Wunderlistが終了するのでTodoistに乗り換えてみた

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スマホを利用し始めて以来、使っては辞めを繰り返してきたアプリのジャンルがあります。それは、「ToDoアプリ」です。

いわゆる仕事効率化のためのアプリで、人やアプリによって使い方はさまざまですが、自分は以下のような感じをアプリに求めて、トライアンドエラーを繰り返していました(三日坊主だったとも言う)。

  • ジャンルごとにフォルダーなりグループなりをつくる
  • 大雑把な仕事ごとにタスクにする
  • タスクに期限をつけて、その1日前には通知を出す
  • これらの作業や通知は複数のOSと端末上で扱えるようにする

とくに最後の「複数のプラットフォーム、複数のデバイス」は、会社でもプライベートでもToDoを使おうと思っていたので必須。また、可能な限りウェブ経由ではなく各OSのネイティブアプリで利用したいと考えていました。

ネイティブアプリでないといけない理由は、機能的な部分というより、通知がOS標準のものとして制御したいとなんとなく思っているからです。

Microsoftに買収されたアプリの行く末

Wunderlist

さて、そんな具合でいろいろなアプリを試してみて、ここ数年は「Wunderlist」を使っていました。複数デバイスでほぼ同じように使えましたし、タスクの繰り返し処理や入力した文章を解析して、期限を自動で入力してくれる機能(「明日牛乳を買う」と入れれば、「牛乳を買う」というタスクが明日を期限として登録される)が便利。また、Android版のウィジェットも使いやすかったのも好印象でした。

しかし、気に入って使っていたもののだんだんと暗雲がたちこめてきます。Wunderlistはドイツ生まれのアプリでしたが、2015年6月頃に米Microsoftに買収されました。また、その前の2015年2月に、Microsoftはカレンダーアプリの「Sunrise」も買収しています。

その頃からMicrosoftは自社サービスをスマホやタブレットなどに対応にさせたり、進化させたりしていて、SunriseもWunderlistもスマホアプリで生まれらしい技術やUIを搭載していたので、それらを自社サービスに取り込もうという計画だったのです。

WunderlistのサイトのトップにMS To-Doへの誘導が表示されるようになりました

そして、Sunriseは2016年9月にサービスを終了。その機能の多くはMicrosoftのアプリ版「Outlook」に搭載されることになりました。そのため、WunderlistもいつMicrosoftのサービスとして生まれ変わるかユーザーとしては不安でしたが、ついに、MicrosoftはWunderlistを基にした自社製アプリ「Microsoft To-Do」(以下の、「MS To-Do」)をプレビュー版として2017年4月に公開。その公開と同時に、時期は明確にならなかったものの、MS To-Doアプリへの機能の完全移行後、Wunderlistが終了される旨を発表しました。

MS To-Doは不満。移行ツールのあるTodoistを選択

提供が終了すると決まったアプリをいつまで使っているほど、自分は悠長ではありません。ならば、Wunderlistの機能が移行される予定のMS To-Doを使い始めればいいのかもしれませんが、プレビュー版ではあるものの、自分には以下の不満がありました。

  • Microsoftアカウントが必須であること
  • iOS向けアプリがユニバーサルアプリではないこと(iPad用に最適化されていない)

Microsoftのアカウントは持っているものの、これ以上スマホにアカウントをとうろくするのは嫌でしたし、Wunderlistで提供されていたユニバーサル対応がMicrosoftになったことでなくなったのは解せません。

そこで、今回使い始めたのは「Todoist」です。TodoistはDoistという会社がやっているマルチプラットフォーム対応のToDoアプリ。移行を決めた理由は以下の通りです。

  • Googleアカウントでログインできる
  • Wunderlistからタスクのインポートに対応している
  • タスクの繰り返しに対応している
  • Windows、Android、iOS、macOSのどれでもネイティブアプリが提供されている
  • 有料プランが用意されている

とくに大きかったのはWunderlistからの移行ツール(ウェブ)が提供されていることです。やはりMicrosoftに買収された時から移行するユーザーは多かったようで、ネットを検索するとこのツールを使って移行する人は多いようです。

