがイルミネーション撮影にピッタリか

131123-N5XA-01 先日、六本木ヒルズにいってみたところ毎年恒例のイルミネーションがキレイでした。そこで偶然(!?)もっていたNexus5とXperiaAでイルミネーションの撮り比べをしてみました。

 といっても2カットずつしか撮っていません。そして、設定は初期設定です。Nexus5はHDRオフ。XperiaAは“プレミアムおまかせオート”の状態です。最適に設定にすることはもちろんできて、しかもその方がキレイに写るはずですが、自分を含めたいていの人は思いつきで撮る写真で細かな設定はしないだろうという考えからこのような状態にしました。

↓↓下記の写真はクリックすると別ページで大きく表示します↓↓

●横向き:スターバックス前:Xperia A
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●横向き:スターバックス前:Nexus5
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●縦向き:坂の途中:Xperia A
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●縦向き:坂の途中:Nexus5
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 まず撮り終わったのを観て思ったことはNexus5も意外にキレイに撮れるもんだな、ということです。やはり、値段も違いますしカメラ技術に長けたソニー製の端末であるXperiaのほうが断然うまく撮れるだろうと思っていましたが。かなりいい意味で裏切られた感じです。

 ざっくり比べてみると、Xperiaのほうが青色LEDらしさが出ていてかなりイルミネーションらしい感じ。Nexus5は少し暗めですが、こちらも夜っぽくさらに各光源が明るすぎない大人しげな雰囲気です。

 なのでキレイなイルミネーションにみえるのは?と聞かれたらXperia Aになります。また、Nexus5は光源にフォーカスがあってしまうとかなりぼけたので、手動で木のあたりをタッチした覚えがあります。対してXperiaAはフォーカス位置はオートで判別した状態からいじっていません。

 むろん、どちらも拡大するとやはり粗がある(っていうかぶれている)ため、しっかりキレイにイルミネーションを撮るなら三脚やもうちょっとちゃんとしたカメラなどを準備すべきですが、スマホのカメラでさくっと撮ってSNSアップロードするくらいだったらどちらも十分だといえるのではないでしょうか。

 今度は設定とかいじってキレイに撮ってみたいと思います。

●関連サイト
Roppongi Hills 10th Anniversary Christmas特設ページ

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Nexus5を1週間Pure GoogleなKitKatのまま使い続けてみた

Nexus5-PureGoogle-01 Nexus5は先日6日に我が家に届いたわけですが、Qiも便利だしなかなかいい感じに使えています。また、ちょっと試してみたいこともありずっとアプリを入れない状態で使い続けてみました。

Nexus5-PureGoogle-02 理由としては、Nexus5の標準状態、すなわちGoogleが体験させたい今のサービスとはどんなものなのか非常に気になったからです。

Googleじゃないサービスはなかなか使いづらい

Nexus5-PureGoogle-03 先に困ったことを言ってしまうと、TwitterとFacebook、FeedlyなどといったGoogleのサービスでないものはChromeを使うしかないということです。当たり前と言えば当たり前ですね。

 さきほどあげた3つのサービスはWeb版を利用し続けましたがほかのサービスについては、代替案はないのかなど、探り探りやってみました。

そのままでも有効的なサービス

Nexus5-PureGoogle-04 やっぱりなんといってもGoogle Now。XperiaAでも使っていますが、このサービスのおかげで天気予報アプリ(天気は自宅と職場、現在地を自動表示)、乗り換え案内アプリ(予定や検索履歴から自動表示)はまったく入れなくなりました。音声で店の情報や外国為替をサクサクだせるのもかなり気に入っています。
 
Nexus5-PureGoogle-05 つづいて、“Google Drive”。画像やファイルの受け渡しはこちらで。MacやWindows版クライアントもあるのでDropbox的な使い方もできます。

Nexus5-PureGoogle-06 Dropboxの使い方としていつも使っているのは“自動写真アップロード”の機能なんですが、そちらはGoogle+のインスタントアップロード機能が使えます。さすがにソーシャル機能をすべてGoogle+に移行させることはできませんが(関連性の違いから)、やはり機能性や操作性において快適だなぁと改めて感じます。

Nexus5-PureGoogle-07 もとは有料だった“Quickoffice”もプリインストール。まあ、スマホでオフィスファイルを作成することはありませんでしたが、おもにメールの添付ファイルの閲覧に使いました。Android初期から考えるとこれはなんだか感慨深いものがありますね。

アプリは必要だけど……?

