OS X Mountain Lion 導入:ファーストインプレッション


2012年7月26日発売、最新OS
OS X Mountain Lion
●OS X Lionからのアップデート
●1700円

 さっそくダウンロード、インストールしました。前回のv10.7のLionから始まったMac App Storeでの販売になります。v10.6のSnow Leopard発売時、暑いなかビックカメラ大宮店に買いにいったのが懐かしいです。

 ここでは入れてみて気になった点をピックアップします。

意外に早いのはSSDのおかげ?

 インストールにかかった時間(OSの暗証番号を入れてから、ログイン画面が出てくるまで)は、約26分12秒。30分かからなかったのはビックリ。おそらくHDDのMacだったらもっとかかるんじゃないかと。

Twitter内蔵が便利

 いちばん楽しみだったのが、Twitterの内蔵。設定は[システム環境設定]>[メール/連絡先/カレンダー]で追加可能。ここで設定しておけば、対応アプリならば新しくTwitterの認証をする必要がなくなります。(iPhoneとかiPadといっしょですね)
 標準ではFinderから画像ファイルを直接アップロードできるようになります。また、メンション(自分宛のツイート)が来ると通知領域に表示されたり、ポップアップが出現します。

 このポップアップ。クリックするとブラウザが開いてWeb版Twitterにアクセスしようとするのですが、『Twitter for Mac』や『TweetDeck』などのクライアントソフトで開けるようにならないですかね。。。Web版のTwitterで別のアカウントを開いているとうかつに返信できないので残念です。

通知:Chromeが対応していた

 Mountain Lionから搭載された通知センターに対応しているアプリはまだまだ少ないです。Twitterの設定を変えようと思ったら、Chromeの項目が。Chromeはいったい何を通知してくれるのでしょうか。

Game CenterでiOSゲーム管理

 Game CenterのOS X版が登場。Mac App Storeの対応アプリはもちろんですが、iOS版のデータも参照できます。(写真はiPhone/iPad対応の『グルーヴコースター』)

 バッジを大画面で確認できるのはけっこう見応えがあって、いい感じです。

iMacに入れるかどうか

 自分はAdobe CS4を使っているのですが、CS4の公式対応OSはv16のSnow Leopardまで。実際、Lion環境で使っていると自分の使用状況では致命的な不具合がありません。Mountain Lionでも同様なのか今回導入したMacBook Airで少しテストしてから、iMacに入れてみたいと思います。

■ダウンロードはこちらから
OS X Mountain Lion – Apple
OS X Mountain Lion - Apple

■関連商品

<追記>
 試してみたい機能としてはAirPlay。iOS製品でおなじみの機能ですが、Apple TVを通じてテレビにMacの画面を転送できます。プレゼンとかに役に立ちそうですよね。

スティーブ・ジョブズ〈1〉を電子書籍で読んで

 伝記『スティーブ・ジョブズ』を結構前に読み終わっていたので、リーダーであるKinoppyの感想と共にお届けします。

伝記ってジャンル

 まず、驚きなのがこれは伝記本であるということ。自分は伝記本というと、小学校の頃図書室にこもって野口英世やエジソンの伝記を読みふけっていた思い出がある。これは個人的な見解だけども伝記本というジャンルはあまり人気ではなく、小学生の読書感想文の定番なのかな、と言った具合。

 だが、日本では売上げ100万部を超えた。それほど、スティーブ・ジョブズという人物はホットな人間だったのだと思う。また、各メディアでもかなり大きく伝えられたし、名前を聞いたことのなかった人も興味本位で買ったのかも知れない。そんな売れ方のする伝記本というのは珍しいな、と思った。

 内容も伝記にしてはアトラクション的だった気がする。休まることなく次から次へと新しい出来事が起きていく。前述の野口英世やエジソンの伝記と比べて時代背景も全く違うから、「伝記が苦手」という人でも読めるかも知れない。自分もそうだが、あまり遠すぎる時代の話は実感がわかなかったり、名前や用語が覚えられなくて読む気がくなくなる。カタカナやPC用語にアレルギーがなければスイスイ読めると思う。

自分にとって初の電子書籍

 本作が自分にとって初めての電子書籍購入となった。というか、この本が出てそうしようと決めてた。別に大ファンというわけではないけど、スティーブ・ジョブズの伝記を彼の愛した端末で買うというのが儀式的で面白いと思ったからだ。