Todoist謹製の移行ツール

自分も実際にやってみましたが、どのタスクも簡単に移行でき、グループ分け(Todoistでは「プロジェクト」)までしっかりと引き継げました。ただし、一部Todoistでは反映されない要素もあります。すべてはチェックしていませんが、自分の場合は「タスクの繰り返し設定」「タスク内のサブタスク」が引き継げませんでした。繰り返し設定のほうは、移行後に自分で設定し直せば問題ありません。

年3500円のプレミアム版を選んだ理由

実は移行をして2週間ほど経ちますが、Todoistはかなり快適です。Wunderlistで使っていた機能は多少違いはあるものの、問題なく使えていますし、期限を文章として登録する機能はTodoistの方が上のように感じます。

また、年3500円の有料プラン(プレミアム版)も用意されており、支払いにはPaypalも使えたので契約してみました。ないと困る通知機能がこのプレミアム版での提供だったこともありますが、別の思惑もあり契約しました。

Todoist Premium(Windows版)

それは有料版をしっかり使うことで、Todoistがビジネスとして継続してもらいたいという気持ちです。Wunderlistも「Wunderlistプロ」という名称で有料プランを提供していましたが、個人のToDoを管理する上でひつような機能は無料プランでほとんどまかなえる印象で、プロで追加される機能はグループワークでの利用を重きに置いているようでした。料金も月額600円とTodoistのほぼ倍。よほど大きなグループや会社単位でない限り、導入はしなかったと思われます。

その結果がMicrosoftへの買収、そしてサービスの終了なのですから、やはりWunderlist単体ではビジネスとして厳しかったのではないでしょうか。Todoistももちろん無料で使える部分も多く便利なサービスですが、先ほど述べた通知機能や「ハッシュタグ機能」「位置情報を用いた通知機能」「バックアップ機能」「自動同期機能」など、ToDoアプリとして割とコアな部分が有料化されています。

もちろん一般的には無料で使える範囲が多い方が喜ばれるはずですが、仕事などで使っている関係上、すぐサービスが終了してしまうことのほうがリスクがあると言えます。月額で考えると月300円を切ると考えれば、それほど痛くない出費ですし、それでサービスが継続されるなら安いものだと僕は思いました。

●関連サイト
todoist Premium加入はコチラから(登録者と私に2カ月分の無料期間が付与されます)

Office 365 Soloの期限切れが迫る!Amazonの約8100円で更新できるキャンペーンを使ってみた

1年間、MicrosoftのOffice製品を定額で2台のPC、2台のタブレット、2台のスマホにインストールできる『Microsoft Office 365 Solo(1年版) [オンラインコード] [ダウンロード][Win/Mac/iPad対応](PC2台/1ライセンス)【国内正規品】』の発売から早1年が経過しようとしています。発売日は2014年10月17日。当時、いち早くOffice 365 Soloを導入した人は間も無く、10月16日が使用期限になっているはずです。デフォルトでは自動更新になっているので、気にしなくても勝手に更新されてしまいますが、オフにしている方、自動更新よりも安くこうしんしたいかたは、ひとつAmazonでのダウンロード購入がオススメです。

Amazonでは普段から数100円ほど、Microsoft Storeなどより安めに設定されていますが、9月30日までは、キャンペーン『マイクロソフト Office │ クーポンで最大30%OFF キャンペーン』が実施されており、条件が合致すれば1万1581円のところが8107円で購入できます。

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キャンペーン価格を適用するには簡単で、Office 365 Soloの購入時にキャンペーンサイトにある3つのコードを入れるだけ。逆に言えば自動適用にはならないので、忘れずにコードを入力する必要があります。3種類のうち、“ダウンロードソフトの購入が初めての方”というものがあるので、すでにAmazonでダウンロードPCソフトを購入したことのある方は20%オフです。

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3つのコードが無事適用されると、注文内容欄のプロモーション適用が3500円ほどになっているはずです。

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きちんと割引されているのが確認できたら、注文を完了します。するとOffice.comへというボタンがあるのでクリック。

