メーカー直伝auスマートフォンセミナー:ご案内&MOTOROLA RAZR編


 2012年1月16日、auからスマートフォン新機種が発表されました。それをうけまして、1月21日に、原宿にあるKDDIデザインスタジオにて、発表されたスマートフォンのそれぞれのメーカ担当者の方がその場でウリをプレゼン、そして実際に触って体験できるイベントに参加してきました。

今回レポートするスマートフォンは、

  • MOTOROLA RAZR IS12M
  • Optimus X IS11LG
  • Xperia acro HD IS12S
  • INFOBAR C01
  • Galaxy SⅡ WiMAX ISW11SC

の計5種です。
auの型番から分かるとおり、(スマートフォンならIS・WiMAX対応ならISWが頭につきます)5機種中WiMAX対応はGalaxyのみとなっていますが、またINFOBARとXperia acro HD以外はグローバル端末です。第一印象としては、三種の神器などのガラケー機能より、割と性能など今後に目を向けたラインナップだなと感じました。

というわけで、今回はMOTOROLA RAZRのレビューをお送りします。

本当は一気に5機種紹介したかったのですが、どれも結構長くなりそうだったので、機種毎に記事を分けることにしました。遅筆ですが、どうかご容赦ください。

モトローラといえば……?


 モトローラといえば、モバイル部門をGoogleに買収されたニュースできいたことがある人も多いと思います。(または昔からのモトローラファンも多いはず)Androidマニアックな方なAndroidブームの火付け役となった端末「DROID」を生産したのも何を隠そう、このモトローラです。一般的な携帯ユーザーの方にはあまりピンとこない方もいると思いますが、モトローラのAndroid端末といえばある程度信頼のおける製品ということです。最近では、KDDIからタブレットとしてXOOM、スマートフォンとしてPHOTONを展開してきました。

 今回、発表・発売されたMOTOROLA RAZR(レーザー)はAndroidですが、RAZR自体はモトローラの薄型携帯電話のシリーズ名です。2006年12月にドコモから発売された「M702iS・M702iG」もこのRAZRシリーズです。今回のIS12Mは約5年の時を経て復活したRAZRというわけです。

ただ薄いだけじゃない、3つのポイント


 さて、今回のRAZRはただの「薄いスマートフォン」ではないという点を最も強調していました。謳い文句は、

  • スリムなのにハード ー 美しいけど頑丈
  • スリムなのにパワフル ー 妥協のないパフォーマンス
  • スリムなのにクレバー(Clever) ー MOTOROLA独自の先進機能を搭載

というもの。

 『スリムなのにハード』というのは、携帯電話業界では最近おなじみのGorilla Glass採用に加え、背面は「同じ重さの鋼鉄の5倍の強度をもつ」KEVLAR(ケブラー)ファイバー採用という頑丈性。ディスプレイは約4.3インチのQHD Super AMOLED Advancedの有機EL、それに最薄部7.1mmという美しさ、ということ。実際持ってみると、大きな見た目で構えていたところに、ふわっと全く見当違いのものを乗っけられた感じ。重さ約127gにびっくりさせられます。ディスプレーの方は製品名的にGalaxy等でも採用されている綺麗な有機ELなので(その中でもいいものらしい)画質は保証できます。けれど、液晶慣れしている人は、有機EL独特の色合いや目の疲れがあるかもしれません。

 続いて、『スリムなのにパワフル』。1.2GHzのデュアルコアCPUに1780mAhの大容量バッテリーを搭載しています。最近は1.5GHzのデュアルコアCPUのスマートフォンも出てきはいますが、クロック数がそのまま反映されているとは限りません。Android独特のカクカク具合はほとんどなく、逆に「えっ動きすぎ!」と思うくらい敏感に反応してくれます。WiMAXやWIN HIGH SPEEDには残念ながら非対応ですが、通常の通信速度でこのバッテリーなら安心して使うことが出来る気がします。

