Nexus4はどんな人に“買い”なのか?

nexus4-kau

さて、新型Nexus7に引き続き、Nexus4も発売されました。ただ、以下の2点が問題で、本来の魅力が語られていなくなっています。

  • 価格が現状、米国版の約2倍
  • 発表からすでに10ヵ月程度経とうとしている

さらに、日本正規流通版より輸入品のほうが安いという異常な状況が発生しています。

●日本正規流通品はだいたい実売4万9800円。

●輸入版は3〜4万円程度。

詳細な仕様などはわかりませんが、日本版もほとんど共通仕様です。さらに米国版はAndroid4.3のアップデートで技適マークも表示されます。

でも、モノとしてはいい端末なのです

最新OSのAndroid4.3は搭載済み。CPUはSnapdragon S4 Pro搭載。800万画素のカメラ。NFCにワイヤレス充電(Qi)、SlimPort。

SIMフリーで、ここまでのスペックの端末なら、約5万円で手に入るというのは、すごい時代になったと感じます。ちなみに、ライバル機iPhone5など高級かつハイスペックな端末より安いといえるはずです。

●iPhone5 SIMフリー版は7万5000円〜(Amazon価格)

まあ、そもそも、SIMフリー機は日本国内ではあまり意味があるとはいえません。では、やはり海外に多く行く人こそ、やはり有効だと思われます。旅行でも出張でも国外で十分なスペックが使えるのは意外に必須だったりしますしね。

以上、発売後の反応をみた感想でしたっ!

Xperia A SO-04Eの“クイック設定ツール”が好き

XperiaA_QuickSettings1 Xperia Aを買って気がつけば1ヵ月以上経っていました。どうやら好調に売れているらしく、売り切れなお店もあるらしいですね。発売日に買えてよかったと思う今日この頃です。

 さて、Xperia GXからAに移行した自分ですが、普通以上に快適に使えて満足しています。お気に入りのひとつとして通知画面にあるクイック設定ツールです。まあ、このように国産スマホによくあるような各種設定のショートカットなわけですが、これの肝はカスタマイズ性にあります。

XperiaA_QuickSettings2 設定 > 画面設定 > クイック設定、から行なうことができます。

XperiaA_QuickSettings4 こちらが設定画面。表示したい項目をオンにしていきます。ただし、最大で10項目までしか表示されないので、全部をオンにしても意味がありません。

XperiaA_QuickSettings4 ちなみに、このように左端をドラッグすることで順序も変えられます。

自分は
「WiFi、Bluetooth、モバイルデータ、バックライト、テザリング」
「GPS、画面の自動回転、自動同期、NFC、設定」
にしています。

NFCはウィジェットよりこっちのほうが手軽。それに設定へのショートカットはあったほうが、どんな画面でも通知画面を呼び出せれば設定に移動できるのでオススメです。

Xperia Aのスマートコネクトの場所が分かりにくい

 『Xperia A SO-04E』で少し困ったことがありました。それはアプリケーションなどの自動実行ツール『スマートコネクト』の項目が見当たらなかったこと。
XperiaA_SmartConnect1

 『Xperia GX SO-04D』ではアプリケーション画面にあったのですがXperia Aのドロワーには見当たりません。Google検索の端末内検索内にもひっかかりません。
XperiaA_SmartConnect2

 実は、『設定』の『Xperia』にあるのです。
XperiaA_SmartConnecte3

 『スマートコネクト』では、指定した条件(卓上ホルダーへの設置やイヤホンの接続など)に応じて、さまざまなアクション(アプリの実行や設定の変更など)を設定できます。
XperiaA_SmartConnect4

 ホントはNFCタグとの組み合わせで使いたかったのですが、機器指定には見当たりませんでした。ほかのアプリで代用できるので、そうしたいと思います。そのへんの話はまた今度で。

Xperia AにXperia GXから乗り換えた理由

XperiaA_0 理由と書いて“ワケ”と読む! ドコモの2013年夏スマホ最初の1機種『Xperia A SO-04E』を購入しました!