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するとAmazonからOfficeのページに飛ばされるので「はじめに」をクリック。

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今回はOffice365の更新をするため、既存の更新したいMicrosoftアカウントにログインします。

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無事ログインできると言語設定がきかれるので、日本・日本語を選択。キャンペーン情報が送られてくるメールの設定はオフでもオーケーです。

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ここも無事通ると、自分のアカウント画面になって成功したと通知されます。期限を確認すると買った日から1年というわけではなく、前回の失効日から1年にしっかりなっています。

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なお、Office 365の自動更新はこのアカウント管理から設定できます。

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以上。キャンペーン期間は限られていますが、このようにコードも自分で入力することなく簡単にできるので、Office 365ユーザーの方には非常にオススメです。
●Amazonで買う
Microsoft Office 365 Solo(1年版) [オンラインコード] [ダウンロード][Win/Mac/iPad対応](PC2台/1ライセンス)【国内正規品】

Adobe Muse CCをはじめて使ってみた感想とオススメポイント

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Adobe Muse CCを使って同窓会の総会告知ページをつくってみました。一切Adobe Museを使ったことのない状態から、だいたい約5〜7時間、素材集めがなければもう少し短くできた気がしますが、ゼロからメインページおよびモバイル用ページの作成が終わったことに感動を覚えたので、その理由を書いていきます。

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 実際にPCでアクセスしていただけるとわかるのですが、内容としてはとあるイベントの出席申請を促し、かつソーシャルでの拡散を主な目的としています。そのため、トップにはビジュアルと一緒に日程と開始時刻を明記。そのすぐ下にGoogleフォームを使った出席申請フォームが配置されています。

 日時以外の情報がトップに並んでしまうと煩雑になってしまうと考えていましたが、とはいえ同窓生がいきなり“総会”と言われてもわからないと思ったので、タブを切り替えることにより、総会のカンタンな内容や議事一覧を表示できるようにしました。

 最初はFacebookページのイベント機能だけで告知は済ませようと思っていました。ですが、Facebookを使っていない人にとってFacebook内のページはアクセスしてすぐ“そっ閉じ”されてしまう可能性もあり、急きょこのようなページをつくることになったわけです。つまり、制作時間はなるべく短くしたい。

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 Muse CCの使い方などは、ウェブの公式ヘルプやAdobe Creative Cloud道場のアーカイブス動画を参考にしました。ちょっと前は新しいツールを買ったら、同時に参考書を買うのが常でしたが、今は本当に素晴らしいですね。動画ほどわかりやすいメディアはないです。

 操作感はほかのAdobe CCのツールを使ったことがあれば、そんなに困ることはありません。とくにDreamweaverやInDesignの経験があれば飲み込みやすいと思われます。感覚としてはInDesignに近く、用意した素材やツール内に用意されている素材を必要なところにぼんぼんドラッグ&ドロップしていけばオーケーです。

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 “ツール内に用意されている素材”の中には、今回使った“タブ”やGoogleマップ、Twitter、Facebookボタンなどのウィジェットのことです。メンドウなライブラリの読み込みを自分でやる必要はなく、これもドラッグ&ドロップすればオーケーです。しかも、ボタンの大きさやタブの数など細かいところもGUIで変更できます。

 このようなウィジェットという考え方はそれこそ昔々からある簡易型のホームページ制作ソフトにはつきものでした。しかし、そこはデザインツールの雄・Adobe先生。ただ単に機能を提供するだけでなく、かゆいところに手が届くカスタマイズ性とお手軽さを両立しています。

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 さらに感動したのはスマホ向け、タブレット向けページもカンタンに作成できること。自分は今回、PC向けページをつくった後にスマホ向けページをつくりました。その際、スマホ向けページは別に自動生成されるわけではないのですが、PC向けページからの文字や画像などをコピー&ペーストしてサイズなどを調整するだけで、完成してしまいました。

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 また、きちんとGoogleの“モバイルフレンドリーテスト”もパスしています。素晴らしい。なんだかこういうテストにパスする感覚は、大した誰も見に来ないサイトに対して必死こいてW3CのHTMLバッジをゲットしようとしてた中高時代を彷彿とさせます。

 やっぱり最近はスマホで見にくる人も多い&スマホやタッチデバイスだとiframe表示って使いにくくない?という意見を十分に反映できました。非常に満足。

苦労したことは?

