8/25 GoogleのクラウドサービスとiCloud

iCloudが秋頃にやってきますが、
Androidは既にクラウド環境が整いつつあります。

まあ、多種多様なサービスがあると思いますので、
ちゃんと公開予定のiCloudとGoogle謹製のサービスを
各コンテンツ毎に比較してみましょう。

(実際自分は、iCloudのkeynoteを観ているときにAndroidなら出来るじゃんとか思っていたのを思い出しました)

写真・動画

iCloudではフォトストリームという機能が搭載されています。
登録してあるiPhoneやiPad、iPod touch、そしてMacに
撮影された写真が自動的にアップされます。

Googleのサービスで写真というと、Picasaがあげられます。
初期の頃からAndroidでは手動で写真をクラウド上にアップできました。

これを聞くと、あれ?Androidもめんどくさいじゃないかと、
思われがちですし、自分も思っていましたが、
Google+の登場で劇的に変化しました。

Google+の招待を受け、
自分のver2.1以上のAndroid端末にインストールし、
インスタントアップロードを有効にすると、
自動的に撮影した写真がPicasa上にアップされます。
(ちゃんと非公開としてPicasaに保存されます)

Google+ -Android Market
https://market.android.com/details?id=com.google.android.apps.plus

では、
iCloudのフォトストリームと
Google+のインスタントアップロードを比較すると、まず容量が気になります。

どちらも実質容量無制限。
実質と言うことは細かい違いがあるわけで。
Appleのホームページを見ると共有されるのは過去1000枚分に対して、
Picasaは無制限に保存可能です。ただし、2,048px×2,048px以上は自動縮小。

あとは使い勝手ですね。

PicasaはGoogle+を代表とし、
細かな公開範囲設定が出来て、
「共有」機能に優れているように思えます。

iCloudはそのあたりどうなのでしょう。
iOSやMac OS Xとネイティブな連携をしてくれそうな部分に期待です。

音楽

なんとこちらの比較は
挑戦的にもAppleのホームページに表が載っています。

Apple iTunes in the Cloud
http://www.apple.com/jp/icloud/features/

Appleさん曰く、
iTunes in the Cloudは
ただクラウドに音楽データをアップするだけでなく、
そもそもiCloud全体に同じ音楽データはアップされていなければ、
というチェックが入るようです。これがiTunes Match。
また、2万曲まで24.99ドルで利用できるそうです。

Googleの音楽共有サービスの「Music Beta」は、
Amazonなどと同じいわゆるロッカー式、
つまり、iTunes Matchのようなチェックは入りません。
そのため、膨大な量の音楽ファイルがあるとアップするのに時間がかかります。
値段は今のところ、ベータ版の間は(while in Beta)2万曲まで無料。

これらの機能はかなり便利です。
現在のところiPhoneだろうとAndroidだろうと
音楽ファイルを入れようとすると、
どうしてもコードでパソコンと繋げる必要が出てきます。
(DropboxとかDoubleTwistとか手はありますが。。。)

iTunes MatchもMusic Betaも、
米国から順次公開となっていますが、
日本で公開されることはほとんど絶望的だと言われています。

電子書籍で色々と言われているのをニュースでよくききますが、
音楽もまた日本の著作権絡みの部分は複雑なようですね。

書類

iCloudの書類共有はiWorkに内蔵される感じですね。
容量は写真や音楽や書籍、Appは
カウントされない5GBの領域に保存されますね。

編集性能に関しては
既に公開されているiWorkのアプリで利便性が証明されていますね。
各サードパーティー製のAppもAPIを利用して
iCloudのストレージにアクセスできるようになりそうですね。

Googleの書類共有は若干弱めです。
Googleドキュメントがあげられますが、保存容量は1GBです。
ただし、Googleドキュメント形式のものはこの1GBには含まれません。

編集性能は、
今のところ基本Webベースなため、
とてもシンプルなことしかできません。
それにまだまだAndroidアプリの編集もWebに性能が準拠されているし、
UIもWeb版とほぼ同等なので使いづらいです。