 ファーストインプレッションとして、なぜ買い換えたかを少し書いていきたいと思います。

カメラキーが命

XperiaA_1 自分はスマホでよく写真を撮ります。友だちや家族もうそうだし、食べ物やモノの写真もカシャっと撮ります。『Xperia GX SO-04D』のときもそうでした。

 よくある形のスマホだと画面に表示されるボタンをタップして、シャッターがおりるわけですが、そうすると持ち方によっては若干ブレたりします。しかも、Xperia Aはスリープ状態でカメラキーを押すと瞬時にカメラを起動できます。少し使ってみると結構便利です。

NFCが便利

XperiaA_2 “ピッ”とするだけで、あらかじめ設定しておいたウェブページや設定変更を行なえます。あとはAndroid Beamで対応端末のあいだで写真やページの共有ができます。

 Xperia GXにはFeliCaしか載っていませんでしたが、Xperia AはNFCも搭載されています。海外では『Xperia Tag』という形式で付属していますが、日本では別途購入する必要があります。

Android4.1&2GBのRAMが心地よい

XperiaA_3 動きがとにかくヌルヌルです。クアッドコアCPUだというのもありますが、Android4.0と4.1のあいだには動作速度に大きな違いがあります。

XperiaA_4 あとはGoogle Now。ワイヤレスネットワークなどを利用して位置情報を取得、その場所やその時間に応じた情報を表示してくれる秘書機能。これが以外と便利です。とりあえず、天気アプリは入れずにすみました。

スモールアプリを初体験

XperiaA_5 ウェブ閲覧中に計算。ワンセグ鑑賞中にツイート。などのいわゆる“ながら作業”ができる機能。Xperia TabletやAX以降のXperiaでも使えます。

 Aは画面が(最近の流行の割には)小さめですが、このように電卓程度なら実用的に使える気がします。

 そんなXperia A。もっと使い込んでいこうと思います。

ソフトバンク2013年夏モデルをキーワードで振り返る

softbank2013summer_1 5月7日(火)にソフトバンクの夏モデル新製品発表がありましたね。仕事柄きっちり見ていたわけですが、リリース情報をベースに備忘録をかねて注目のキーワードごとに情報をまとめてみました。ちょっと落ち着いて振り返りたいアナタ、短時間でピンポイントにおさえておきたいミンナにオススメです。

 まずは、スマートフォン関連

ワンセグならぬ『フルセグ対応』

softbank2013summer_2のコピー “ワンセグ”ならケータイでは定番のテレビを見る機能。ワンセグが“1セグメント放送”から来ているのに対して、“フルセグ”とはつまり一般テレビ向けの放送波を利用しているということ。

 最大解像度はフルHD、1920×1080ドット。対応モデルは『AQUOS PHONE Xx 206SH』、『ARROWS A 202F』の2機種。最近、フルHDディスプレー搭載機が主流なので、320×240ドットのワンセグ放送じゃあ全然楽しめない、ということなのでしょう。

測定時間が2分の1になった『放射能測定機能』

softbank2013summer_3 昨年のソフトバンクの夏モデル『PANTONE 5 107SH』で初めて搭載された放射能測定機能。今回は測定時間が2分の1になって『AQUOS PHONE ss 205SH』として再登場。カラバリはPANTONEほどはありませんが、最近では珍しくなった4インチモデルとしても需要がありそうです。

94グラム程度の『軽量モデル』

softbank2013summer_4 『DIGNO R 202K』、そしてそれをベースとしたディズニー・モバイル端末『DM015K』の重量は94グラム程度(DM015Kは公称95グラム)。さらに京セラ製端末らしく画面の振動で音が伝わる“スマートソニックレシーバー”に対応しています。画面の大きさもそうですが、端末の重さも実は忘れちゃいけない要素のひとつですよね。

高齢者向け『シンプルスマホ』

softbank2013summer_5 ドコモから昨年出た『らくらくスマートフォン F-12D』と同じく機能制限および高齢者向け機能を追加した『シンプルスマホ 204SH』。ホームボタンおよび光る通話とメールボタンがドコモのモデルにはない特徴点です。