 とはいえ自分の場合、Muse CCでパブリッシュしたデータをそのままサーバーにアップしておしまい!というわけではありませんでした。

 Google Analyticsのコードを埋め込んだり、レイアウトが若干くずれてしまうのでCSSを微調整、タブレット端末もスマホページに飛ばすようにJavascriptの部分を書き換えるなどなど……。ウェブページ制作の基礎知識くらいは持っているのにこしたことはないと思います。

 “ウェブ制作の知識ゼロからすぐホームページがつくれる”とまでは言い切れませんが、コーディングなどに時間をかけたくない。凝ったレイアウトのページをカンタンにすぐにつくりたいというニーズには十分応えてくれそうです。

 Muse CC単体で契約することもできますが、Adobe Creative Cloudを利用していればPhotoshopやIllustratorなどといった定番ソフトといっしょに使えますので、ぜひお試しあれ。

●AmazonでAdobe Creative Cloudを契約する
Adobe Creative Cloud[2015年度版]12か月版 Windows/Mac対応 [オンラインコード]

Adobe Creative Cloud フォトグラフィプラン(Photoshop+Lightroom) [2015年度版] 12か月版 Windows/Mac対応 [ダウンロードコード]

●Adobe公式ストアにアクセス
アドビストア

Macの買い替えなどでアップデートがこないときの対処法

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詳しくはまた後日お話しするとして、先日メインマシンであるiMacを買い替えました。2013 Lateの27インチの下位モデルを買った訳ですが、そこでいきなり困ったことがおきました。たぶんOS X上級者にとっては常識なのかもしれませんが、なにぶん5年ぶりの買い替えになるため、自分用リマインドをかねて書いておきたいと思います。

 さて、その“困ったこと”というのはコチラ。
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 Mac App Storeから、エラーが出てiMovieの最新版へアップデートできない! エラー内容は「OS X バージョン10.9.1以降が必要です」とのこと。じゃあアップデートすりゃいいやんと思いましたが、Mac App Storeのソフトウェアアップデートは「いや、最新版ですよ」みたいな顔しやがります。

 ちなみに記事作成時のOS X最新版は10.9.2。Mac App Store経由ではなく、直接手動でOS Xをアップデートするものはないかと、アップルのサポートページを漁っていたら、普通にありました。それがこちら。「おすすめのダウンロード」という謎なタイトルのページです
OS-X-Trouble0311-02

 ここから「OS X Mavericks アップデート v10.9.2」を選んでdmgイメージをダウンロードします。なお、自分は今回10.9から10.9.2へのアップデートなので、「OS X Mavericks 統合アップデート v10.9.2 (Combo)」の方を選びます。

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 あとは解凍して、アップデートするだけ。最終的に1回再起動が必要となるので、実行する際は作業中のファイルの保存などは忘れずに。

OS-X-Trouble0311-04 そして、最終的には10.9.2へのバージョンアップも完了し、このようにiMovieへのアップデートもできました。

 複雑なことはありませんが、「おすすめのダウンロード」ページは見つけにくく、わかりにくいですね。さて、来る(?)OS Xのバージョン10.9.3(??)は果たしてMac App Storeからダウンロードできるのか。今はそれだけが気になります。

MacにもATOK Passportパワーアップモジュールが登場

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 ジャストシステムは、Mac向けATOK Passportに対して“パワーアップモジュール”の配布を開始しました。“パワーアップモジュール”はすでにWindows向けには配布済みで、変換時の速度が高速化する“アクセルモード”の搭載およびカタカナ文字を漢字に変換する“校正支援機能”の追加が主なアップデート内容です。

 内容としては少し薄いですが、それぞれ詳細を見ていきたいと思います。

アクセルモード:速くなった……気がする?!