 最後に、『スリムなのにクレバー』。Cleverというのは賢いとか利口といった意味の英単語ですが、IS12Mにはモトローラ独自の機能がふんだんに盛り込まれています。中でも『Smart Actions』はどのスマートフォンにも欲しい機能です。

電源管理の自動化『Smart Actions』

 『Smart Actions』は1日の行動に合わせて、バッテリー使用量を抑えるため自動で各種設定を最適化してくれるもの。従来のように自分でBluetoothのスイッチのON/OFFを切り替える必要はありません。
 例えば、
 「23時以降」になったら就寝するため「3G通信以外の通信機能は切る、音量はMAXにする」や、
 「会社に」着いたら社内ネットワークに接続するため「Wi-FiをONにする」など、

 自分で行動の鍵となる「トリガー」を設定して、「アクション」を起こしてくれるわけです。しかも、デフォルトで設定されているレシピとオリジナルで編集できることに加えて、IS12Mが利用者の行動を覚えて、その人に最適なレシピを提案してくれる機能もあります。XperiaシリーズのLiveWareをより進化させたものに感じましたが、こちらのほうがカスタマイズ性が富んでいそうでした。

全体的な感想


 「今回発表された端末の中で買ってあげるとしたら、何が欲しい?」的な天使の囁きがあるのならば、迷わず自分はRAZRを選ぶと思います。やはりスマートフォン長年の悩みである電源管理部分を『Smart Actions』のような機能で自動化して煩わしさから解放されたいですし、電池が1780mAhもあるのに7.7mmしかない、ちょっとでっかいポケットにも入れてても気にならない!という理由です。
 それに前作PHOTONから引き継がれているスマホをPCライクに使う『Webtop』機能(要別売のDATA08Wドック)など、便利そうな機能が目白押しでした。

 もし、問題点を挙げるとしたら、やはり有機ELには慣れが必要と言うことでしょうか。今回自分はセミナーの進行の都合上、10分も端末を触っていないのですが、思いの外目がチカチカしました。

 これは会場で質問があったのですが、ハードウェア的には2011年11月に発売された海外版である「Droid RAZR」をau用のアンテナ(WCDMA)に置き換えただけなので、残念ながらPHOTONで対応できてきたWiMAXやWIN HIGH SPEEDに対応していません。先ほど述べたとおり、電池面では有効な判断かもしれませんが、『Webtop』やクラウドコンテンツ配信の『MOTOCAST』を利用する上では少しストレスが溜まりそう。

 「どうしてもお財布・ワンセグ・赤外線を使いたい!」という人は選択肢にも入らないかもしれませんが、ちょっと一呼吸おいて、実機を触ってみると意外に病みつきになるかもしれない端末です。

■モトローラ公式:MOTOROLA RAZR IS12M
■MOTOROLA特設ページ
■au製品ラインナップ:MOTOROLA RAZR IS12M

ちなみに、次回は『Optimus X IS11LG』のレポートを載せます。

発見、「おくだけ充電」

「高速通信と電池の話」で対策としては、外部電源を用意するなど、と書きましたが、やっぱり充電は大切です。

でも、卓上ホルダーの少ないスマートフォンをいちいちプラグに繋いで充電するのはなかなか面倒だと思う人も少なくはないと思います。

というわけで、簡単に充電できちゃう「おくだけ充電」のお話。

ファストフード店にて

先日、マクドナルドにグランドキャニオン・バーガーを食べにいったときの話です。

何気なく2階の窓際に一人で座ったところ、見慣れない機械とポップが置いてあることに気がつきました。

実はこれ(この記事のトップ画像)、docomoがサービス展開している「おくだけ充電」の体験機です。

「おくだけ充電」とは?

そもそも「おくだけ充電」とは何か?