『ダブルLTE』ただしPocket WiFi(AXGP)

softbank2013summer_6 『ダブルLTE』といえば、iPhone5で使われている2.1GHzのFDD方式“SoftBank 4G LTE”とイー・モバイルの1.7GHzのLTEを併用する仕様のこと。 『Pocket WiFi 203Z』はLTEではないですが2.5GHzのAXGP方式“SoftBank 4G”とイー・モバイルのLTEに対応しています。5000mAhのバッテリーを内蔵し、モバイルバッテリーとしても利用できます。

 そして、発表のあった新サービスについて

『Fitbit Flex』が月490円で使えるSoftBank HealthCare

softbank2013summer_7 自分も使えるFitbitの最新モデル『Fitbit Flex』が月490円で使える健康管理サービス『SoftBank HealthCare』。Fitbit Flexは『Up by Jawbone』のようなリストバンドタイプになり、Bluetooth 4.0を使用したワイヤレス同期が可能。無料の健康相談電話サービスも使えます。

 こちらのサービスですが賛否両論あるようで、既存のFitbitとは違い“SoftBank SELECTION”独自仕様となるため、Fitbit公式アプリが使えません。すなわち、既存機種からの移行や開発用APIの利用ができない点が指摘されているようです。ソフトバンクを使う健康器具の新規ユーザーにとっては魅力的な端末と価格設定ということですね。

 ひとまず、とりまとめはここまで。5月15日に予定されているドコモの発表会などもこのような形で、まとめていきたいこうと思います。

●関連サイト
ソフトバンクモバイル 2013年夏新モデル

Android 4.0の画像編集機能をXperia GXで試す


 前の記事で「Xperia GXの写真が高性能すぎてヤバイ!」と、書きました。写真といえば、撮るだけが楽しみじゃありませんよね。やっぱり、良い写真はSNSで投稿したり、投稿する前に少し編集したり。

 今回は、そんな編集の部分をご紹介。

ふと、Android 4.0の編集機能を思い出す

 このブログの“今日のお気に入り”の記事では「アップする写真は加工してから」というのを心掛けています。Xperia rayまではFxCameraを入れておいてガンガン編集していたわけですが、GXにはまだ入れていませんでした。

 そこで、ふとAndroid 4.0からは標準で画像編集機能があるのを思い出しました。ものは試しと、特別なアプリを入れないで、どに程度の編集ができるか試そうと思ったわけです。

意外に凄かった

 とりあえず、調整項目を列挙してみたので読んでみて欲しい。

 ■明るさ調整

  • フィルライト
  • ハイライト
  • 自動露出補正

 ■特殊フィルター

  • クロス現像
  • ポスタリゼーション
  • ロモ調
  • ドキュメンタリー
  • ビネット
  • フィルムグレイン
  • 魚眼レンズ

 ■色彩調整

  • 暖かみ
  • 彩度
  • モノクロ
  • セピア
  • ネガ
  • 色合い
  • ネガ刷り
  • 落書き

 ■その他

  • トリミング
  • 赤目
  • 美顔
  • 日焼け顔
  • 傾き
  • 回転
  • 反転
  • シャープ
  •  ともかくスゴい種類の編集が可能だ。もちろん画像編集を専門としたアプリや、人気のInstagramなどには敵わないと思うが、手軽に編集する分には十分すぎる。

     特に、『美顔』とか『日焼け顔』なんて効果は日本っぽくてビックリしました。Android 4.0はAndroid女子部とかを賑わすアプリになるのかー、なんて。

     呼び出し方法もカンタンで、編集したい画像を表示させて、メニューから呼び出すだけだ。開発メーカーが何らかの理由もしくは独自実装していない限り、この機能は有効なはずなので、Xperia GXなど2012年夏スマホを買ってホクホクしているユーザーはぜひ試してみてください!

     自分はとにかく“今日のお気に入り”記事の方は当分この機能で編集していきます。適用効果も明記するので、ぜひご確認を。

    ●関連商品