8/29 11月公演稽古始まる

カリメロの11月公演稽古が本日より始動しました。

今回も僕の役回りは舞台監督ということで、
また久々にスタッフの最前線に立つことになりました。

まず、
この1週間は台本決め週間です。
先日、skydrive上にアップされた各演出候補さんの台本を
この4日間程度でみんなで読みます。

そして、最終日、
各々のPRを聞いて投票するといった具合です。

今日の担当は、
ANDROIDの演出担当者だったため、
5月公演の頃を少々思い出して、
少し懐かしくなってしまいました。

5月公演で、
僕ら3年生が本格的に関われるのは最後かもね!
とか言っていて、
実際はこうしてまた慣れ親しんだメンバーと
稽古をしているのはとても不思議で嬉しい感覚です。

今回は新入生も参加し、
さらにバリエーション豊かな作品へと仕上げていきたいと思います。

だって、
なんたって1年に1度の正式な外公演なのですから、
お客さんにがっつり楽しんでいってもらいたいです。

公演日は11月の4日・5日・6日を予定しているので、
また情報が固まり次第、告知します。

まとめて最近のこと;カリメロ2011年7月公演

最近、ブログの方を更新していなかったので、色々と雑記。

カリメロ7月公演について

今年の新入生たちの公演が無事終わった。
なんと、120名超。正直びっくりした。

広報的に分析をするならば、
今年は例年に比べて新入生が呼んだ友達が非常に多かった。
チラシも例年と同じ程度だし、周知徹底の工夫も特別なことをしてないから、
これは明確な事実だと思う。

そもそも、僕らのような、
大学の部活のような、もしくは無名の演劇集団の主な客は、
家族、OB・OG、友達のような知人、そして外部の人々である。

だから、今回のような出来事は、
たくさん人を呼びたければ当然しなくてはいけないことだと。
今後、より強化しよう。。

明日は観劇。後輩たちの。

明日は後輩たちの千秋楽!

後輩の劇ってのは去年の7月の感覚と似たような意味合いになりますが。
今回は照明の機材をいじっているわけでもないので、かなりのんびり見てみようと思います。

まあ、とはいっても。
制作とかやってるし、終わったら照明機材を返しにいかないといけないし。
いや、そもそもゲネ観てるし。
色々と「普通に観る」とは違う気がするけども。

それでもやっぱり。

楽しみだな、いったいこの公演は1年生に2年生に何をしてくれたのかな?

双数姉妹「サヨナラ」観劇

今日は僕が初めて見た演劇団体さん
双数姉妹(そうすうしまい)さんの「サヨナラ」にお邪魔しました。

双数姉妹
http://www.duelsisters.com/

場所は、前回と同じく「赤坂RED/THEATER」です。

[googlemap lat=”35.67548080042718″ lng=”139.7372129559517″ align=”center” width=”400px” height=”200px” zoom=”18″ type=”G_NORMAL_MAP”]東京都 港区赤坂3丁目10-9[/googlemap]

双数姉妹はなんというか、いっつもいっつも難しい!

個人的には「哲学くさい」だったり、
「説教臭い」「世間を糾したい」演劇はあまり好きではないです。
それは僕にとって演劇が娯楽だからだと思います。
見てて楽しい物であってほしい。

だから、妙にひねくれた小難しい劇っていうのは、
毎回「うーん」っていう感想しか出てこないのですが、
双数姉妹さんは別格です。

難しい。
双数姉妹さんに対してこの言葉を使うときは、
「表現がすごすぎて理解が追いつかない」
その表現はもちろん演技。照明。音響。
圧倒されてしまうわけです。「そんな工夫があったのか!!」って。

今回も同じく圧倒されました。

まず、暗転がない。っていうか照明変化がない。

次に、BGM、SEとかいった音響がない。

そして、脚本がない。セリフが決まってない。

壮絶なエチュード(即興劇)だったわけです。

しかも役者さんも

「見ざる(アイマスク着用)」
「聞かざる(大音量再生中密閉式ヘッドホン着用)」
「言わざる(マスク着用)」

それぞれ制限のある中で演技をしてました。

人と人とのふれあい、伝達の表現、
ただ言葉が発せられないだけで、聞こえないだけで、見えないだけで、
とんでもないことになるってことがわかりました。

スタッフ側の工夫も面白い。

舞台とお客に隔たりがないように照明が客席にも当てられてた。(暑い)
入場するとき舞台上から入る。(舞台美術にも触れる)
可愛い水玉衣装なのに、なんだか危なげ(そこが狙い)