「おくだけ充電」はその名の通り、充電台の上に携帯電話を置くだけで、充電が開始される機能です。

「おくだけ充電」という名前はdocomoのサービス名ですが、技術としては「Qi(チー)」という国際的なワイヤレス充電規格が使われています。
したがって、「Qi」対応端末であれば、docomoでなくとも、さらには日本の端末でなくとも、利用することが可能です。

[参考]各キャリアのQi対応ケータイ

docomo
・スマートフォン
 with series:「ARROWS Kiss F-03D」「F-03D Girls’」「AQUOS PHONE SH-02D」「Q-pot.Phone SH-04D」
 NEXT series:「MEDIAS PP N-01D」
・ガラケー
 STYLE series:「SH-05D」

au
・今のところ、なし

SoftBank
・スマートフォン:「MEDIAS CH Softbank 101N」

体験機では

また、今回ドコモがマクドナルドに設置した体験機にはスマートフォン用のマイクロUSB端子とガラケー用のFOMA充電端子のアタッチメントが付属しているので、「Qi」非対応端末でも体験出来ました。

というわけで、早速、手持ちの電池が切れそうだった「Xperia ray SO-03C」を充電してみました。

こちらの台に、

付属しているアタッチメント(左がFOMA(ガラケー)用、右がスマートフォン用)を、

装着して、

こちらの部分を乗せれば完了。

体験してみて

アタッチメントをつける動作とケーブルをつける手間は、何ら変わらない気がしますが、これがこのようなタイプではなくケース型のようなものだとしたら、かなり便利かもしれません。

あとは割と普通に充電できたこと。
スクリーンショットを取り忘れてしまいましたが、短時間でも割としっかり充電できた印象をもちました。

docomoの提携先企業ページによると、
今回ご紹介したマクドナルドだけでなく、ANAの一部の空港ラウンジ、NATURAL LAWSON、髙島屋などに設置されている模様。

「おサイフケータイ」の時のように、徐々に設置店舗が増えていけば、
休憩中にちょこっと充電みたいな生活が日常になるかもしれません。
そうすれば、電池の残量に悩む日々も少しは解消されます。

もっともっと身近で、さらに色々な機種で使えるようになるといいですね。

高速データ通信と電池の保ちの関係

さて、先日1月16日にauが新製品および新しいサービスを発表しましたね。

最新モデルといえば、高速データ通信!
docomoならLTEの「Xi(クロッシー)」
auなら「WiMAX(ワイマックス)」

新製品5つのうち、1つはWiMAX対応機種です。
(これで計6つになります)

ちなみにdocomoは現行モデルのうち、
Xiの通話端末は4つです。

だんだんと一般ユーザーにも
高速データ通信対応端末が手軽に手に入るようになってきました。

というわけで、
今回はそんな高速データ通信のメリットとデメリットについて、
書いていきたいと思います。

高速通信のメリット

なんといっても、
いつも使っている上でストレスが少ない!

考えてみなくても分かることですが、
いつもネットのWebページみるのだって、
Twitterでつぶやくのだって、
地図を確認するのだって、
すべて通信をして、その結果を見ているわけです。

やっぱり、
サクッと結果はみられた方がストレスがなくてすみますよね。

あとは、色々とお得。

テザリング端末として利用すれば、
別に、Wi-Fiルータを持たなくても
PCから音楽プレイヤー、ゲーム機をネットに接続できます。
(テザリングは現行機種でも対応しているものがありますが、
 やはり速度的な意味でより快適に利用できます)

最近はPS Vitaや3DSなどさらにネットに接続して遊ぶゲームも増えてますから、使う機会はぐっと増えるかもしれません。

それにdocomoだとしたら、
「Xiトーク24」を利用してdocomo同士(相手がXiでもFOMAでも、はたまたmovaでも!)ならば24時間通話無料になります。

auの+WiMAXも、普通にWiMAXを領したら月額4,480円(2年間契約なら3,880円)かかるところを、525円で利用できるのはめちゃくちゃお得な気がします。

帯域制限について

「たいいきせいげん」って何ですかね。
これが腕利きのモバイラー(!?)ならば、
常に気にしているところではありますが、
なかなか聞き慣れない言葉だと思います。

これは簡単に言えば、
「1人がたくさん通信をしてしまうと、
 パンクしたり遅延が発生してしまうから、抑制するよ」
というものです。

これは各社通信方式によって、
実施条件も抑制方法も異なります。
GIGAZINEの記事よりスマートフォン部分を抜粋)