こちらもPicasaと同じように共有性能は良いんですけどね。

App、本

こちらもiCloudの容量にはカウントされないらしいですね。

AppではAndroid Market Web版のように、
OTA(On The Air)でダウンロード&インストールされます。

iBooksと比較するモノがGoogleサービスにはあまりない気がします。
Google Booksが該当するのかもしれませんが、
音楽の項目で述べたとおりこちらも著作権関係が面倒なので、
日本ではほとんど利用できません。
同じようにiBooksの商品ラインナップも洋書しかありません。

連絡先、カレンダー、メール

Appleについて
このあたりはiCloudの前身であるMobileMeで
利用されている方が多いと思います。

Googleは
連絡先とメールはGmail、カレンダーはGoogleカレンダーと、
こちらはMobileMeの様に、
Macユーザーに限らずたくさん使っている方が多いと思います。

どちらも基本的な特徴は、端末を選ばず、
送受信されたメールを閲覧・編集できる、
連絡先を利用できる、予定を管理出来る、といったもの。

Appleの方はやはり自社製品との結びつきが非常に強いため、
MacでもiPhoneでもかなり快適に利用できるでしょうね。

Googleの方は、Googleらしい検索機能、
プラットホームを選ばない環境が特徴的です。
まあ、Androidなら特に使い勝手がいいのは事実ですが。

最後に

やっぱり多少違いがあるものの、
その機能の基本的な部分は既にGoogleは提供しているように見えます。

ただ、iCloudはきっといつものような、
Appleらしいサービスになると思われます。
iPhoneの様に初心者にも優しいユーザー体験を提供してくれそうですね。

僕は初代iPadとMacしか持っていませんが、
非常に楽しみです。

8/17 Google Chrome ver14 betaとLion

普段OSはMac OS X Lionを利用していて、
ブラウザは同期機能がめちゃくちゃ便利なので
Google Chromeを使っています。

最初、Mac OS XをSnow LeopardからLionに変えたとき、
Google Chromeがネイティブなフルスクリーン表示に対応していない、
などの不満な点がありました。

そのため、一時期本気でSafariへの移行を考えましたが、
ver14 betaで色々解消されていたので、その紹介をしたいと思います。

また、これは個人的に着目したことなので、
新しくなった点はまだまだたくさんあると思いますが、
気になる方は是非他の情報を参考にしてみてください。

Google Chrome beta ダウンロード
http://www.google.com/intl/ja/landing/chrome/beta/

なお、beta版なので安定性が保証できませんので、自己責任でご利用ください。

フルスクリーンに対応

冒頭にも書きましたが、
Lionの目玉機能の一つ、画面いっぱいに広がるフルスクリーン表示に対応。

他のフルスクリーン対応アプリ同様に、
右上に表示されボタンを押せばフルスクリーンになります。


(上:Google Chrome 下:Safari)

ここでSafariのフルスクリーンモードと比べてみます。

Safariは画面上部に戻る進むボタンとアドレスバー、検索バーがあり、
タブが複数になると、この下にタブを表示させます。

Chromeはタブが1つでもタブを最上部に表示し、
標準モードをそのままフルスクリーンにしたといった感じです。

また、フルスクリーンのChromeには、
右上に見慣れないボタンがあるのに気づいたでしょうか?

これをクリックすると、
タブだけでなく、アドレスバーと検索バーを兼ねているOmniBox、ブックマークバーさえも消し去り、完全なフルスクリーンモードに移行します。

本当にWebページしか見せないので、なんのブラウザ使っているのだか分からなくなります。

SafariやFirefox、Opera、そしてInternet ExplorerなどたくさんのブラウザがHTML5への対応など懸命に開発が進められていますが、付属機能や拡張性、そしてデザインなどで「そのブラウザ自身の特徴」を主張しているのに対して、この機能はすごく面白いと思います。

ブラウザは単なる道具やきっかけに過ぎず、ユーザーにとってWebページそのものが主役だということを思い出させてくれるようです。

2. スクロールバーの消失

最新版Safariがそうであるように、Google Chromeもスクロールバーの領域がなくなっています。
iPadのように、スクロールしたときのみ表示される仕組みです。
スクロールが止まれば、ゆっくりとフェードアウトして消えていきます。

これは、Webデザイナーにとって大変重要なことのような気がします。

デザインによってはブラウザのウィンドウサイズを気にするものもありますが、
そのとき、OS毎によって異なったスクロールバー領域が、
今回の仕様変更でゼロになるわけですから、
今後設計をするときにMacのChromeやSafariをターゲットとするときは、今までと違ったアプローチをとることになると思います。

