5月7日(火)にソフトバンクの夏モデル新製品発表がありましたね。仕事柄きっちり見ていたわけですが、リリース情報をベースに備忘録をかねて注目のキーワードごとに情報をまとめてみました。ちょっと落ち着いて振り返りたいアナタ、短時間でピンポイントにおさえておきたいミンナにオススメです。
まずは、スマートフォン関連
ワンセグならぬ『フルセグ対応』
“ワンセグ”ならケータイでは定番のテレビを見る機能。ワンセグが“1セグメント放送”から来ているのに対して、“フルセグ”とはつまり一般テレビ向けの放送波を利用しているということ。
最大解像度はフルHD、1920×1080ドット。対応モデルは『AQUOS PHONE Xx 206SH』、『ARROWS A 202F』の2機種。最近、フルHDディスプレー搭載機が主流なので、320×240ドットのワンセグ放送じゃあ全然楽しめない、ということなのでしょう。
測定時間が2分の1になった『放射能測定機能』
昨年のソフトバンクの夏モデル『PANTONE 5 107SH』で初めて搭載された放射能測定機能。今回は測定時間が2分の1になって『AQUOS PHONE ss 205SH』として再登場。カラバリはPANTONEほどはありませんが、最近では珍しくなった4インチモデルとしても需要がありそうです。
94グラム程度の『軽量モデル』
『DIGNO R 202K』、そしてそれをベースとしたディズニー・モバイル端末『DM015K』の重量は94グラム程度(DM015Kは公称95グラム)。さらに京セラ製端末らしく画面の振動で音が伝わる“スマートソニックレシーバー”に対応しています。画面の大きさもそうですが、端末の重さも実は忘れちゃいけない要素のひとつですよね。
高齢者向け『シンプルスマホ』
ドコモから昨年出た『らくらくスマートフォン F-12D』と同じく機能制限および高齢者向け機能を追加した『シンプルスマホ 204SH』。ホームボタンおよび光る通話とメールボタンがドコモのモデルにはない特徴点です。
『ダブルLTE』ただしPocket WiFi(AXGP)
『ダブルLTE』といえば、iPhone5で使われている2.1GHzのFDD方式“SoftBank 4G LTE”とイー・モバイルの1.7GHzのLTEを併用する仕様のこと。 『Pocket WiFi 203Z』はLTEではないですが2.5GHzのAXGP方式“SoftBank 4G”とイー・モバイルのLTEに対応しています。5000mAhのバッテリーを内蔵し、モバイルバッテリーとしても利用できます。
そして、発表のあった新サービスについて
『Fitbit Flex』が月490円で使えるSoftBank HealthCare
自分も使えるFitbitの最新モデル『Fitbit Flex』が月490円で使える健康管理サービス『SoftBank HealthCare』。Fitbit Flexは『Up by Jawbone』のようなリストバンドタイプになり、Bluetooth 4.0を使用したワイヤレス同期が可能。無料の健康相談電話サービスも使えます。
こちらのサービスですが賛否両論あるようで、既存のFitbitとは違い“SoftBank SELECTION”独自仕様となるため、Fitbit公式アプリが使えません。すなわち、既存機種からの移行や開発用APIの利用ができない点が指摘されているようです。ソフトバンクを使う健康器具の新規ユーザーにとっては魅力的な端末と価格設定ということですね。
ひとまず、とりまとめはここまで。5月15日に予定されているドコモの発表会などもこのような形で、まとめていきたいこうと思います。
●関連サイト
ソフトバンクモバイル 2013年夏新モデル