脚本・演出の方が
「そろそろ他の方の真似事だけしてでもつまらないかと思った」
(ちょっと違ったかな。。。)
って、言ってたのが印象的でした。

なんだか、まだまだ世間が狭いこと、可能性があることを
思い知った気がします。

まだまだ、やっているようなので、皆様是非、赤坂へ。

追記

本日より、各記事に「Google +1ボタン」をつけてみました。

個人的には早く「Google+」のインビテーションが届いて欲しいのですが、
まだまだ来ないご様子。
備えあれば憂いなしってことで。

過去記事にも反映されてますので、是非気に入った記事がありましたらぽちっとワンクリック(タップ?)お願いいたします。

フルタ丸第16回公演「ゴールテープ」観劇

今回もフルタ丸さんの公演に下北沢へ行きました!

第16回公演『ゴールテープ』です。

劇団フルタ丸
http://www.furutamaru.com/

すごく良くて、
いつもながら「真似したい!」と思うところがたくさんあったので、
それぞれの分野に分けて感想を書いてみる。

ネタバレ注意!!
続きを読む フルタ丸第16回公演「ゴールテープ」観劇

カリメロ7月公演!

自分が初めて役者をやってからもう2年ですか。

そんなわけで、今年もカリメロに新入生が来てくれました。

彼らのカリメロとして本番を初めて迎えるわけですが、
1年生だけでなく、2年生たちも初めて先輩として本番を迎えているのですから、
なんとも色々と(いい意味で)複雑な気分だと思います。

自分はちょこっと口を出しながら、
いつも通りチラシとかパンフとか作っているので、
是非お時間のある方は観に来ていただけると嬉しいです!

以下、ご案内!

演劇部劇団カリメロ第54回公演
『好奇心は霊をも殺す』

脚本・演出 江間 悠太

7月14日(木) 18:30開場 18:50開演
7月15日(金) 18:30開場 18:50開演
7月16日(土) 14:15開場 14:30開演

会場・芝浦工業大学 大宮キャンパス 斎藤記念館大教室

入場無料

[役者]
小菅歩
川村光平 ★
岩佐貴博 ★
村山里実 ★
岡部光
矢野雄也 ★
三浦純典 
川島直也 ★
山田香穂里 ★
竹内浩明
鳥谷尾史 ★
樫村健人 ★

★……今年度新入生

[スタッフ]
演出・脚本 江間悠太
舞台監督 高澤曹
照明 澤田直樹
音響 松崎駿一
大道具 今井洋介・杉山和久
衣装メイク 梅澤初実・八巻美聖
制作 見米克之・小林優多郎
協力 平田知章

ご質問などは、
gekidankarimero@live.jp まで!

カリメロ照明WS(第1弾)

忘れないうちに書いておきたいこと。

先日の土曜日はカリメロの照明WS(Workshop)でした。
日本では体験型講座って意味らしいです。実際、カリメロ新入生のみんなに照明の基本操作を体験してもらいました。

今回はそれの覚書っていう感じで。

狙い
新入生もしくは2年生に、来る7月公演の当て・立て込みの作業に必要な知識をつけてもらう。
あと、3年生以上とのコミュニケーションも色々兼ねて。。

流れ
自分のEvernoteを見返すと、とんでもねースケジュールが書かれていたので記載。

13:00 準備開始

* 灯体 DF 7体・LNF1体・リクリ2体・ピンスポ1体 →DF3体はキャットウォークへ
* キャットウォークよりFQとCSQ1体ずつ
* 2又5本、その他コード数本
* 照明バッグ
* 斎藤記念館の机おろし(いつもの稽古時くらいでok)
* 吊り物・卓の鍵を用意(そーくん)
* 非常灯・ICチェックの遮光
* キャットウォークの開放

14:00 開始・照明説明

* 舞台上で照明比較説明
* その後、舞台上バトンで吊り練習。
* 1年4人・1年3+2年1人でそれぞれに2年生に以上がついて教える。
* 余り時間は休み時間に当てる。

15:00 吊り実習・当て練習

* DFに1年生1人先輩1人がつく。
* 3列目は舞台下シーリング(予定)
* 2列目は舞台上シーリング(予定)
* リクリは2年がいじる。澤ちゃんとたまさんが教えてください。

