システム工学演習B大宮祭出店、劇団カリメロ2011年新入生歓迎公演『ANDROID』

最近あったことをシバシバと。
(シバシバってなんだ)

システム工学演習B大宮祭出店

5月15日に大学の文化祭・大宮祭がありました。

いつもは演劇部で出店
(といっても、自分はあまり積極的に参加はしない)なのですが、

今回は昨年度後期の「システム工学演習B」という授業の成果報告として、大宮祭に出店しました。

うちの班の出店内容は「クレープ屋」

プロジェクトのテーマは「大宮祭に出店しよう」
(後に「大宮祭に出店し、打ち上げ費用を稼ごう」になった)

本来は最終発表で終わりだったのですが、
4グループある優秀班の1つとして選ばれたようで、
大宮祭に出店する権利をもらいました。
(初期費用は学校がだしてくれて、利益が出たら返還。赤字の場合、返還の必要なし)

そんなわけで、集まってくれた4人の班員と、
お菓子作り好きなカリメロの新入生に手伝ってもらって、
無事大宮祭は幕を閉じ、18,000円程度の利益を出すことができました。

当日、なんだか人気のある声優が来たり、
風が強くて鉄板に火が当たらず、鉄板が全然温まらなかったり、と。
かなり色々なリスクがありました。

自分たちも相当苦労しましたが、
来ていただいたお客さんもお待たせしてしまって申し訳ないことをしました。

今回の出店は、レポートとして提出し、
今年度後期のシステム工学演習Bで見本として活用されるそうなので、
是非後輩たちの役に立てて、より良い屋台を出店してくれれば、と思います。

劇団カリメロ『ANDROID』

そんなわけで、5月公演。
新入生歓迎公演「ANDROID」!
今期、越えるべき最後の山。

このブログでもカリメロの方でも言っていたとおり、
東日本大地震のおかげで、

稽古場所が、
本番の場所が、
そもそも本番の日程は?!

という、例年に見られない公演そのものへの脅威が目立った毎日でした。

もちろん迷惑はかけたところもあったし、かけられたところもあり。

相談しまくったところもあり、任せきったところもあり。

注意しまくったことろもあり、見て見ぬ振りをしたところもあり。

だけど、それぞれに理由があり、それは言い訳にすぎないけども。
役者・スタッフが一丸となって、脅威に立ち向かって、
折れそうになりながらも、本番を迎えられ、終演した。

この3ヶ月間は吹奏楽部幹部時代の定期演奏会に匹敵する程の感覚的密度であり、
ICTスクールとも勝とも劣らない自分の経験になった。

誰がやってもそうだろうし、そうであると信じているけど、
やはり経験した公演1つ1つに意味がある。
僕にとって、この公演では「諦めない」ということの再確認をし、
後輩たちの成長を見た「驚き」を得ることとなった。

3ヶ月、めげつつも最後まで1人も欠けなかった役者達は当たり前だけど、
舞台監督の自分としては、本番が最後まで決まらず、ゴールが見えなくても
ついてきてくれたスタッフたち。

一番成長の見られた、大道具の3人の後輩(と、大学辞めても来てくれるイッシー)

実家の都合もあったのに全力で付き合ってくれた、音響の後輩

被災地から無事帰ってきてくれて初めての役職を体験した、衣装メイクの後輩

途中不安だったけど、だんだん理解し始めてくれた、小道具の後輩

そして

最も思慮深く行動力があり、目標を高く持っていた、照明の後輩

に。賛辞を贈りたい。
また、急な決定にも関わらず観に来てくださった91人のお客様と先輩方にも同様だ。

正直ほっとはしているけれど。
この経験を活かして、これからどんなことも解決していきたい。

+1『卒業ナルコレプシー』観劇

新宿 シアターミラクルにて。
+1(たすいち)さんの12ヶ月連続公演(すごい!)の4月の劇を、大学演劇部の先輩お二方と観てまいりました。

僕は2月の『サイキックバレンタイン』も観に行っていたので、今回の公演も事前に予約して、ワクワクしながら開演を待ってました。

その時も思ったことですが、やっぱり脚本・物語が安定していました。

安定というのは、安心して観ていられるということ。
小難しいわけではないけれど、きちんとメッセージ性があって、娯楽として
十二分に楽しむことができました。

キャラクターの個性もハッキリしていたし、どの役も活かされていて、「やってみたい!」と思うキャラクターばかりだった。

他の劇団さんの作品を見に行く時はいつも、その作品を楽しむだけではなくて、

『自分達に取り入れられるものはないか?』
『自分たちとは何が違うのか?』

というのを、多少なりとも気にして観ている。
今回の作品はすごくそういう点でもとても良かった。
もちろん「良かった」で満足していてはいけないわけだけど、久しぶりの観劇だったので、満足度が非常に高い。

細かいところを書くと、とても時間が足りないし、そもそも自分の語彙力・文章力では物足りない。
だから一言でまとめるなら『とても真似したくなるところが多い劇だった!』じゃないかな。
ひとりでも多くの人にこんな風に思われたらいいな。

5月の『+−×÷』(←なんて読むの?!)も楽しみです!