 便利さを語る前に、自分の電子書籍に対する意見を述べておきたいと思う。自分は電子書籍も紙の書籍もどっちも出来ればいいと思ってる。小説や雑誌はやはり紙で買いたい。雑誌は紙の方が全体を見られて便利。小説はスマホで見るには画面に表示できる文章量が限られ、タブレットだとそもそも小説より重い。では、どのような場合電子書籍が最適なのか。

 つまり、この本のようなハードカバーで通勤通学時に持ち歩くには重すぎる本の時に最適だと思う。もちろん小説と同じように表示する文章量に問題があるし、ディスプレイを長時間見るというのはあまりリラックスできるものじゃない。けれど、そんなことに目をつぶれるぐらいの利点があった。

 まずは、重くない、かさばらないという点。次に、どの端末でも書籍自体はもちろんのことしおりなどを共有できるという点。自分のように通勤通学時に読書をするという人にかなりオススメしたい。教科書や会社の書類でただでさえ重い鞄を、さらに重くしなくてすむ。しおりや再ダウンロードの規約は電子書籍取り扱いストアーによって異なるが、Kinoppyはその点は合格だった。紀伊國屋ポイントにも対応しているのがまた嬉しい。

 電子書籍は書籍より安くしろという議論があると思うが、このような利点があるのなら紙の書籍と同額払ってもいいなと思う。問題は実際原価はいくらなんだということより、自分にとってその価値がそのアプリや本にあるのかということだ。無料版などで体験して自分の生活スタイルと一度照らし合わせて考えてみてはいかがだろう。

●関連サイト
『スティーブ・ジョブズ』講談社公式ページ

【AD】紀伊國屋書店が運営するインターネット書店 紀伊國屋書店ウェブストア

『スティーブ・ジョブズ』
●Kodansha Ltd.
バージョン:1.3
App Store価格:無料
(アプリ内課金で1巻2巻それぞれ1900円)
スティーブ・ジョブズ - Kodansha Ltd.

『紀伊國屋書店Kinoppy』
●Kinokuniya Co.Ltd.
バージョン:1.1.2
価格:無料
紀伊國屋書店Kinoppy - Kinokuniya Co.Ltd.
Google Playでダウンロード

「Message Beta」を早速テスト!

 Mac OS X Lion(10.7)登場からは1年も経過していないわけですが。どうやらAppleがMac OS X Mountain Lionという新しいOSを準備しているようです。Mountain Lionの詳しい情報は各種サイトに早速まとめられているので是非読んでみてください。

ASCII.com
新OS「OS X Mountain Lion」 ― ポストPC時代に合わせ、Macの進化を加速させるアップル
http://ascii.jp/elem/000/000/672/672387/

GIZMODO
【速報】AppleがMacの次期OSを発表。その名も「OS X Mountain Lion」!(詳細アップデート中)
http://www.gizmodo.jp/2012/02/theyve_just_announced_new_ver_of_mac_os_x.html

 主にiCloud完全対応など、iOS5で実装されている新機能や新サービスをMac OS X上でも利用可能になるようです。Lionでいわれていた「Back to Mac」の戦略をさらに進化させた感じです、そして、今回はこの中のMessage機能がLionで早めに確かめられるというので、早速試してみました。

Message Betaをダウンロード

 Message Betaは2012年2月17日午前1時04分現在は、日本アップルでは公開されていないので、本家大本のApple.comからダウンロードする必要があります。上部メニューからMacを押すと「Mountain Lion」の紹介ページへのリンクがあり、そのページの下部からインストーラーをダウンロードできます。先ほど言いましたが、対応しているはMac OS X Lion(v10.7)のみです。

インストール

 アメリカ版からダウンロードしたので少しドキドキしていたのですが、インストーラーを起動してみるとちゃんと日本語で表示されています。これで他のソフトと同じように進めることが出来ます。また、インストールを完了すると再起動を求められるので、作業途中のものがあれば、保存しておく等準備をしておきましょう。

セットアップする

 まず、お約束というか絶対必要なApple IDの入力を行います。

 Apple IDの認証が終わると、iMessage着信用の連絡先を追加することが出来ます。自分はApple IDは人にあまり教えないので、よく使うGmailのアドレスを入れることにしました。アドレスを入れると、確認メールが送られてくるので、手順に従っていくと進めることが出来ます。