Nexus5-PureGoogle-08 不満点がある限り「Nexus5はアプリなしでも使える! 超最強のスマートフォンだ!」という結論ではありません。そもそもスマホとはやはり自分好みのアプリを入れることで最適化できるのが利点なわけですので、それは本末転倒というものです。

 ただ、このようにキャリアやメーカーの思惑(便利なときと不便なときがある)に振り回されない端末を素のような状態で使うことで“選択の自由”の大切さを改めて感じることができました。1週間とはいいませんが、みなさんも1度はやってみることをおすすめします。

●関連ページ
Google Nexus5製品ページ

●Amazonで関連製品を購入する

Nexus5をAndroid4.4(KitKat)欲しさに購入しました

Nexus5-01-01 最新Android4.4搭載SIMロックフリースマホ『Nexus5』の16GB版、ホワイトを購入しました。価格はGoogle Play直販で3万9800円で、送料無料でした。自分用のNexus端末としては、NexusS、Nexus7(2012)に続いて3台目となります。

Nexus5-01-02 箱のデザインも変わってきました。Nexus5はNexus7(2013)と同じくビビットの効いた青がメインカラーとなっています。

Nexus5-01-03 端末の雰囲気もずいぶん違いますね。NexusSは弧を描いたディスプレーが特徴的。Nexus7は額縁の厚さや縁取りが独特。そして、Nexus5はかなり狭額縁でフロントスピーカーがアクセントとなっています。

XperiaAと比べてみると?

Nexus5-01-04 普段使っているXperiaAと比べてみました。幅はほぼ変わらず縦に伸びた感じです。ちなみにXperiaAはHD解像度なのに対してNexus5はフルHD解像度です。XperiaAも十分綺麗(バッテリーの持ちもいい方ですし)なのですが、Nexus5の画面の精細さには驚きました。

Nexus5-01-05 厚さ比較。若干ですがNexus5の方が薄いです。Nexus5は5インチスマホでは現状最も軽い端末(130グラム)だそうですが、持った感じは5インチスマホとは思えない軽さ持ちやすさでした。(5インチスマホっていうとどうしても初代GALAXY Noteのようなサイズ・重さをイメージしがちです)

Qi対応

Nexus5-01-06 さて、Nexus5は自分にとって初めての無接点充電“Qi”対応の端末です。家にあったQi対応充電台に載せたところ無事充電できました。いちいちUSBケーブルを挿さなくていいというのは、思ったよりストレスフリーなんだなぁと実感しています。

 さてNexus5といえば、Android4.4(コードネーム:KitKat)を搭載しているというのが主なトピックです。“日本語”で便利だなぁと思うところは実はまだ少ないのですが、そのあたりはまた追ってレポートしたいと思います。

●関連サイト
Google Play購入ページ

●関連製品をAmazonで買う

Xperia Z1がiPhone5s、5cより気になるので触ってきた【ハイライト編】

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 銀座のソニービルで、9月29日(日)まで『Xperia Z1』が体験できるイベント“Xperia Z1 Japan Premiere”が開催中です。Z1は正式には“今秋日本展開予定”というステータスですが、先に体験できると言うことで初日に行ってきました。

ビル全体にわたってZ1一色

 まずは、1階エントランス。なんとフレームも公開。
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 つづいて、ジオラマを使ったカメラ性能体験会場。
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 最新ヘッドマウントディスプレーとも連携。
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 こちらは未発売の最新ポータブルBluetoothスピーカー。
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 『Xperia feat. HATSUNE MIKU』もパッケージと一緒に展示。
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 サイバーショットコーナーでは、DSC-QX10やDSC-QX100を体験。
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8階“OPUS”ではZ1本体自体の展示