でわでわ。

僕らの公演。

カリメロの新入生公演。

こいつは新入生勧誘のため4月に行う公演ですが、
この地震の影響で4月に出来るかかなり危ぶまれていますが、
地道に稽古を進めております。

先に「新入生のため」とは書きましたが、
この公演は2月できなかった先輩方やお客様への謝罪、
そして部員のリベンジの意味も込めた大切な公演です。

僕らがまだ幸せなのは、
僕らが4月の下旬に公演を予定してたこと。
場所が埼玉にある学校の設備であること。
そして、部員の命に別状がないこと。

節電とか、
不謹慎だとか、
演劇の関係者の意地だとか、
日本に元気を与えたいとか、

諸々な事情があるけど、それに一番いい折衷案を出すのが自分の役割なので。
公演は止めず、世間を確認しつつ。
最後まで持って行くつもりです。

最後に。
今日、稽古中に出た役者の愛らしいカミカミなセリフのイラストをどーぞ。

[正]電気パルス
[誤]電池パルス

[正]妻にアンドロイドを作ってくれと頼まれ
[誤]ツナにアンドロイドを(以下略

+1『サイキックバレンタイン』観劇

+1

プラスワンだとTシャツ系の印刷会社。
プラスワンではなく、「たすいち」と読むそうです。

というわけで、2月13日に
たまさん、ごまさん、タッキーと観に行った劇について。

+1さんの『サイキックバレンタイン』

なな、なんと。
この劇団さんは今年1月から12ヶ月連続公演実施中!らしくて、
1年に4回のスタンツのカリメロさん的にはめちゃくちゃすごいと思っちゃいます。

+1 Web
http://tasuichi.soudesune.net/

そして、2月の今回は
エスパー研究所のバレンタインに起こった事件を取り扱った劇でした。

エスパーにバレンタイン。
カタカナでこうカラフルな感じに相応しい、
演技と照明と音響でした。

特筆すべきは、舞台美術と衣装メイク。

舞台美術はパネルにゴムひもみたいなもんをくっつけて、
そこから出入りしてて印象的だった。
各超能力の演出でそこをうまく使っていた。
見せ方を決めて、それにあった舞台美術を考えたのか、
はたまた、その逆なのか非常に気になるところ。

衣装メイク。というか、衣装。
こちらも照明と負けず劣らず、カラフルさんでした。
タッキーと意見があったのは『靴も重要だよねぇ』ってこと。
いっつも私服で適当に合わせてる感があるけど、
靴は適当だった感じ。『黒革靴ならok』とかそんなん。
今日観たのは頭から足の先っぽまでカラフルだったな。

本日の写真。

たまさんとゴマさんにもらったチョコ。
「大きいほうがいい?小さいほうがいい?」
と言われて、僕はカエルくんの方になりました。

今日はもう遅いから明日いただきます。
タッキーは亀の方を頭からいくそうです。(いらん情報)

12月観劇「ひとりごとターミナル」「サンタクロースが歌ってくれた」

クリスマスが近づいてくる!
ってことはみんな忘れてないかい?
年末も近づいているんだよ!

日本ではメリークリスマス!ってばっかいってるけど、
本場アメリカのクリスマスカードにはよく

「Merry Christmas and A Happy New Year」

って、同時に新年もお祝いしちゃってるよ!!

なんて。
あってるか分からない知識で突っ込んでみたり。

ともかく。

今のところ12月も2本、劇を観に行きました!
どちらもめちゃくちゃおもしろかったのでご紹介。

まずは、12月11日土曜日に行った、
劇団フルタ丸さんの「ひとりごとターミナル」

フルタ丸さんの劇はいつみても面白い。
いつみても面白いから、かなり楽しみにしていっても期待を裏切られない。

全体のストーリー、話のテンポ、台詞の間、
そこここに粋な笑いが入っているような。

今回は深夜バスのターミナルで偶然であった5人の物語だった。
5人と言っても僕らが通学時の電車を待っているように、
ただ顔を合わせ、ただ同じいる場所にいるだけだったのに、
5人はひとりごとから、どんどんひとりじゃなくなっていく。

終盤の明らかに話しかけているのに独り言風に
物語が進んでいく様は、めちゃくちゃやってみたくなった。

次は3月(?)に特別公演があるらしいので、そちらも是非観に行きたい。

劇団フルタ丸 公式サイト
http://furutamaru.com/

続いて、
15日水曜日に観に行った劇
演劇集団キャラメルボックスさんの「サンタクロースが歌ってくれた」

紹介するのもおこがましいくらい、有名なキャラメルボックス。
実は自分はキャラメルボックスさんの公演はこれが初めてだったりする。
今回は大学の友人に誘われて、カリメロ2年の何人かで行ってきました。

題名から、サンタクロースが出てきて、
子供にプレゼントをどーとかで、トナカイとかソリとかがなんとかかんとかで、
もっとクリスマスっぽいお話だと思っていましたが、
いい意味で裏切られました。

観た感想としては、やっぱりプロのお芝居は違う。チケットの値段も。
僕はあんまり高すぎる劇を金銭的な意味も含めて観たくない。
何故なら、すごく「演劇」を遠くに感じてしまうから。