どちらにせよ、ユーザーにとっては「よりWebページの内容に集中できる」ということなのかもしれません。

さて、ver14からはコンパイル済みのネィティブコードを実行できるNative Client機能が実装されていたり、もっと紹介しておくことがあるだろう!という感じはしますが、(Macで)通常利用していて気になったことは個人的にこのくらいだと思うので、今日はここまでにします。

16日に早くもFirefoxの最新版が公開されているみたいに、ブラウザの進歩は最近一気にスピードを増したので、みなさんも是非便利にブラウザを使いこなし、自分にとって快適なウェブライフをお送りください。

8/14 SANYO eneloopを購入

ビックカメラ川崎ラゾーナ店にて、父が購入。

主に自分のMagic TrackpadやWireless Keyboardなどの、
電池の必要な機器に利用します。

eneloop製品はすでに、
スマートフォンの補助バッテリーを利用していますが、
そんなに詳しくありません。

今回買ったモデルは急速充電や残量確認に対応しているようです。特に急速充電に対応してないと結構充電に時間がかかるようなので、気をつけたいと思います。

それに加えて、LED電球を購入。
TOSHIBAのE-COREにしたのは、「4本で割引!」みたいなセットがあったので。

それでもまだまだLED電球のランニングコストはちょっと割高ですね。

長い目で見れば。。。ってことなんですが、
頭で理解するより、目の前の銭ですね。

ただ、
今年は節電対策や電気代upのことも考えると、
より効果があるかもしれませんね。

8/13 Xperia ray(SO-03C)を予約する

http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/smart_phone/so03c/

昨日、Xperia rayの予約をビックカメラ有楽町店で予約してきました!

まあ、理由は前々から申し上げているとおり

  • 手のひらに収まる程コンパクト
  • だけど、Xperia arcとほぼ同等のスペック
  • Optimus Padと持っていても邪魔にならない

を重視しました。

現行のXperia(SO-01B)でもまだ大丈夫な筈なのですが、
ステータスバーの謎の消失に代表される不具合と、
本体スペックとAndroid 2.1が原因の重たい動作に耐えかねまして。。

「My Little Xperia」という広告文句、
カラーバリエーションがピンク・ホワイト・ゴールドと、
明らかに女子向けなスマートフォンです。

ちなみに、僕が予約したのはピンク。
こんな明るい色の携帯電話はD902i(懐かしい!)以来です。

ちなみに値段も一般的なスマートフォンより安めで、今まで使っていなかった人にも使ってもらおうという姿勢が見えます。

ただ、自分の場合は
Xperia端末購入サポート解約金で、若干金額が上がります。

ビックカメラのオプション契約で1050円、
スマホ学割で5250円(docomoポイント)、
値引きされるので、まあ若干安くなる感じです。

みなさんも2011年3月15日前に契約してしまった人は、その辺の料金関係にご注意を!

8/12 Optimus PadにAndroid 3.1来る

怒濤の吹奏楽コンクールの手伝いが終わり、

またちょっとガジェットな話に戻りたいと思います。

現在、僕のメイン機として大活躍中のAndroid 3.0搭載Optimus Padが

ついにAndroid 3.1にバージョンアップされました!

変更点は、

  • ウィジェットのサイズ変更対応
  • 起動中アプリ一覧のスクロール対応
  • キーボードなどのUSB機器のサポート

が、挙げられます。ほかに、Flash Player 10.3やLG Worldといったプリインストールアプリの追加が行われます。

この記事では、一応更新の手順(といっても、言われるがままにOKボタンを押していく作業ですが)を報告したいと思います。

1. 更新が来ているか確認する

さて、いざ更新しようと思っても、今回のAndroid 3.1アップデートはOTA(On The Air – インターネット経由)で行うため、通知が来ないと始められません。

上の画像のように、通知領域に更新通知が来るのを待つか、本体再起動をして更新を確認させるかさせましょう。

なお、インターネット経由で行うのですから、当然3G回線もしくはWi-Fi接続を利用します。結構容量が大きいので、Wi-Fi接続の方が快適かもしれません。あと、途中で電源が切れないように、電池残量を確認するか、ACアダプターを装着しておきましょう。

2.アップデートを開始しよう!