[docomoの場合]
FOMAの実施条件
 当日を含む直近3日間のパケット通信量が300万パケット以上
Xiの実施条件
 当日を含む直近3日間のデータ通信料が約380MB以上

[auの場合]
スマートフォンの実施条件
 直近3日間のパケット通信量が300万パケット以上
 (+WIMAXの分の通信は含まず)
 (さらにWiMAXは今のところ帯域制限は未実施)

[Softbankの場合]
スマートフォンの実施条件
 前々月の月間パケット数が1000万パケット以上

これらを見るとやはり遅延が少ないといわれている高速通信の方が帯域制限が緩いように思えます。
FOMAに関しては「1パケット=128byte」と考えると、
「300万パケット=38400万byte=約366MB」ですので、
わずかながらXiの方が若干余裕があります。

普段のWeb閲覧やメール、Twitterへの投稿だけでは、帯域制限にはひっかからないでしょうが、先ほどいった「テザリング」を利用したり、「Hulu」などのリッチな動画配信サービスなどを利用したりすると若干危うくなってくるかもしれませんね。

高速通信のデメリット

ここでやっと本題。ザックリ言ってしまうと、
高速通信である「Xi」や「WiMAX」を利用すると
かなり電気をしようします。

詳しくは以下の検証を参考に。

ITmedia +D Mobile
「第3回 本当にGALAXY S IIの半分?――「GALAXY S II LTE SC-03D」のバッテリー持ちを検証」
「第3回:夜まで持たない? 「EVO WiMAX」のバッテリー管理を考える (1/2)」

XiやWiMAX搭載端末を出しているメーカーはどこも、電池容量を通常より増やすなどをして対策してはいるようですが、やはり通常のスマートフォンに比べると電池の減りは早いようです。

スマートフォンが出始めた2010年では、そもそもスマートフォンがガラケーに比べて電池が保たないと、広く伝わっていましたので、ガラケーから高速通信対応端末に機種変更・新規購入をした場合は、よりその差を感じるかもしれません。

有効な対策

ユーザーができることといえば、従来のスマートフォンと同じで、

  • BluetoothやGPSは必要な時以外OFFにする
  • SNSやメールなどの自動同期や更新間隔を見直す
  • 画面の明るさを抑える
  • モバイルブースターなど外部電源を持ち歩く

などが挙げられますが、高速通信の場合だと、

  • 必要な時以外は高速通信しない

というのも十分な対策です。
(でもWiMAXはON/OFFが手軽に変えられますが、Xiはどうなんでしょうね…)

必要な時というのは、例えば動画を閲覧するときだったり。
簡単なメールのやりとりやTwitterやFacebookの投稿にフルスピードを発揮してもあまり意味がないということです。

また、メーカー側でもかなり工夫をしているようです。

このブログでも昨年年末に紹介しましたが、
SHARPの「エコ技」など、
ハードウェアに独自に働きかけて、電池の消費を抑えてくれる場合もあります。

2012年ではこのような高速通信も自由に使えるようになるための「エコ」な技術が、よりたくさんスマートフォンに活用されると思われます。

結局、オススメは・・・・・・

やはりオススメはこれ!と一概に言えるものではありません。

けれど、おそらく高速通信を体験した後、FOMAなどの3Gの通信にはおそらく戻れないような気がします。
それほど、「Xi」や「WiMAX」は速く、病みつきになると言うことです。

高速通信端末にして、モバイルブースターなどで対策するか、
手持ちの道具を増やさず、「スマートに」ケータイを所持するか。

2012年は今までより、
さらによく考えてから、スマートフォンの購入をするべきですね。

8/30 Xperia rayの今のところの感想(見た目編)