でも、やっぱり井の中の蛙にならないようにするには、
届かないくらい高い場所があることを知らないと、
結局は自己満足になるような気がして、たまーに観ることにしてます。

そんな心境の中、面白いと感じた。
舞台小屋でやるようなものとは、自分の中では別格と感じる面白さがやっぱりあった。

自分の中で、まだ何も出来てないときは、
好き嫌いせずに、なんでも観なくちゃいけないな、と思った。

ちなみに、出演していた上川隆也さんがかっこよかった。
僕は今はあまりテレビを見ないので、調べたら
小学生~中学生の頃はまってた「白い巨塔」の原告側の弁護士役の人でしたw

演劇集団キャラメルボックス 公式ホームページ
http://www.caramelbox.com/

今年はこれで見納めかなー
来年も面白い劇に出会えますように。

追記

池袋の牛乳バーなる怪しい(怪しくない)お店にて購入。
テトラ牛乳っていーものです。
強く掴むと出てきます。

演劇部WS

WSって書いて、Work Shopっと読んでください。
なんぞ、それっていうと要は勉強会みたいなもんです。

というか、ワークショップって言葉は実は結構普通なんだと最近知った。

自分的には大学、というか演劇部に入ってから初めて聞いた言葉だったんだけど。

そーでもないみたい。
高校生だって聞いたことある人は、あるだろうしね。
んー、そういう人は、冒頭の文は読み飛ばしていいかも。

というわけで、本題。 続きを読む 演劇部WS

秋の2日連続観劇

本格的に今週が始まる前に、先週のことを振り返ってみようかと。

先週の金曜日と土曜日は演劇を見に行ってきました。

金曜日は父と
双数姉妹の「20年目の正直」
土曜日はカリメロ照明陣のたまさんとさわちゃんと
非・売れ線形ビーナスの「踊りに行かないで」

まず、「20年目の正直」の方。
赤坂RED/THEATERに初めて行ってきました。
場所も綺麗で、お金かかってるんだろうなぁなんて。

双数姉妹は僕が初めて見た劇団さんで、その時も
「難しいけど、分かりやすい!」と思ったのですが、
今回もそんな感じでした。

1人複数役はこの間のカリメロでもやったし、観たこともあったのですが、
今回の劇は1役2人。
同じ役だけど時間軸の違う人が同じ舞台に乗って展開された時は、驚きました。

今回の公演は旗揚げ20周年だったらしく、記念パンフレットも買っちゃいました。
今後も見に行けたらなぁと思います。

双数姉妹 HP
http://www.duelsisters.com/

次の日に行ったのはたまさんから紹介された
「踊りに行かないで」
こちらも初めて行った中野にある劇場HOPEというところで観てきました。
こちらも綺麗で、天井が高くて、カラフルな感じの灯体がたくさん吊ってありました。

内容はというと、ちょっとビターな台詞は多いものの、
スピード感のある心理描写が面白い劇でした。
また、役者さん一人一人のポテンシャルが非常に高くて、
仕草やダンスもハッキリできているし、少し歌を歌うところも声がすごく綺麗で、
ミュージカルっぽかったです。
(あとから見たらヒロインの人が劇団四季の人でした)

非・売れ線形ビーナスさんはもともと福岡の方の劇団さんらしいのですが、
今後も東京で公演があるようだったらぜひ見に行きたいです。

非・売れ線形ビーナス公式サイト
http://www.hiurevi.com/

最後に。
そんなわけで、個人的なことですが、
今回の観劇で自分が去年のカリメロ4月公演から集めているチラシファイルが一杯になりました。
クリアファイルに自分の見た劇のチラシや人からもらったものを入れている簡単なものですが、
なんとなく感慨深いです。

今後もたくさん観て、いろいろなことに活かしたいかなと思います。
それは役者であっても、照明であっても、制作であっても同じだと思うので。

おそらく次観る劇は
12月にある劇団フルタ丸さんの「ひとり言ステーション」だと思います。
楽しみだ!!

11月公演無事終了

もう既にTwitterやカリメロブログで言われていることではあるけれども。

11月公演おつかれさまでした!!

個人的には灯体返して、
文化会と学生課に活動結果報告書を出して、やっと終わったって感じです。
まあ、落ち着いてから冷静に振り返るってのもありだよね。

成果はどうだったかというと。

人数も身内含め131名といつものカリメロの公演より多いお客さんに来てもらえました。

自分の友達も、
吹奏楽部の後輩2人、
中学からの友達1人、
家族3人、
家庭教師先3人、
Twitterで来ていただいた方々4人、

多分忙しかったので数え忘れもあるかな?
自分が役者として出ていないにも関わらず、少なくとも13人の方に来ていただけました!

たくさんの人から来てよかったと言ってもらえて嬉しいです。
僕はまだアンケートを読んでいないのですが、
来ていただいた方には、お礼の手紙を出そうと画策中です。

さて。
今回、自分は照明チーフ&制作チーフとして参加したので、
その辺の話をちらほらしてみようかと。ちらほらね。

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