実際に使ってみる

 Mac OS X Lionには最初からiChatというチャットソフトがありましたが、MessageにすることによってiOSのiMessageとメッセージのやりとりをすることが出来ます。もちろん、iChatまで可能だったGoogle TalkやYahoo!Messenger(国際版)のクライアントとしても利用出来ます。

 実際に使ってみるとiOSユーザーライクなものになっています。特に、相手が入力中に吹き出しに「・・・」と分かりやすく表示されるのは良い感じです。また、FaceTimeへ直接起動することが出来るのも特徴的です。

 まだ、短い時間しかテストしていないせいで、不具合とかにはあっていません。けれど、Beta版なので自己責任でみなさん試してみてください。

8/25 GoogleのクラウドサービスとiCloud

iCloudが秋頃にやってきますが、
Androidは既にクラウド環境が整いつつあります。

まあ、多種多様なサービスがあると思いますので、
ちゃんと公開予定のiCloudとGoogle謹製のサービスを
各コンテンツ毎に比較してみましょう。

(実際自分は、iCloudのkeynoteを観ているときにAndroidなら出来るじゃんとか思っていたのを思い出しました)

写真・動画

iCloudではフォトストリームという機能が搭載されています。
登録してあるiPhoneやiPad、iPod touch、そしてMacに
撮影された写真が自動的にアップされます。

Googleのサービスで写真というと、Picasaがあげられます。
初期の頃からAndroidでは手動で写真をクラウド上にアップできました。

これを聞くと、あれ?Androidもめんどくさいじゃないかと、
思われがちですし、自分も思っていましたが、
Google+の登場で劇的に変化しました。

Google+の招待を受け、
自分のver2.1以上のAndroid端末にインストールし、
インスタントアップロードを有効にすると、
自動的に撮影した写真がPicasa上にアップされます。
(ちゃんと非公開としてPicasaに保存されます)

Google+ -Android Market
https://market.android.com/details?id=com.google.android.apps.plus

では、
iCloudのフォトストリームと
Google+のインスタントアップロードを比較すると、まず容量が気になります。

どちらも実質容量無制限。
実質と言うことは細かい違いがあるわけで。
Appleのホームページを見ると共有されるのは過去1000枚分に対して、
Picasaは無制限に保存可能です。ただし、2,048px×2,048px以上は自動縮小。

あとは使い勝手ですね。

PicasaはGoogle+を代表とし、
細かな公開範囲設定が出来て、
「共有」機能に優れているように思えます。

iCloudはそのあたりどうなのでしょう。
iOSやMac OS Xとネイティブな連携をしてくれそうな部分に期待です。

音楽

なんとこちらの比較は
挑戦的にもAppleのホームページに表が載っています。

Apple iTunes in the Cloud
http://www.apple.com/jp/icloud/features/

Appleさん曰く、
iTunes in the Cloudは
ただクラウドに音楽データをアップするだけでなく、
そもそもiCloud全体に同じ音楽データはアップされていなければ、
というチェックが入るようです。これがiTunes Match。
また、2万曲まで24.99ドルで利用できるそうです。

Googleの音楽共有サービスの「Music Beta」は、
Amazonなどと同じいわゆるロッカー式、
つまり、iTunes Matchのようなチェックは入りません。
そのため、膨大な量の音楽ファイルがあるとアップするのに時間がかかります。
値段は今のところ、ベータ版の間は(while in Beta)2万曲まで無料。

これらの機能はかなり便利です。
現在のところiPhoneだろうとAndroidだろうと
音楽ファイルを入れようとすると、
どうしてもコードでパソコンと繋げる必要が出てきます。
(DropboxとかDoubleTwistとか手はありますが。。。)

iTunes MatchもMusic Betaも、
米国から順次公開となっていますが、
日本で公開されることはほとんど絶望的だと言われています。

電子書籍で色々と言われているのをニュースでよくききますが、
音楽もまた日本の著作権絡みの部分は複雑なようですね。

書類

iCloudの書類共有はiWorkに内蔵される感じですね。
容量は写真や音楽や書籍、Appは
カウントされない5GBの領域に保存されますね。

編集性能に関しては
既に公開されているiWorkのアプリで利便性が証明されていますね。
各サードパーティー製のAppもAPIを利用して
iCloudのストレージにアクセスできるようになりそうですね。