さて、ちっこいです。Xperia ray。
その小ささは上の画像(指紋とかは使っている証拠!→綺麗にせい)をみていただければおわかりいただけると思います。

比較したモノは
上がOptimus Pad L-06C、
下を左から、

  • Xperia SO-01B
  • Nexus S
  • MEDIAS N-04C(母の)
  • Galaxy S II SC-02C(弟の)
  • Xperia ray SO-03C

です。

この画像をとって、Optimus Padはいわずもがな、
Galaxy S IIが結構でかいってことに気づきました。
薄いんですけど実機をみると凄く存在感があります。

そして、MEDIASの薄さ。
Xperia rayだって9.4mm(最厚部9.6mm)と
初代Xperiaが13.1mmから機種変更して驚いたのに、
世界最薄7.7mm(MEDIAS WPでさえ7.9mm)って本当に薄い。
薄すぎて本当にパキンっと割れちゃいそうです。

Xperia arcとの比較記事で書きましたが、
Xperia rayってMy Little Xperiaと、
女子向けスマートフォンとしてかなり宣伝されていますが、
デザインや持ちやすさにこだわりながらも、
スペックには妥協していない機種なので、
是非、男性も気後れせずに試してほしいと思います。

使っていて、やっぱりすごい使いやすい。
各操作のレスポンス(反応)の早さは初代Xperiaとは比較になりません。
やっぱりCPUの性能とAndroid 2.1(Eclair)と2.3(Gingerbread)の違いですかね。

ただ、
初代Xperiaで慣れていて発生するちょっとした部分が気になります。

それはヘッドホンジャックの位置。


(画像:上がray、下が初代Xperia)

写真を見て分かるように。

Xperiaは
真ん中にジャック、その両脇にminiBタイプのUSBポート、電源ボタンが配置されています。

対してXperia rayは、
真ん中に電源ボタン、そして隣にイヤホンジャックになっています。

ついついXperia rayを使っていると画面をOFFにしようとして
イヤホンジャックの突起を押していたりします。

右手で端末を持つときに(持ち方にもよりますが)
人差し指で押しやすい場所に電源ボタンがあって便利だったので少し残念です。

それにrayでは左側面上部に配置されたUSBポート。

Xperiaの時はこの部分を守るためにカバーがついていて、
いちいち充電の度に外すのがめんどくさく、
また本体との接合部の耐久性に怖々使っていました。
実際1度だけこのカバーが外れて無くなってしまったことがあります。

そんなカバーがXperia rayでは存在しなく、
ポートむき出しになっています。

Xperia arcになってからむき出し仕様になっているらしく、
ソニエリさんとしてはやっぱり
「カバーがめんどい」というユーザーの声を反映させたのかもしれませんね。

ただ、もちろんXperia rayは防水モデルではありません。
風呂に入れたり、
プールに潜ったり、
トイレに落とすことを想定して作られてはいないのですが、
雨の日に使うときすっごく気になります。

やっぱり傘さしていたり、ちょっと屋根のあるところで
電話をするタイミングってあると思うのですが、
ちょっとした風で雨が入ってきて、
この端子部分に入るかと思うと気が気ではなくなります。

個人的には何かのAndroid端末でみた、
左右にスライドするカバーが、
外れなくそして手軽でいいと思うのですが実際あれもどうなんでしょうね。
使っている人の意見を聞いてみたいです。

その他の部分は特に困ったことはありませんね。

最初、Xperia acroまであった
シャッターボタンがなくなってしまったのにはびっくりしましたが、
カメラアプリの動作もかなり快適になり、
撮影→保存までの時間がかなり短縮されていたので、
タッチでサクサク撮影できます。

カラーバリエーションの都合から(Pink,Gold,White)
敬遠してしまう男子諸君が多いと思いますが、
使ってみると携帯端末っていう言葉の意味を再度見返すことになること請け合いです。

「スペックがいいんだから、でかくて当たり前な時代」
なんて言っていたDesire HDの時代は既に通り過ぎた感じです。

次回は
ソフトウェアとか内部のところに注目して書きたいと思います。

8/27 Xperia ray発売日と隅田川花火大会

ついにやって参りました!
Xperia rayの発売日です!!