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 アクセルモードについて評価するのは非常にムズカシイです。それこそ天候のように変わるパソコンの状態(メモリーの空き容量とか、CPU使用率とか……)によって大きく変わりますし。アップデート適用直後は再起動がかかるので、「さっきより軽快に打てるなー」と思ってもそれは違う要因である可能性が高いです。まあ、某健康促進グッズの首飾りなどのようなものと考えておくのも手です。

 また、このアクセルモードはデフォルトでは“自動的に最適な設定で利用する”という設定になっています。強制的に効果最大にしたかったり、逆にオフにしたいときは、“ATOK環境設定”の“辞書・学習”タブの左下にある“アクセルモード設定”で指定できます。

校正支援機能:そのカタカナの意味知ってる?

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 これが一番目に見える実用的な機能かもしれません。レジュメ=講義資料、コンプライアンス=法令遵守、リテラシー=活用能力など、さまざまないわゆる“カタカナ語”を漢字に変換できました。今回記事にするにあたって変換できる言葉を探すのも、結構楽しかったです。

●関連サイト
該当サポート記事

Mountain Lionに対応したアプリ達


 あんだけいっといて、けっこう躊躇無くiMacのほうをMountain Lionにしました。そこでOSが上がったことで更新されたソフトの情報を2本+α、ご紹介。

m2TV

 Mountain Lionの更新日である7月26日に更新データが公開されました。配布ページはこちら。更新内容は抜粋。

掲載日:2012/07/26
バージョン:1.20
ファイル形式:ディスクイメージ形式

■Ver.1.10 → Ver.1.20(2012/07/26)
・Mac OS X Mountain Lionに対応しました。
・新型iPadに適した高画質の録画モードを3つ(XR/DX/XP)追加しました。
・予約確認パネルの予約済みの項目をダブルクリックすると番組名で番組表検索できる機能を追加しました。
・手動で録画を開始した場合の録画停止方法として、従来の手動停止とは別に番組終了時に自動停止する機能を追加しました。
・メインウインドウの情報パネル、ライブラリウインドウの詳細情報、番組表ウインドウ内の情報パネル上のテキストを選択した際のコンテキストメニューに「番組表で検索」を追加しました。
・動作安定性向上。

 もちろんMountain Lionへの対応がメインなのですが、録画画質の選択ができるようになった点も注目したいですね。また、手動で録画を開始した場合も番組の終了と連動して録画を終わってくれるのもいいですね。
 まあ、一番更新して欲しいのは、あいかわらずEvernote系アプリと同時起動すると、強制終了する“仕様”ですかね。著作権保護的な意味でスクリーンショットを撮らせないのは理解できますが、やっぱり不便なのは変わらないです。当初、公式で改善予定と出していたのですから、ぜひ早急にやってもらいたいところです。

ScanSnap Manager

 ポータブルだけどポータブルあまりしないスキャナー『S1100』を利用していたので更新がきていました。以下、更新内容抜粋。本文はこちら

機種:S1500、S1500M、S1300i、S1300、S1100
最新バージョン:V3.2L60
主な変更点:
 OS X v10.8(Mountain Lion) Preview4 に対応しました。

 よく見てみると開発版のMountain Lionに対応したアップデートなんですね。Preview 4のあとは製品版っぽいので、ScanSnap的にコアな部分が急遽変更されていない限り大丈夫だとは思いますが。
 なんだかアイコンも増えてます。こちらはまた今度調べてみることにします。

小ネタ1:ソフトウェアアップデートがMac App Storeに統合

 Macユーザーにはおなじみ。リンゴマークのクリックした2番目の“ソフトウェアアップデート”。LionまではここをクリックするとApple updateが表示されていましたが。
 Mountain LionからはMac App Storeのアップデートタブが開くようになりました。iPhoneやiPadもアプリの更新といったらApp Storeのアップデートタブですし、あわせてきたものだと思います。

小ネタ2:Adobe CSのMountain Lion対応情況

 ソースはこちら。Mac OS X Mountain Lion (v10.8) compatibilityというところに、

「Adobe CS 5,5.5,6はMountain Lionをサポートしますか?」

Do Adobe Creative Suite 5, 5.5, and CS6 applications support Mac OS X Mountain Lion (v10.8)?