Googleの書類共有は若干弱めです。
Googleドキュメントがあげられますが、保存容量は1GBです。
ただし、Googleドキュメント形式のものはこの1GBには含まれません。

編集性能は、
今のところ基本Webベースなため、
とてもシンプルなことしかできません。
それにまだまだAndroidアプリの編集もWebに性能が準拠されているし、
UIもWeb版とほぼ同等なので使いづらいです。

こちらもPicasaと同じように共有性能は良いんですけどね。

App、本

こちらもiCloudの容量にはカウントされないらしいですね。

AppではAndroid Market Web版のように、
OTA(On The Air)でダウンロード&インストールされます。

iBooksと比較するモノがGoogleサービスにはあまりない気がします。
Google Booksが該当するのかもしれませんが、
音楽の項目で述べたとおりこちらも著作権関係が面倒なので、
日本ではほとんど利用できません。
同じようにiBooksの商品ラインナップも洋書しかありません。

連絡先、カレンダー、メール

Appleについて
このあたりはiCloudの前身であるMobileMeで
利用されている方が多いと思います。

Googleは
連絡先とメールはGmail、カレンダーはGoogleカレンダーと、
こちらはMobileMeの様に、
Macユーザーに限らずたくさん使っている方が多いと思います。

どちらも基本的な特徴は、端末を選ばず、
送受信されたメールを閲覧・編集できる、
連絡先を利用できる、予定を管理出来る、といったもの。

Appleの方はやはり自社製品との結びつきが非常に強いため、
MacでもiPhoneでもかなり快適に利用できるでしょうね。

Googleの方は、Googleらしい検索機能、
プラットホームを選ばない環境が特徴的です。
まあ、Androidなら特に使い勝手がいいのは事実ですが。

最後に

やっぱり多少違いがあるものの、
その機能の基本的な部分は既にGoogleは提供しているように見えます。

ただ、iCloudはきっといつものような、
Appleらしいサービスになると思われます。
iPhoneの様に初心者にも優しいユーザー体験を提供してくれそうですね。

僕は初代iPadとMacしか持っていませんが、
非常に楽しみです。

Appleラッシュ

アップルラッシュとうとうやってきた!
身近なAppleな話、自分まとめ用。

とりあえず、ソース

http://www.gizmodo.jp/2010/10/airos1020back_to_the_mac.html

[Gizmodo]新型Air&次期OS発表か。アップル10月20日にスペシャルイベント「Back to the Mac」を開催!(リアルタイム更新あり)

http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1009/29/news045.html

[Itmedia +D PC USER]MS、「Office for Mac 2011」の価格を発表

Mac OS X最新版、いわゆるバージョン10.7
名前はLionか?!
みたいな、ことを言ってますが、
ついこの前64bit化されたLeopard、Snow Leopard!
みたいなこといってたのに、もう新しいOSのアナウンスか。

まぁ、AppleさんのことだからSnow Leopardからはちゃちゃっと更新できちゃいそうだな。
安価で。

それよりもMacbook Air

途中で浮気しそうになりましたが、
4月から何のためにお金を貯めてきたか、、
そして、先輩のAirもどきを見ながら、軽いパソコンに憧れた来たか、、

やっとでるかなぁ
今回はOSの発表は絶対やりそうで、新型Airはまだ推測の域を出ていないから、なんともだけど。
もし、20日の発表会でAirが発表されたら、

(偏見で言うと)
・Air発表 → 1週間以内くらいに発売するよb or 明日から購入可能なのだw

とか
(最新OSと発表と同時ってことを考えると)
・Air発表 → 新しいOSと新しいAirで同時発売! or Air買った人は新OSに無料アップデートできるよ

みたいな感じかなぁ、と夢想。

そして、2個目のソースより
10月27日、新Office発売!

なんだかんだいって、やっぱりMacでもOfficeはいる。
iWorkはMSOfficeとの互換性が心配だから使ってないし、
現行Ofiiceは操作性が最悪なので、これは素直に朗報。

特に、Windows版では2007から採用されているリボンUIを採用したのは最高。
現行のOffice for Mac 2008は若干似せた部分はあるけど、2003くらいのOfficeって感じかな。

あ、Outlookも楽しみd(ry

日曜日あたりにはもう1個いい情報を持ってこれたらいいな、と思ってます。
でわでわ。