通知をタップすると、System Updateの画面に転移します。

内容を確認して、下の「再起動してインストール」をタップしましょう。

数秒後に自動的に再起動されます。

3. 更新完了!

再起動されて、Droidくんの画面がでてきたりして、再びホーム画面が表示されれば更新完了です。

経過を報告するとか言って、やることはこれだけです。

簡単すぎ!?

(キャプチャをとっているときに気がつきましたが、USBデバッグモードのアイコンがHoneycombのドロイドくんになってますね)

4. 目で見える更新部分を確認してみる

さて、これだけでは味気ないので、更新された部分を確認してみます。

タブレット情報の確認

(上:更新前 下:更新後)

Androidバージョンは、3.0.1 から3.1に、
ビルド番号は、HRI66 からHMJ37になっていますね。

ウィジェットのサイズ変更

サイズ変更に対応したウィジェットは、ホーム画面で長押しすると、「変更できる方向」に◆マークが表示されます。
たとえば、上の画像の標準のブックマークウィジェットは上下に◆マークがあるので、上下に伸ばすことが可能です。

伸縮に対応してないウィジェットは、長押ししても移動以外何もできません。(例:時計ウィジェット)

標準でついているウィジェットでは、「Gmail」「メール」「ブックマーク」「カレンダー」が対応しています。

ホーム画面のカスタマイズ性がぐんっと上がるので、すごくいい機能なのですが、配置して長押しするまで、伸縮できるか分からないというのは残念です。
ウィジェット一覧の時点で分かるようにしてくれると便利なんですけどね。。

LG World

3.0の段階ですでに利用していた人は特に目新しくもないのですが、メーカーであるLG電子から提供されるアプリや動画などをダウンロードできます。

動画は韓流ものが多いのですが、Optimus Padのユーザー層に需要があるのかは微妙です。

Android Movie Studio

Google謹製の動画編集アプリ。

同じデュアルコアのiPad 2にはiMovieがあるのに、なんでOptimus Padにはないんだろうなぁと思っていたところです。

使用した感じはまた後日。

Twonky Mobile Special

docomoがキャンペーン提供中のDLNAのサーバー/クライアントアプリ。

DLNAを利用して、Optimus Padの中にある音楽・写真・動画をテレビなどのほかの機器で再生することができます。

試しに家にあるテレビ(SonyのBRAVIA)で試してみたら、うまく再生できました。

家族と一緒に撮った写真を見たいとき、いちいちHDMIを繋げるのがめんどくさい方にピッタリです。もちろん、同一LAN上にないと認識しないのでご注意を。

楽天オークション

楽天オークションへのランチャーアプリです。というか、ほぼショートカット。
アイコンをタップすると、既定のブラウザで楽天オークションが開きます。
主に販促目的だと思うので、いらない人には邪魔でしかない。

ほかには
Catalyst Mobile Reader(オフィスファイルの閲覧)や
Flash Player 10.3がインストールされます。

実はほかにも、
Android3.1になってブラウザや色々な部分が更新されたのですが、
次回から逐一報告していきたいと思います。

今回の更新はXOOMに比べて発表時期が遅かったので、待望の更新でした。

中身も、ちょっといらないアプリもあるけれど、全体的に便利になる物ばかりだったので。是非更新をオススメします。

ただ、ちょっと気になるのは、3.1になってから、
ホームアプリの表示が若干遅くなったような気がします。
それがホームアプリの更新のせいなのか、起動するアプリが多くなったせいなのかは微妙なところなのですが。。。
ウィジェット表示までに一呼吸入れている感じが否めません。

ですが、相変わらずデュアルコアの恩恵でさくさく動くので
「すごく不便!」というわけではありません。

Andoroid 3.2は複数の解像度への対応だった気がします。
なので、次OSの更新がくるとしたら、Android 4.xと噂されているIce Cream Sandwichの更新なんでしょうか?!