とあります。
回答文を読むと、

Adobe and Apple have worked closely together to test Adobe® Creative Suite® 5, 5.5 and CS6 editions and individual products for reliability, performance and user experience when installed on Intel® based systems running Mac OS X Mountain Lion (v10.8).

と、あります。CS5、CS5.5、CS6については『今のところ』大きな問題点は見つかってないそうです。
また、

Earlier versions of Adobe Photoshop® (CS3 and CS4) software were also tested with Mountain Lion and there are currently no known issues.

と続くので、CS3、CS4の『Photoshop』に限って、やはり『今のところ』大きな問題点は見つかっていないそうです。

 公式情報ではあるものの、『正式な対応表明』ではありませんし、CS3やCS4はすでにけっこう前の製品です。色々と不具合は出てきそうですね。個人的にはIllustrator CS4を一番使うので、そのあたりもうちょっと詳しく調べていきたいと思います。

「Message Beta」を早速テスト!

 Mac OS X Lion(10.7)登場からは1年も経過していないわけですが。どうやらAppleがMac OS X Mountain Lionという新しいOSを準備しているようです。Mountain Lionの詳しい情報は各種サイトに早速まとめられているので是非読んでみてください。

ASCII.com
新OS「OS X Mountain Lion」 ― ポストPC時代に合わせ、Macの進化を加速させるアップル
http://ascii.jp/elem/000/000/672/672387/

GIZMODO
【速報】AppleがMacの次期OSを発表。その名も「OS X Mountain Lion」!(詳細アップデート中)
http://www.gizmodo.jp/2012/02/theyve_just_announced_new_ver_of_mac_os_x.html

 主にiCloud完全対応など、iOS5で実装されている新機能や新サービスをMac OS X上でも利用可能になるようです。Lionでいわれていた「Back to Mac」の戦略をさらに進化させた感じです、そして、今回はこの中のMessage機能がLionで早めに確かめられるというので、早速試してみました。

Message Betaをダウンロード

 Message Betaは2012年2月17日午前1時04分現在は、日本アップルでは公開されていないので、本家大本のApple.comからダウンロードする必要があります。上部メニューからMacを押すと「Mountain Lion」の紹介ページへのリンクがあり、そのページの下部からインストーラーをダウンロードできます。先ほど言いましたが、対応しているはMac OS X Lion(v10.7)のみです。

インストール

 アメリカ版からダウンロードしたので少しドキドキしていたのですが、インストーラーを起動してみるとちゃんと日本語で表示されています。これで他のソフトと同じように進めることが出来ます。また、インストールを完了すると再起動を求められるので、作業途中のものがあれば、保存しておく等準備をしておきましょう。

セットアップする

 まず、お約束というか絶対必要なApple IDの入力を行います。

 Apple IDの認証が終わると、iMessage着信用の連絡先を追加することが出来ます。自分はApple IDは人にあまり教えないので、よく使うGmailのアドレスを入れることにしました。アドレスを入れると、確認メールが送られてくるので、手順に従っていくと進めることが出来ます。

実際に使ってみる

 Mac OS X Lionには最初からiChatというチャットソフトがありましたが、MessageにすることによってiOSのiMessageとメッセージのやりとりをすることが出来ます。もちろん、iChatまで可能だったGoogle TalkやYahoo!Messenger(国際版)のクライアントとしても利用出来ます。

 実際に使ってみるとiOSユーザーライクなものになっています。特に、相手が入力中に吹き出しに「・・・」と分かりやすく表示されるのは良い感じです。また、FaceTimeへ直接起動することが出来るのも特徴的です。

 まだ、短い時間しかテストしていないせいで、不具合とかにはあっていません。けれど、Beta版なので自己責任でみなさん試してみてください。

Macで地デジを観る:m2TV(GV-M2TV)購入


I・O DATA -m2TV

ついに自分用のPC(iMac 2009 Early)で地デジが見られるようになりました。
今回購入に踏み切った理由は以下の通りです。

  • Mac OS X 10.6 Lionに対応
  • 64bit対応
  • AndroidおよびiOS端末と連携可能

せっかくiMacのメモリを4Gから8Gにしたので、やはり64bitには対応して欲しかったです。
この機種の前身であるボックスタイプ「m2TV(GV-MACTV)」は32bitモードで対応でしたので、64bitに対応している「m2TV(GV-M2TV)」を選びました。