さんざんブログで記事にしたら、
結構見てくれる人が多かったみたいです。
Xperia ray、さすがソニエリの女子向けスマートフォン。

Xperia arcのスペックを継承しつつ、
手のひらに収まるサイズというのが凄まじい快適さを生み出してます。

今度改めて紹介します。

さて、この日は大移動、
Xperia rayの受け取り先の有楽町だけでなく、
母校ラグビー部の取材に、隅田川の花火と、
かなりの多くの場所へ行きました。

期間限定の1日500円で都営地下鉄乗り放題の切符が役に立ちました。

隅田川の花火の方は初めての参戦で、
ろくに落ち着いて見ることはできませんでしたが、
歩き回り、人に揉まれながらも、
ビルの間などからちょこちょこと見ることができました。

撮影は一眼レフNikon D5100を使用。
まだまだ撮影技術、構図、レンズを使い分けるタイミングが未熟ですね。。

たくさん撮ってうまくなれるといいなぁ。

8/13 Xperia ray(SO-03C)を予約する

http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/smart_phone/so03c/

昨日、Xperia rayの予約をビックカメラ有楽町店で予約してきました!

まあ、理由は前々から申し上げているとおり

  • 手のひらに収まる程コンパクト
  • だけど、Xperia arcとほぼ同等のスペック
  • Optimus Padと持っていても邪魔にならない

を重視しました。

現行のXperia(SO-01B)でもまだ大丈夫な筈なのですが、
ステータスバーの謎の消失に代表される不具合と、
本体スペックとAndroid 2.1が原因の重たい動作に耐えかねまして。。

「My Little Xperia」という広告文句、
カラーバリエーションがピンク・ホワイト・ゴールドと、
明らかに女子向けなスマートフォンです。

ちなみに、僕が予約したのはピンク。
こんな明るい色の携帯電話はD902i(懐かしい!)以来です。

ちなみに値段も一般的なスマートフォンより安めで、今まで使っていなかった人にも使ってもらおうという姿勢が見えます。

ただ、自分の場合は
Xperia端末購入サポート解約金で、若干金額が上がります。

ビックカメラのオプション契約で1050円、
スマホ学割で5250円(docomoポイント)、
値引きされるので、まあ若干安くなる感じです。

みなさんも2011年3月15日前に契約してしまった人は、その辺の料金関係にご注意を!

8/7 Xperia Rayの現時点での期待

この前の記事で電話用のスマートフォンに対して

「Optimus Padがある自分にはシンプルかコンパクトな端末がいいのでは」
と、考えました。

けれど、
やっぱり自分はSony EricssonのXperiaシリーズはかっこいい!と思っているわけで、
MEDIAS WPもGalaxy S IIもそんなに食指が動くような端末じゃないんですよね。

Xperia arcもacroも一台持ちに適したフルスペックな端末。
Optimus Padと組み合わせるにはちょっとオーバーな気がします。

そこで、Xperia Ray。

これは6月に発表された機種で、日本での発売も決定している機種です。
SO-03Cと登録されているようなので、NTT docomoから発売みたいです。
店頭にモックも順次置かれてきているようです。

Sony Ericsson SO-03C(Xperia ray)がPTCRBを通過 | juggly.cn
http://juggly.cn/archives/34561.html

ソニー・エリクソン エレガントでコンパクトな「Xperia Ray」発表 | Google Pad
http://gpad.tv/phone/xperia-ray/

どんな機種なのか調べてみると、
簡単にいうとXperia arcのコンパクトバージョンという感じ。

比較してみると本当にただコンパクトにした感じでおもしろい。
(以下の内容のrayの項目は発表されたグローバル版のもので、日本版は変わるかも)