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 紫のカラーもなかなか素敵。Zと比べて鮮やかというか、若干透明感のある感じです。
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 日本メーカーだけあって、ちゃんとストラップホールつき。
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 IP58の防水・防じん性能をもちながらイヤホンジャックはキャップレス。
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 手持ちのXperia Aと比較。大きいですねー。
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 厚さはZ1のほうが薄いですね。まあ、電池は交換できませんが。
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 会場入口には専用ケースの展示。結構ありましたね。
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 8階OPUSで体験すると、記念品がもらえます。中身はコクヨの“CamiApp”です。
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 そういえば、カメラアプリにもCamiAppsがインストールされていたような、そうでないような。ほかにも、カメラ性能チェックやベンチマークテストとかその場でやってみたので、引き続き掲載していこうと思います。

●関連サイト
ソニーモバイル Xperia Z1 Japan Premiere

Xperia AをAndroid4.2.2にアップデートして思ったこと

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 端末発表のときから予告されていた通り、Xperia史上最も売れている『Xperia A SO-03E』のOSバージョンアップが実施されました。Android4.2.2(“The New flavor” JellyBean)にアップデートされ、原形を残しつつさまざまな機能が追加・改善されました。

 ここではアップデートしてみて良かったこと、気になることを書いていきます。追加機能一覧などはぜひ、各ニュースサイト(→Google検索リザルト)をご覧ください。

ウィジェットが大活躍する

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 操作性の向上という意味で真っ先に挙げるべきなのはやはり、このふたつ。“ロック画面でのウィジェット表示の対応”と“ウィジェットのスモールアプリ化対応”。なお、ロック画面に表示できるのはGoogle NowやAny.Doといった対応済みアプリのみです。

 iOSとAndroidの違いであるウィジェット。アプリを開かずに簡易的なことを実行・表示する、といったものですが、自分はこれだけでもAndroidにして良かったと思っている機能です。それがロック画面やほかのアプリ上でも使えるというのは、愛好家として嬉しい限りです。

スクリーンセーバー機能(Daydream)が地味に便利かも

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 卓上ホルダーユーザーにとってはスクリーンセーバー機能はかなり便利だと思います。設定アプリから(何故かスマートコネクトからではなく)卓上ホルダーでの充電時に起動するように設定できます。

 標準では、写真を表示する“SenseMe Slideshow”と、JellyBeanが表示される“Bean Flinger”、さまざまな色を映す“カラー”の3種類が利用可能。自分は利用中だった“Flipboard”が対応していたので設定してみました。すると、最新の“Cover Stories”をスライドショーにして表示するので、ニュースをチラ見するのに便利でした。

トリプルタップで拡大表示

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 実用的というより、少し驚いた機能。標準では無効ですが、有効化するとトリプルタップで表示している画面をそのまま拡大します。両親が「スマホは字が小さいのが気になる」、「大きい文字設定にしても読みにくいモノがある」と申していたので、購入した層が広そうなXperia Aにはピッタリかもしれません。

全体的に見た目は“広々”に変更?

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 これは印象的な話なのですが、ホーム画面の通知&操作両領域の透過処理やアプリ切り替え画面のアイコン巨大化などを見ると、より広く大きくして操作性を向上させようと試みているように思えました。

 とくに切り替え画面のレイアウト改善は切り替え時かなりやりやすくなった気がします。ただ、そのぶん“全アプリ終了”ボタンとサムネイルとの間隔が狭まったので誤動作してしまいがちかも。

日本でのアップデートもなれてきた?

 ちなみに、Xperia Aのベースモデルとされる海外向け端末『Xperia ZR』のAndroid4.2アップデートは最も早い地域で7月31日から。約1ヵ月でアップデートまでこぎ着けられたのは、例年の感覚から言えば、非常に早いと言えると思います。もちろん、ミクコラボ版は4.2で出荷されることや発表時にすでに対応を発表していることから、事前の用意はかなりしてあったと推定されますが。

 4.2適用後の各種画面変移のアニメーションやロック画面のウィジェット対応などAndroid純正機能とキャリアやメーカーカスタマイズがうまくひとつの端末に溶け込んでいるように自分は感じ、やはりソニーモバイルとしても手慣れてきたのではないでしょうか。

 Xperia ZRはAndroid4.3(“A Sweeter”JellyBean)へのアップデートが告知されていますし、これは少し期待したいな、と久しぶりに思いました。

 お持ちのかたは、ぜひお試しあれ。

●関連サイト
ソニーモバイル SO-04E Android4.2.2アップデート概要

●Amazonで買う

Xperia A SO-04E docomo [White]