是非とも、長く使わせてもらいたいと思います。

8/7 Xperia Rayの現時点での期待

この前の記事で電話用のスマートフォンに対して

「Optimus Padがある自分にはシンプルかコンパクトな端末がいいのでは」
と、考えました。

けれど、
やっぱり自分はSony EricssonのXperiaシリーズはかっこいい!と思っているわけで、
MEDIAS WPもGalaxy S IIもそんなに食指が動くような端末じゃないんですよね。

Xperia arcもacroも一台持ちに適したフルスペックな端末。
Optimus Padと組み合わせるにはちょっとオーバーな気がします。

そこで、Xperia Ray。

これは6月に発表された機種で、日本での発売も決定している機種です。
SO-03Cと登録されているようなので、NTT docomoから発売みたいです。
店頭にモックも順次置かれてきているようです。

Sony Ericsson SO-03C(Xperia ray)がPTCRBを通過 | juggly.cn
http://juggly.cn/archives/34561.html

ソニー・エリクソン エレガントでコンパクトな「Xperia Ray」発表 | Google Pad
http://gpad.tv/phone/xperia-ray/

どんな機種なのか調べてみると、
簡単にいうとXperia arcのコンパクトバージョンという感じ。

比較してみると本当にただコンパクトにした感じでおもしろい。
(以下の内容のrayの項目は発表されたグローバル版のもので、日本版は変わるかも)

【サイズ】
(高さ×幅×厚さ 単位はmm)
arc: 125×63×11.4 最薄部=10.9
ray: 111×53× 9.4

【重さ】
arc: 118g
ray: 100g

【ディスプレイ】
arc: 4.2 inch FWVGA(480×854)
Reality Display, Moblie Bravia Engine
ray: 3.3 inch FWVGA(480×854)
Reality Display, Moblie Bravia Engine

【カメラ】
arc:(アウト) 裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R for mobile”
     810万画素 F2.4
(イン) なし
ray: (アウト)arcと同じ
(イン) 30万画素

【Androidのバージョン】
arc: 2.3(更新で2.3.3)
ray: 2.3

【CPU】
arc: Qualcomm MSM8255 1GHz(Adreno 205 GPU)
ray: Qualcomm MSM8255 1GHz(Adreno 205 GPU)

【ROM(内容ストレージ)】
arc: 1G
ray: 1G

【RAM】
arc: 512MB
ray: 512MB

【無線LAN】
arc: IEEE802.11b/g/n
ray: IEEE802.11b/g/n

【バッテリー容量】
arc: 1500mAh
ray: 1500mAh

基本的なスペックだけ比較。
本当にほぼ小さくしただけ、というのが分かります。

画面サイズが小さくなったので、
同じバッテリー容量ならば電池の保ちが良くなるんじゃないか、
という気がします。

それにインカメラが搭載されるので、Google Talkなどのビデオチャット(要Android 2.3以上)も利用可能になりそうですね。

最近はSkypeも徐々にモバイル端末上でビデオチャットが可能になってきていて、
Skypeブログによると、Xperia rayではすでに動作を確認しているみたいです。

場所によってはXperia+PSPというようなXperia Playが
SO-01Dとして今年の秋冬モデルとして発売するような話になっていますが、
3G回線が利用できるPlayStation Vitaがあるなら、
あまり利点が少なくなっている気がします。

まあ、携帯電話利用がメインで、
ゲーム機を別途持たなくて良いというメリットはあるかもしれません。

そうなると、ここでRayを選ぶという選択肢も捨てた物じゃないですね。

スマートフォン2011夏モデルで機種変更するとしたら

眠気覚ましと妄想と。
お金もないので機種変更するつもりはないのだけど。
最近、今期のモデルについて聞かれることも多いので、自分的備忘録。

事前事項

まず。
機種変更元はXperia(SO-01B)。
賛否両論だけども、昨年4月頭に出たスマートフォンブームの火付け役。

不満な点は、
ROM(内蔵メモリー)の少なさと旧世代CPUとOSによる動作速度。
OSは1.6→2.1でまだましになったとしても、海外の同一機種であるXperia X10は最新版のGingerbread(2.3)に対応した。
ただ、SDカードへのアプリ移動はFroyo(2.2)以降の機能に加え、対応アプリは少ない。