16:30 色など使ってエチュード

17:00〜18:00 終了・片付け・解散

というわけで、振り返ってみようのターン。

>13:00 準備開始

これはだいたいあってる。思ったより新入生に手伝ってもらえた感じ。
1時間前からスタンバってたタッキーさんは役者の鑑ね。
でも、リクリを1つ置き忘れてくるというミスと、雨を想定して準備をしてなかったから片付けが大変なことになった。

>14:00 開始・照明説明

遅刻者がいて、開始は14:10頃だった記憶。
それでも一番自分の教育経験がないと実感したセクション。

結構ながながと灯体の区別や特徴を喋ってしまった気がする。
WSならやっぱり体験させたいから、早めに吊り練習に移行すべきだったかも。

ただ、自分としては灯体の名前くらいは覚えてほしいなっていう考えがある。
それは僕が最初に照明でつまづいたのが灯体の名前だったから。
「DFとってー」とか「FQを動かして、CSQは片付けて」とか。
違いがわからねー、どれも黒い筐体じゃねぇかぁぁ!!と最初の最初は思ってたので。

まあ、WS内の座学としては食いつきが良かった(といいな(ぇ

>15:00 吊り実習・当て練習

会場をキャットウォークへ移動!

ここでの反省はなんといっても試しでやった当ての雑さ。
自分が久々、WSだから操作する人優先ってのはあったけど、もっと手際よく、もっと綺麗にシーリングは作れたんじゃないかという。

あと、やっぱり今年もいたな。高所恐怖症。
なかなか心配な子が複数いたけど、意外な人が実はそうじゃなかったりで、びっくりした。やってみないと分かんないもんだね。
「高所恐怖症でもできる照明作業!」なんつー文句をWS副題にできるような準備をしておいたほうが良いかも。

あ、あと。
リクリの地明かり兼シーリング作りの楽さに感動した。
何気に僕がチーフだった公演はだいたいリクリは効果目的に使用してたから、この使い方は初めてだった。
はやいなーリクリ。タッキーはあんまり好きじゃなかったみたい。

>16:30 色など使ってエチュード

2年生の成長が見られて嬉しかったなど。
3年4年が空気を読まず(ぉぃ)固まったのでパワーバランスがあれれな感じになっていたけど、去年の彼らだったらできなかった事や新入生を意識してたことがあったみたいで、ちょっぴり感心した。

新入生のエチュードも実は初めて見た。
やっぱり自分たちの新入生の頃を彷彿とさせる。(といっても、自分は7月以来役者やってないんだけど)
それぞれの性格が見えてきて、これからどんなものができるんだろうと、純粋に楽しみ。

>17:00〜18:00 終了・片付け・解散

とかいってるうちに、終わりは18:45くらいだった。
今回の最大の反省はやはりスケジュール組立てをしっかりしろ、と。

雨も降ってたし。部室に機材を運ぶのが大変だった。

最後に、良かったことも

資料は作って成功だったと思う。
「帰ってから勉強!勉強!」ってじっくり見るためでも、その場の解説の補助的な役割でもなく、

「暇なときにパラってみてもらう覚書」
「明日は当て立て込みだー覚えてるかなー、なんて不安になったとき用」
「今日こんだけやったんだぜ、という証拠みたいなもん」

な、ことを想定していて、結構反応が良かったと思われる。
これもやっぱり自分が昨年までのWSを受けた感想を反映させてみたことである。
今後もこういう機会があれば準備しておくべきだと思う。

そして、夕飯はバーミヤンへ。
異常な量のクーポンをもらったんで、また誰か行きましょう。。。

制作WSもできるといいな、なんて。
でも、考えている感じだとWSというより講座って感じなのかね。
夏休みをちょっと利用してみようか。今年、脚本講座があれば考え直すけども。

アリー・エンターテイメント『CABARET ON THE SEA』観劇

先日、金曜日。

先輩からお誘いいただき、
アリー・エンターテイメントpresents『CABARET ON THE SEA』を観てきました。

久々の商業演劇、、でいいんですかね。
ともかく久々に入場料4000円以上っていう、いつもの2倍くらいする劇を観ました。

いや、やっぱりそれだけ凄い劇でした。

脚本・演出さんはゲキバカの人でしたし、
照明はかっこよかったー!みたいな。

久々に演劇を見た感想としては、やっぱり刺激的でした。
次は、新しく入ってきた新入生たちとも観に行きたいな。