【サイズ】
(高さ×幅×厚さ 単位はmm)
arc: 125×63×11.4 最薄部=10.9
ray: 111×53× 9.4

【重さ】
arc: 118g
ray: 100g

【ディスプレイ】
arc: 4.2 inch FWVGA(480×854)
Reality Display, Moblie Bravia Engine
ray: 3.3 inch FWVGA(480×854)
Reality Display, Moblie Bravia Engine

【カメラ】
arc:(アウト) 裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R for mobile”
     810万画素 F2.4
(イン) なし
ray: (アウト)arcと同じ
(イン) 30万画素

【Androidのバージョン】
arc: 2.3(更新で2.3.3)
ray: 2.3

【CPU】
arc: Qualcomm MSM8255 1GHz(Adreno 205 GPU)
ray: Qualcomm MSM8255 1GHz(Adreno 205 GPU)

【ROM(内容ストレージ)】
arc: 1G
ray: 1G

【RAM】
arc: 512MB
ray: 512MB

【無線LAN】
arc: IEEE802.11b/g/n
ray: IEEE802.11b/g/n

【バッテリー容量】
arc: 1500mAh
ray: 1500mAh

基本的なスペックだけ比較。
本当にほぼ小さくしただけ、というのが分かります。

画面サイズが小さくなったので、
同じバッテリー容量ならば電池の保ちが良くなるんじゃないか、
という気がします。

それにインカメラが搭載されるので、Google Talkなどのビデオチャット(要Android 2.3以上)も利用可能になりそうですね。

最近はSkypeも徐々にモバイル端末上でビデオチャットが可能になってきていて、
Skypeブログによると、Xperia rayではすでに動作を確認しているみたいです。

場所によってはXperia+PSPというようなXperia Playが
SO-01Dとして今年の秋冬モデルとして発売するような話になっていますが、
3G回線が利用できるPlayStation Vitaがあるなら、
あまり利点が少なくなっている気がします。

まあ、携帯電話利用がメインで、
ゲーム機を別途持たなくて良いというメリットはあるかもしれません。

そうなると、ここでRayを選ぶという選択肢も捨てた物じゃないですね。

スマートフォン2011夏モデルで機種変更するとしたら

眠気覚ましと妄想と。
お金もないので機種変更するつもりはないのだけど。
最近、今期のモデルについて聞かれることも多いので、自分的備忘録。

事前事項

まず。
機種変更元はXperia(SO-01B)。
賛否両論だけども、昨年4月頭に出たスマートフォンブームの火付け役。

不満な点は、
ROM(内蔵メモリー)の少なさと旧世代CPUとOSによる動作速度。
OSは1.6→2.1でまだましになったとしても、海外の同一機種であるXperia X10は最新版のGingerbread(2.3)に対応した。
ただ、SDカードへのアプリ移動はFroyo(2.2)以降の機能に加え、対応アプリは少ない。

そして、
アプリ更新時に(勝手に)再起動、
ステータスバーが消えて再起動で対処、
何もしてないのに再起d(ry
という、放置されている不具合が挙げられる。

また、
自分はOptimus Padと2台持ち(月々サポートセット割対象)なため、docomoから他社へのMNPは不可。

データ通信は3Gではなく、
外出先ではOptimus Padのテザリング、
家などでは各種Wi-Fiを利用しパケット代を節約する。

今期のスマートフォンはどんなものがある?

docomo 2011 夏モデルの主な特徴
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/2011_summer_feature/index.html?icid=CRP_PRO_rec1_2011_summer_feature

ここなどから参照して簡単に特徴を列挙していく。

Optimus bright L-07C
IPS液晶搭載で、日光の強いところでも見やすい。
何気に軽い、薄い。何気に8台までテザリング可能。
着せ替えカバー同梱。

MEDIAS WP N-06C
防水かつ極薄スマートフォン。
「ワンセグ」「赤外線」「おサイフケータイ」3種の神器を搭載。
オプションでスマートフォンには珍しい卓上ホルダ有り。
各種ビギナー向けアプリをプリインストール。