そして、
アプリ更新時に(勝手に)再起動、
ステータスバーが消えて再起動で対処、
何もしてないのに再起d(ry
という、放置されている不具合が挙げられる。

また、
自分はOptimus Padと2台持ち(月々サポートセット割対象)なため、docomoから他社へのMNPは不可。

データ通信は3Gではなく、
外出先ではOptimus Padのテザリング、
家などでは各種Wi-Fiを利用しパケット代を節約する。

今期のスマートフォンはどんなものがある?

docomo 2011 夏モデルの主な特徴
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/2011_summer_feature/index.html?icid=CRP_PRO_rec1_2011_summer_feature

ここなどから参照して簡単に特徴を列挙していく。

Optimus bright L-07C
IPS液晶搭載で、日光の強いところでも見やすい。
何気に軽い、薄い。何気に8台までテザリング可能。
着せ替えカバー同梱。

MEDIAS WP N-06C
防水かつ極薄スマートフォン。
「ワンセグ」「赤外線」「おサイフケータイ」3種の神器を搭載。
オプションでスマートフォンには珍しい卓上ホルダ有り。
各種ビギナー向けアプリをプリインストール。

AQUOS PHONE SH-12C
3D静止画・動画撮影可能ツインカメラ搭載。
Optimus Padと違ってもちろん3D液晶。
シャープなので、ガラケーからでも安心なガラスマ機能。
CPUは1.4Ghz(1Ghzが主流)

Xperia acro SO-02C
Xperia acroのガラスマ版。
ただし、ワンセグ録画に非対応。
明るいレンズと裏面照射型CMOSのカメラが写真が綺麗。
Facebook Insideやプラグイン対応Timescapeなど、SNSにも相変わらず強い。

GALAXY S II SC-02C
日本で発売中スマートフォン唯一のデュアルコアCPU。
明るく省電力なSUPER AMOLED Plusディスプレイ。
準グローバルモデルなのに、ワンセグ搭載。
Appleとの訴訟問題は大丈夫ですか、サムソンさん。

BlackBerry Bold 9780
新OS BlackBerry 6搭載。spモードに対応。
日本語アプリも増えてきて、
ビジネス特化だけではなくエンタメ方面にも力を注いでいる。
でもやっぱり、情報が少ない。

自分の用途にあうものは?

先に述べた、不満事項からすると、
Android 2.3搭載で、CPUもなるべく最新のものである必要がある。
けれど、今回の夏モデルは全てAndroid 2.3で、
CPUで特出しているのはGalaxy S IIだけ。
AQUOS PHONEも健闘しているけれども、Galaxy S II からしてみればどんぐりの背比べだ。

では、Galaxy S IIにするかと言われれば、
大いに迷うところである。

まず、そんなにデュアルコアにお世話になるようなことをスマートフォンでやる気はない。

同じくデュアルコアのOptimus Padでそれは十分事足りている。
僕の場合のスマートフォンを活用するシチュエーションは、
電話利用時やHoneycomb(3.x)ではうまく動かないアプリを使うためだったりする。

となると、MEDIAS WPくらいがちょうどいい感じがする。

なんといっても最薄。

でかいOptimus Padとでかいスマートフォンを持っている様は、
全然スマートじゃない。
けれど、MEDIAS WPならば一緒に持っていても苦にならないのではないか

それに自分にとって初めての防水仕様の端末。
風呂で使ってみたり、色々試したいことも多いし、
オプションとはいえ卓上ホルダがあるのは充電が一気に楽になる

他の端末ももちろん魅力的な端末であることは確かだが、
ほとんどが「メイン端末」として利用される物ばかりだ。

僕にとって、メイン端末は
「インターネットを快適にブラウジングできるOptimus Pad」なので、
電話機能などはサブ端末(=スマートフォン)に担ってもらいたい。

じゃあガラケーにすればいいじゃん。
と、いう意見もありそうだが、
「テンキーが嫌い」「同期しないアドレス帳・メールが嫌い」
という観点から今更ガラケーの選択肢はない。

となるとやっぱり、邪魔にならなく納得の出来るモデルはMEDIAS WPなのかな、という気がする。

欲を言うならば、
プリインストールされている無駄なアプリや機能は邪魔だ。

日本でもNexus Sの様に、
グローバルモデルかつピュアなAndroid端末が発売されたっていいじゃない、と思うが、
どう考えても一般ユーザーには受けないだろうから、
いい意味でも悪い意味でも初心者に優しい日本市場にはなかなか入ってこないだろう。