USBタイプでコンパクトというのも周りの邪魔にならず良い感じです。
(MacbookProで利用すると隣のUSBポートまで幅をとってしまうらしいですが……)

AndroidおよびiOS端末に対応というのは、録画した番組を端末に移動して閲覧することができるというもの。
移動後の画質はあまり良くはありませんが、無線LANで転送できるのが手軽でいい。

それに、同一無線LANでm2TVが起動して、「録画中ではない」かつ「閲覧中ではない」時に限り実際に放送している番組および録画した番組をストリーミングで再生できます。

防水なんだけど電波が届かなくてワンセグが観られない!って時でも無線LANさえ届いていれば観れちゃうわけです。

なお、こちらの機能は、
Android(タブレット・スマートフォン)なら「TVPlayer」
iPhoneおよびiPod TouchならAndroidと同名の「TVPlayer」
iPadなら「TVStream」
をダウンロードして利用することができます。
(iOS端末アプリのリンクはiTunesが起動します)

さて、まだ購入して1週間も経ってはいないのですが、ほぼ満足して使っています。
やはりPCの画面上で見る限り地デジの画質は十分ですし、思ったよりCPUやメモリ領域も食いません。
そしてなんといっても、手持ちの携帯端末に簡単に番組を持ち出せるのが魅力的。
少しでも気になった番組は即録画するようになりました。

けれど、やはり「ほぼ」満足なのには理由があります。

これは自分がやってしまうミスなのですが、番組を視聴するためのm2TVというソフトが以外と堅物で、

  • デュアルスクリーン環境での表示は不可
  • iEPGには非対応
  • スクリーンショット・キャプチャ系のソフトとの同時起動不可

というなんともややこしい制限が加えられています。
まあ、著作権保護には必要なことなんでしょうがないのですが。。。

一番最初の、『デュアルスクリーン環境での表示は不可』ですが、正確には『外部スクリーンでの表示は不可』というもの。
したがって、Mac ProやMac miniのような外部ディスプレイにつなげる様な環境やクラムシェルモードだと使うことが出来ません。

実際自分はVGA出力でデュアルスクリーン環境を構築していますが、m2TVのウィンドウを外部ディスプレイの方に持っていかない限りは正常に番組を視聴できました。

次に、iEPGというネット上の番組表に非対応ということ。
まあm2TVアプリ内にEPGの番組表はあるので、そちらで簡単に録画予約はできるのですが、若干読み込みが遅いので、自分の慣れていて多機能なiEPG使いたくなってしまいます。
先ほど出てきたボックス型の「m2TV(GV-MACTV)」ではiEPGに対応しているのを考えると、技術的には不可能じゃないんじゃないかと考えてしまいます。

最後に、スクリーンショット・キャプチャ系のソフトとの同時起動は不可。
これが今回この記事に実際に起動した画面が載っていない理由です。
公式で書かれていたのは「QuickTime」と「Evernote」との同時起動はできません。
さらに確認できたのはMac標準の「グラブ」も駄目ですし、Evernote繋がりとして「Skitch」も利用不可です。

別に起動していなければいいだけの話なのですが、Evernoteはキャプチャ以外での利用の方が多いですから割と視聴しているのを忘れて起動してしまうことが多いです。
さらに録画中でも、このようなソフトを起動するとm2TVは強制的に終了してしまうので、途中で録画が切れてしまったり、できなかったりということがありました。
まあ、このことについては公式マニュアルの方で「対応を強化する場合がある」とのことなのでバージョンアップに期待したいところです。

まあ、とにかく。
その辺りは少し気をつければ快適に利用出来ます。

パソコンを使い始めてから、よりテレビから離れてしまったので、これを機会に色々な番組をまた見直したいと思います。