AQUOS PHONE SH-12C
3D静止画・動画撮影可能ツインカメラ搭載。
Optimus Padと違ってもちろん3D液晶。
シャープなので、ガラケーからでも安心なガラスマ機能。
CPUは1.4Ghz(1Ghzが主流)

Xperia acro SO-02C
Xperia acroのガラスマ版。
ただし、ワンセグ録画に非対応。
明るいレンズと裏面照射型CMOSのカメラが写真が綺麗。
Facebook Insideやプラグイン対応Timescapeなど、SNSにも相変わらず強い。

GALAXY S II SC-02C
日本で発売中スマートフォン唯一のデュアルコアCPU。
明るく省電力なSUPER AMOLED Plusディスプレイ。
準グローバルモデルなのに、ワンセグ搭載。
Appleとの訴訟問題は大丈夫ですか、サムソンさん。

BlackBerry Bold 9780
新OS BlackBerry 6搭載。spモードに対応。
日本語アプリも増えてきて、
ビジネス特化だけではなくエンタメ方面にも力を注いでいる。
でもやっぱり、情報が少ない。

自分の用途にあうものは?

先に述べた、不満事項からすると、
Android 2.3搭載で、CPUもなるべく最新のものである必要がある。
けれど、今回の夏モデルは全てAndroid 2.3で、
CPUで特出しているのはGalaxy S IIだけ。
AQUOS PHONEも健闘しているけれども、Galaxy S II からしてみればどんぐりの背比べだ。

では、Galaxy S IIにするかと言われれば、
大いに迷うところである。

まず、そんなにデュアルコアにお世話になるようなことをスマートフォンでやる気はない。

同じくデュアルコアのOptimus Padでそれは十分事足りている。
僕の場合のスマートフォンを活用するシチュエーションは、
電話利用時やHoneycomb(3.x)ではうまく動かないアプリを使うためだったりする。

となると、MEDIAS WPくらいがちょうどいい感じがする。

なんといっても最薄。

でかいOptimus Padとでかいスマートフォンを持っている様は、
全然スマートじゃない。
けれど、MEDIAS WPならば一緒に持っていても苦にならないのではないか

それに自分にとって初めての防水仕様の端末。
風呂で使ってみたり、色々試したいことも多いし、
オプションとはいえ卓上ホルダがあるのは充電が一気に楽になる

他の端末ももちろん魅力的な端末であることは確かだが、
ほとんどが「メイン端末」として利用される物ばかりだ。

僕にとって、メイン端末は
「インターネットを快適にブラウジングできるOptimus Pad」なので、
電話機能などはサブ端末(=スマートフォン)に担ってもらいたい。

じゃあガラケーにすればいいじゃん。
と、いう意見もありそうだが、
「テンキーが嫌い」「同期しないアドレス帳・メールが嫌い」
という観点から今更ガラケーの選択肢はない。

となるとやっぱり、邪魔にならなく納得の出来るモデルはMEDIAS WPなのかな、という気がする。

欲を言うならば、
プリインストールされている無駄なアプリや機能は邪魔だ。

日本でもNexus Sの様に、
グローバルモデルかつピュアなAndroid端末が発売されたっていいじゃない、と思うが、
どう考えても一般ユーザーには受けないだろうから、
いい意味でも悪い意味でも初心者に優しい日本市場にはなかなか入ってこないだろう。

それでも、そういうのが欲しければ、
電波を生け贄に捧げて、docomoからMNPでSoftbankへ
HTC Desire HDなどに走るしかない。

最後に

今回はdocomoのスマホのみ取り扱いましたが、
「いや、僕、auの庭の住民だし」とか
「お父さん!SMAP最高!」とか
「お猿さんでチェンジ!」(古 とか
いう人は是非、ホームページやパンフレットで色々調べてみてください。

それに、本屋に行ってみて最近はスマートフォンの雑誌を眺めたり、買ったりするのもおすすめです。

パンフレットなどには書いていない、
プロのレビューアーが実際に使ってみて、初心者にも分かり易く教えてくれます。