それでも、そういうのが欲しければ、
電波を生け贄に捧げて、docomoからMNPでSoftbankへ
HTC Desire HDなどに走るしかない。

最後に

今回はdocomoのスマホのみ取り扱いましたが、
「いや、僕、auの庭の住民だし」とか
「お父さん!SMAP最高!」とか
「お猿さんでチェンジ!」(古 とか
いう人は是非、ホームページやパンフレットで色々調べてみてください。

それに、本屋に行ってみて最近はスマートフォンの雑誌を眺めたり、買ったりするのもおすすめです。

パンフレットなどには書いていない、
プロのレビューアーが実際に使ってみて、初心者にも分かり易く教えてくれます。

8/2 ATOK on Optimus Pad

さて、昨日から家のiMacでATOKの30日試用版を使ってます。
あと、今日でOptimus Padで利用していたATOK Trialの有効期限が切れました。

そんなわけで今日は15日間使ってみた感想を書いてみます。

なかなかタブレット(Android 3.x)でのATOKレビューは少ないと思いますので、
是非何かの参考になれば嬉しいです。

(本当はスクリーンショットとかはとっておきたかったのですが、
とる前に期末考査期間になってしまったので、先に有効期限が切れてしまいました。。)

そもそもATOKはAndroid 3.x対応?

ATOK – Android Market

Androidマーケットを読むと

ANDROID 要件: 1.6 以上
■動作確認済み機種
Optimus Pad L-06C ※2※3
※2 絵文字は使用できません。
※3 ATOKをアンインストールすると動作が不正になる場合があります。入力方法でATOK以外を選択した状態でアンインストールしてください。

と、あるので、絵文字入力はできないものの、動作確認ができていることが分かります。

同じHoneycombのMotorola XOOMも、
同様な動作環境であることからHoneycombの開発がまだ今一歩という感じなのですかね。
(あくまでも予想です)

実際使ってみて良かったこと

さすが、ATOK。
やはり変換精度が違う。

標準で入っているiWnnも格別悪いというわけではないのですが、
ATOKはやっぱり入力したい言葉がすぐ出てきたり、
文が長くなってしまっても、ちゃんと変換してくれます。

それに顔文字が多く収録されていたのも、便利でした。

悪かったところ

Honeycomb端末を使う上でよくあることですが、
キーボードデザインが
「携帯端末向けにデザインされているUIがでっかくなった感じ」
がします。

それがいいアプリもあるのですが、
タブレット端末という広い画面で、でっかいキーボードが使えるという利点があるのに、
携帯端末向けデザインがそのまま拡大されているだけ、というのは辛いものがあります。

僕はQWERTYキーモードで多く使っていましたが、
横向きの時、iWnnはPCの一般的なキーボードのように右の縦方向中央にあるEnterキーが、
ATOKでは右下に来ていたりして、戸惑いました。

それに、iPadもそうだと思いますが、
標準のキーボードのキーは正方形に近い形をしているのに対して、
ATOKはやはり携帯端末のレイアウトをそのまま拡大しているため、横長になります。

自分でキーの高さは調整できますが、それでもやはり押しにくいです。

1500円という値段設定

部活の先輩がATOKを買ってらっしゃいました。
先輩はIS03を利用しているので、すごく使いやすいだろうと思います。

けれど、いくら変換精度が良くても
キーボード自体が悪いものに1500円を払うのはためらいがあります。
(公開当初は期間限定で980円でした)

それに、ケータイアプリに1500円をポンと払える人がそんなに多くいるのかも疑問です。

ガラケー→スマホに移った人は
1コンテンツ315円くらいが普通なんじゃないかっていう勝手なイメージがあります。
ATOKは各社のコンテンツ決済サービスに対応していますが、
携帯代金に1500円って1項目で表示されてたら、ちょっとビックリするかもしれませんね。

もちろんその辺に慣れている人であれば、そんな心配はないのですが。。

PC版のように月額版などお得感のある料金体制が望まれます。

僕、個人は、、
本当に変換精度はいいので、キーボードレイアウトさえ改善されれば買ってしまうかもしれません。

皆様も是非ご検討あれ〜